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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
大きな上昇トレンド到来か?
今日は、そのような話があるので
単刀直入に、相場の状況について解説しましょう。
昨日(11/12)の日経平均株価が
続伸しました。
日経平均株価は、
前日比0.4%プラスの17197円05銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.2%マイナスの932.62ポイント
で終了しています。
前日の急騰で、
さすがに昨日の上昇幅は。それほどでもありませんでした。
しかし・・・
日経平均株価は、
2日連続で年初来高値を更新です。
引き続き好調な地合いが続いています。
では、なぜそんなにも好調なのでしょうか?
人間、好調なときほど、
その要因分析を忘れてしまいがちです。
言い換えれば、失敗の原因は調べようとしても
成功の要因というのは、なかなか調べないものです。
果たして、それが
一過性のものなのか、再現性のあるものなのか
そのような部分を知るためにも、
ここでこの好調な理由を確認しておきましょう。
株価がここ2日上昇している材料は、
この2つです。
○消費税引き上げの延期
○衆議院解散総選挙への期待
一部報道では、
安倍首相が「消費税引き上げの延期」を発表するのではと言われています。
そして、その消費税引き上げの是非を問うためにも
衆議院解散総選挙をするのではないか
そのような期待から、株価が上昇しています。
では、なぜ
「消費税引き上げの延期」と「衆議院解散総選挙」
で株価が上がるのでしょうか?
消費税引き上げの延期は、
何となく分かるとしても、
衆議院解散総選挙も株価が上がるというのは
イマイチ分かるようで分からないですよね。
よくメディアでは、投票に関する品物を扱う企業が
儲かるとか、何とか言っていますが、
そんな一部の企業が儲かったからといって株価は上がりませんよね。
では、一体なぜなのでしょうか?
まず、「消費税引き上げの延期」から解説すると。。。
これは、足許の経済指標で
4月に消費税を8%に引き上げたことから
景気が悪化していることを表す数字が
発表されていることが影響しています。
つまり、、、
このまま消費税を10%に引き上げると、
「さらに景気が更に悪化するのではないか」
と懸念が強まっているのです。
ということは・・・
仮に、安倍首相が「消費税引き上げの延期」を発表すれば、
単純に考えると、
次の消費税増税の時期まで景気悪化のタイミングが遅れます。
だから、このニュースは
株価にとってはプラスに働くでしょう。
次は、問題の「衆議院解散総選挙」です。
なぜ、これが株価が上がる要因になるのか?
それは、結論から言えば、
「政治の安定性」によるものです。
今の安倍政権の支持率、野党の状況を考えれば、
解散しても、自民党の過半数獲得は高い確率で起こり得るでしょう。
つまり、そうなれば良いか悪いかは別にして、
日本の政治は今以上に安定するでしょう。
実は・・・
この「政治の安定」というのは、
外国人投資家が気にしている大きなテーマなのです。
仮に、経済が良くても政治に不安が残る国というのは、
その国が将来どうなるか予測するのが困難です。
したがって、
政治が不安定な国へに対し、
外国人投資家は、大きな資金を投入するのためらいます。
確かに、自分が海外に投資することを考えれば、
そうですよね。
私の株の師匠である戸崎裕隆氏は
イスラエルの株の口座を開き、
実際に取引したかは分かりませんが、
仮に、イスラエルがものすごく経済状況が良くても、
政治に安定性がなければ、不安はありますよね。
だから、私の師匠は口座を開いたとか、開かないとか
という話でしたが、あなたがすすめられても、
ちょっと考えてしまいますよね。
そんなところなのです。
だから、、、
政治が安定していれば、投資しやすいのです。
その国の将来を予測することが
比較的容易になります。
もし、安倍首相が「衆議院解散総選挙」を決め
自民党が過半数を獲得したとしましょう。
そうすると、政治の安定が
さらに見えてきますので、外国人投資家が日本株を買う材料になるのです。
今の相場は、まさにこの
「消費税引き上げの延期」と「衆議院解散総選挙」
を織り込みに向かっている相場ではないでしょう。
ただし・・・
今のところ、この2つが実現する確率は低い
と私は考えています。
しかし、仮に実現すれば、日本株にとっては大きな材料です。
この2つが実現したら、
昨日お話ししたようにミニバブルだと思いますが、
大きな上昇トレンドが期待できるでしょう。
もし、大きな上昇トレンドが発生したら、
そのときに威力を発揮するのが、
「順張り戦略」です。
順張り戦略は、
勝率こそ40%と低いものの、
平均損益率は約20%に達する戦略です。
だから、確率は低いかもしれませんが、
大きな上昇トレンドを想定して、今から順張り戦略を
準備しておくと良いかもしれません。
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西村 剛
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