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From；西村剛
東京の自宅より、、、
「ごめんなさい！
許してください！」
「は～～～～～～っ？
謝ればすむと思ってんの？
謝ってすむなら警察いらないわ！」
「だから、ごめんなさい！
許してください！
もうしません！」
「だ、か、ら～～～～～
謝ればすむと思ってんの？」
「ごめんなさい！
じゃ～、どうすれば許してくれるの？」
「は～～～～～～～～っ？
自分で考えれば？」
とま～、夫婦や恋人の中で起きそうな（？）
いや、実際あなたにも経験があるだろうと思って
こんな会話を出してみました。
ま～、私も経験がないとは言いませんが・・・(笑)
この状況すさまじいものがありますよね。
「謝ってすむなら警察いらないわ！」
なんて、あってるけど、あってない
全く意味不明なひと言ですしね(汗)
ただ、ま～こんな状況のとき、
男性は「何とか、この場を乗り切らなければ・・・」と
ぐるぐる頭の中を巡らせるでしょう。
あれをしようか？
あの言葉を言えばいいか？
はたまた、あれをすればいいのか？
などなど、とにかく今を逃れるために、
様々な画策を練ることでしょう。
ただ、、、
どれもこれも、それを言ったところで・・・
「謝ってすむなら警察いらないわ！」
と言われるのがオチ。
厳しい状況は全く変わりません。
あ～、まさにどうしたら良いのか・・・
困ったもんです。。。
「あ゛～～～～～～～～」
「う゛～～～～～～～～」
実際に、こんな声が出るか分かりませんが(笑)
こんな声を出したいとき
きっと、あなたの顔はこんな状態でしょう。。。
↓
(´Д｀).∴
ま～、まさにえらいこっちゃ状態です。
手詰まり・・・
というやつでしょうか。
ただ、これは男女間の話ではありますが、
似たような状況が、システムトレードでもないでしょうか？
「えっ？」
という感じですか？
実はコレ、、、
売買ルールを作るのに、何度も何度も検証をしているときに、
似たようなことが起きます。
さすがに
「謝ってすむなら警察いらないわ！」
な～んて、言葉は言われませんが
「あ゛～～～～～～～～」
「う゛～～～～～～～～」
など、実際にこんな声を出したいほど
「カオス（混沌）」
になってしまうことがあるのです。
とくに、これはシステムトレードのレベルが
初級者から「中級者」になる過程で起きやすいことです。
実際に、私のもとで学んでいるシステムトレーダーで、
今まさに、「中級者」の階段の一歩を踏み出そうとしている方から、
こんなとき、どうすればいいですか？というご質問をいただきました。
実は・・・
私も今はシステムトレードを教える立場ですが、
つい数年前は、斉藤正章さんに教わりながら
システムトレードをはじめた初心者でした。
だから、、、
中級レベルになるころに、同じような経験をしました。
では、実際このようなカベを打破するには
どうすれば良いのでしょうか？
それには、こんな有効な方法があります。
分かりやすく言えば、
「カオス（混沌）」
になったのですから
「シンプル（単純）」
にする。
ただ、それだけです。
これは私も実際に、この壁を売り破るために実践したのですが、
逆の発想で「カオス」を「シンプル」にしてみました。
おそらく、検証を重ねているということは、
売買ルールが、思った以上に複雑になっている可能性があります。
ぜひ、今あなたが設定している
売買ルールの条件式を見てみてください。
理想は、もっとシンプルなほうが良いのに、
思った以上に複雑になっていないでしょうか？
もし、そうであれば、これを考えてみてください。
「1つだけ条件式を残すとしたら、どの条件式を残す？」
いかがですか？
考えてみてください。残すのは1つだけです。
きっと、そこでは
○終値と移動平均線の乖離率は外せない！
○株価位置（50日）はいったん外してしまおう！
○手仕舞い（売り）も「エントリーしてから20日が経過」だけにしてしまおう！
などなど、色々な葛藤があるかと思います。
ですが、実運用で試しているわけではなく
シミュ―レーションとも言える検証段階ですので、
とにかく、考えてみましょう。
どうです？
残す1つの条件式は考えられましたか？
では、次のステップです。
次は、その条件式だけを使って検証してみましょう。
もし、その結果、、、
資産曲線が右肩上がりになっていれば、
その売買ルールは、本質的に有効な売買ルールです。
それであれば、安心です。
あとのステップは、
選んだ1つの条件式に、先ほどまで加えていた条件式を
1つずつ加えてみてください。
そうすることで、これまで見えてこなかった
改良のポイントや、余計な条件式が入っていたことに気が付くでしょう。
ちなみに、、、
もし資産曲線が右肩上がりでない場合は、
その売買ルールは、有効でない可能性が高いです。
そのときは、断腸の思いかもしれませんが、
きっぱりあきらめましょう。
こんな例えがよいか分かりませんが、
腐って味が変わってしまった食材を使って料理し、
どれだけ味付けしても、味が整わないように、
そもそもの素材が悪ければ、どれだけがんばっても
成績が良くなる可能性は高くありません。
だから、スパッと切り替えたほうが良いでしょう。
いかがでしょうか？
「カオス（混沌）」になったのですから「シンプル（単純）」
たった、これだけのことですが、このカベはこれで打破できます。
検証作業は、一人で行うことが多いので、
どうも、考え方が凝り固まって、それがカオスに結びつくことが多いものです。
そして、一人で行き詰まりを感じ、
もがき苦しんでしまうものです。
そんなときこそ、隣にシステムトレード仲間がいるのがベストなのですが、
それも案外難しいものです。
だからこそ、このような発想の転換を身に付けておくと良いでしょう。
もし、今のあなたがカオスであれば、
ぜひ、この方法を、今スグ使ってみませんか？
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西村 剛
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