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From；西村剛
Yahoo!ファイナンスのセミナー会場より、、、
ズバリ、あなたに
「明日上がる銘柄を探す方法」
をお教えしましょう。
こんな方法、私はめったに教えませんので、
今日は、貴重な1回になるでしょう(笑)
さて、なぜこんの方法をお教えしようとしているかと言うと、、、
私が株の専門家ということもあり、
そのことを知ると、色々な方からこのような質問を受けるのです。
「明日上がる銘柄は何ですか？」
と。
ちなみに、今Yahoo!ファイナンスのセミナーに登壇したばかりなのですが、
やはり、このような質問をいただきました。
過去に私の質問したことがある方がいれば、
そうだったと思いますが、
基本的に、このような質問に関しては、
大変申し訳ないのですが・・・
「それは分からないですね。」
と、さらっと答えてしまいます。
質問した方にとっては、
「専門家を名乗っているのになんで？？？」と思うかもしれません。
ですが・・・
本当に申し訳ないですが、
そんなものなのです。
正直、私には「明日上がる銘柄」は分かりません。
だって、上場企業の数を調べてみてください。
というより、新聞の株価欄を見れば分かりますよね。
いくら専門家の私でも、あの数の中から、
毎日「明日上がる銘柄」を探すのは不可能です。
だって、一社一社調べたら、
とれもじゃないですけど、いくらあっても時間が足りません。
でも、それに対して、、、
「専門家なんだから、それを攻略する方法を持っているんじゃないの？」という方もいるでしょう。
実は・・・
あまり多くの人には教えたくないのですが、
「1つ」だけ、その方法があるのです。
今日は、その方法について、これからお伝えしますね。
ズバリ、その方法ですが、それは・・・
「上がる銘柄を定義する」
ということです。
「えっ？」と思うかもしれませんね。
というより「それだけ？」と思うかもしれません。
でも、「それだけ」です。
ただ、、、
この「それだけ」のことですが、これから私が話す内容を聞くと、
決して「それだけ」では終わらないことが分かるでしょう。
単純に「明日上がる銘柄」と言っても、
トレードで利益を上げるには、何を持って上がる銘柄なのか
しっかりと決めなければいけません。
それこそ、、、
いきなり明日寄付きから10%上昇して、
後場にかけて下落してしまうような銘柄では意味がありません。
それは、あなたも分かりますよね。
やはり、寄り付きで買っても、
引けにかけて上昇していく銘柄でなくてはならないのです。
このように明日上がる銘柄といっても、
単純に前日比で上昇しているのではなく、
「寄り付きで買って、引け成行注文で決済を行い、利益が出る銘柄」
つまり、、、
「日足のローソク足で陽線が出やすい銘柄」
と定義付ける必要があります。
では、どのような銘柄が
日足のローソク足で陽線が出やすいのでしょうか？
せっかくですので、
ちょっと、あなたも考えてみてください。
・
・
・
・
・
いかがですか？
どんな銘柄が該当するか、分かりましたか？
答えを言うと、
「短期的に大きく下がった銘柄」です。
どうです？
あなたの答えとあっていましたか？
さて、この定義には続きがあります。
ただ「短期的に大きく下がった」といっても、
ここから、定義付けは色々あります。
例えば・・・
○前日比ストップ安だった銘柄
○前日比で10％以上下落した銘柄
○終値と25日移動平均線の乖離率がマイナス20％以上の銘柄
などなど、定義は一つではありません。
この「短期的に大きく下がった」を
どのように定義付けるかによって成績が大きく変わります。
では。。。
この定義付けの中で、良いものはどうやって探すのでしょうか？
それは。。。
結局それか～～～～～～！
と言われてしまいそうですが(笑)
やっぱり「システムトレード」ですね。
システムトレードで検証すれば、どの定義が一番利益が上がりやすいか分かりますし、
しかも、、、
毎日、新聞を見たりニュースを見たり、
そして、株価を見なくても・・・
「明日上がる銘柄」を、日々発見することができます。
しかも、その銘柄を一番利益が確保できるタイミングで売ることもできます。
この言葉を聞くだけでもそうですが、、、
ま～、このシステムトレードは今までの概念を壊す、
驚きのトレード法なのです。
加えて、色々情報を探す必要がないので、
精神的に「ラク」・・・、つまり「ラクして利益が上がる」という方法なのです。
あまり言い過ぎと
かえって怪しくないので、これくらいで止めますが・・・
この「明日上がる銘柄」を探す方法で、
あなたに一つ気が付いていただきたいことがあります。
それは・・・
「明日上がる銘柄を探すのに『ファンダメンタルズ分析は必要ない』」ということです。
おそらく、このような質問をする方の多くは、
ファンダメンタルズ投資や裁量トレードをしているのではないでしょうか。
そもそも、システムトレーダーの人口が少ないので、
その可能性が濃厚です。
ファンダメンタルズ分析は、あくまでも、
1年後など、中長期的に見て株価が上昇する銘柄を探す方法です。
決して、短期的に上がる銘柄を探す方法ではありません。
例えば、トヨタ自動車が良いと思っても、
あれくらいの大型株ですと、今日も明日も明後日も、、、
という具合に株価が上がることは、まずありません。
だから。。。
ファンダメンタルズ分析は、明日上がる銘柄を探すのには不向きなのです。
いかがでしょうか？
いつもはシステムトレーダー向けに、この記事を書いていますが、
今回は、ファンダメンタルズ分析をしている方向けに書きました。
きっと、あなたは概念を壊されたかもしれません。
ですが、、、
この考え方が重要です。
もし、あなたがファンダメンタルズ分析で
明日上がる銘柄を探しているならば、、、
それは、今日でやめたほうが良いでしょう。
だから、もし明日上がる銘柄を探したい場合は、
あの定義を探せるシステムトレードのような手法のほうが良いかもしれません。
さ～、「明日上がる銘柄」を探すのに、
あなたは、今日から、どのような方法を実践しますか？
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西村 剛
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