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3択クイズです。
「シグナルが出ない」ことは、言い換えると何のことでしょうか?
○1.トレードができなくて「暇」すること
○2.トレードができなくて「チャンス」を逃していること
○3.トレードができなくて「損をするトレード」を回避していること
さ~、どれでしょうか?
あなたは、どれだと思いますか?
こんな質問をすると、「バカにしてるのか~~~!」
と怒られてしまいそうですね。
では、あなたの答えはどれですか?
では「1」の人~~~?
う~ん、、、さすがにこれは、ごくごく少数派ですね。
「1」を選んでしまったあなた、もし暇してる時間があれば検証しましょう(笑)
では「2」の人~~~?
う~ん、、、どうでしょ、これはけっこう多いかもしれません。
そうですね。確かにそう思うのも無理はありません。
シグナルがでないことは、「利益を上げるチャンスを逃している」ように見えますよね。
ふむふむ。
では「3」の人~~~?
おや、これは案外少ないですね。2割もいないですか。
あまり、「損をするトレードを回避していること」は、人気がないようですね。
さて、多数決で見ると、この3択の順位は、
【第1位】2.トレードができなくて「チャンス」を逃していること
【第2位】3.トレードができなくて「損をするトレード」を回避していること
【第3位】1.トレードができなくて「暇」すること
という結果になりました。
さて、この結果、あなたは本当に正しいと思いますか?
一応、断っておきますが、
これは選挙と違って、票が多ければよいものではありませんからね(汗)
キチンと正解があります。
さあ、あなたの意見はいかがでしょうか。
多数派の「2」を選んだ人が多いので、
別に何とも思わないかもしれません。
しかし、、、
もし、あなたがこの結果に「何も思わない」のであれば、それは『危険信号』です・・・。
私の推奨するシステムトレードは、
過去20年間の株価データで検証し、
統計的に優位な売買ルールを導き出し、シグナル通りに売買することです。
ちなみに、あえて私の「推奨」と入れたのは、
検証期間を「20年」としているからです。
とにかく、このシステムトレードの特長は、
一度、優位な売買ルールを発見してしまえば、
あとはシグナルに従って、淡々と売買するだけです。
それだけで、検証結果に近い結果が得られるのです。
これは、非常に良いことでしょう。
しかし、ある意味、
売買ルールの発見後は、ラクをしますので、
売買ルールの発見までの道のりは険しく長いものです。
でも、その険しく長い道のりを歩んだ分、
その後は、特に日々の株価に追われることなく、
とにかくシグナル通りに、売買すればよいのです。
さてさて、このシグナルですが、
システムトレード初心者の方の多くが勘違いしてしまっていることがあります。
あなたは、それが何だか分かりますか?
それは、、、
「シグナルは、しょっちゅう出るもの」
だと思い込んでしまっていることです。
もちろん、これは細かいことを言えば、
売買ルールによって、売買回数が違いますので、一概に言えません。
ただし、極端なことを言えば、
「毎日シグナルが発生することは、ほとんどない」のです。
でも、どうしても、これがトレーダー心理なのか、
トレードすることに快楽を覚え、シグナルが発生することを求めてしまいます。
本来は、トレードをすることが目的ではなく、
トレードで利益を上げることが目的なのにも関わらず・・・。
そして、この「快楽」がないと、
初心者の皆さん、いえ、中上級者の方の中にもいるでしょう
「快楽」がないことに「不安」を感じるのです。
だから、この快楽であるシグナルが出ないと
○せっかくの投資チャンスを逃してしまうのではないか・・・
○トレードしないなんてもったいない!何か買わなきゃ!
○トレードできないのは退屈だなぁ。適当に裁量でトレードしてみようか!
○シグナルが出るように売買ルールの条件を甘くして運用してみよう!
と考えてしまいがちなのです。
そろそろ、カンの良いあなたであれば、お気づきでしょう。
最初のクイズの答えが。
こんな話をしているということは、、、。
話を続けましょう。
とにかく、快楽であるシグナルがないと、
不安で不安で仕方がなくなってしまいます。
そして、その不安に耐えられなくなり、
せっかく有効な売買ルールを発見したのに、
裁量でトレードし始めたり、
条件を緩めて「シグナルが発生しやすい」ようにしたり、
本来「利益を上げること」が目的なのに、
それに反して、「快楽」を目的にした行動をとってしまうのです。
これだけは、ぜひ避けていただきたいことです。
ということで、クイズの答えですが、
正しいのは、
【第2位】3.トレードができなくて「損をするトレード」を回避していること
です。
【第1位】2.トレードができなくて「チャンス」を逃していること
は、正しい答えではありません。
これは、単なる「快楽の追及」です。
トレードにおいて「快楽の追及」は何の役にも立ちません。
もちろん、精神的な満足はあるかもしれませんが、
トレードの本筋である「利益」は、大きく圧迫します。
斉藤正章さんは、シグナルが出ないことをこう説明します。
「シグナルが出ないことは、チャンスを逃しているのではなく、
『損するトレードをしない』というシグナルが出ていることです。」
他の言い方をすれば
まさに、
【第2位】3.トレードができなくて「損をするトレード」を回避していること
ですね。
シグナルが出ないことは、決してマイナス要素ではありません。
これは、マイナスではなく、「明確にプラス」です。
シグナルが出ないシグナルは、
あなたが、損するトレードに、あえて飛び込まないようにするサインなのです。
いかがでしょうか?
この部分は、頭でわかっていても、
なかなか現実となると難しいかもしれません。
しかし、ここからあるのは、精神的な問題です。
根性論で片づけてよいか分かりませんが、ここからは根性で自制を保つしかありません。
さあ、あなたは今後、
シグナルがでないとき、どう考えますか?
■追伸.1
このラジオ、もう聴いた?
↓
http://www.fairtrade.co.jp/r/fjg3i
■追伸.2
ラジオで話している「Yahoo!ファイナンス×みんかぶ」の新サービスに、私も参戦中です。
↓
http://www.fairtrade.co.jp/r/4AFM4
■追伸.3
斉藤正章さんの「無料」動画を【明日(7/12)17:00まで】公開中ですよ。
↓
http://www.fairtrade.co.jp/b/155HRBC
西村 剛
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