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From;西村剛
東京の自宅より、、、
「調子に乗るな・・・冷静になれ」
「相場良いときほど、冷静になれ」
「うぬぼれるな・・・冷静になれ」
と、、、
ここ最近、私は自分に
このような言葉を投げかけています。
なぜなら・・・
理由は、そのままですね。
状態が良いときほど、おごることなく冷静になれ
ただ、それを自分に言い聞かせているからです。
昨日の日経平均株価は、
前日比0.5%プラスの17490円83銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.4%マイナスの906.07ポイント
で終了しました。
ん?
と思うでしょう。
そうですね、
日経平均株価がプラスなのにもかかわらず、
東証マザーズ指数は、マイナスなのです。
この原因は、
ミクシィ(2121)が5.5%下落したことです。
ただし、
この原因は別として、
やはり、今の株式市場の調子の良さは、
日経平均採用銘柄のような大型株主導だということです。
そこからくる上昇相場が続いているということなのです。
だから、私は
自分に、ああ言い聞かせているのです。
ちなみに、、、
大型株が上昇している要因は、
消費税増税延期と解散総選挙による自民党政権の安定を
期待して外国人投資家が日本株を買っていることです。
11月1週の東証一部の投資主体者別売買動向をみても、
外国人投資家は7648億円の買い越しでした。
そして、対照的に
個人投資家や信託銀行が株価急騰で利益確定のために
日本株を利食いしています。
また、11月1週における日経225先物の投資主体者別売買動向をみても、
外国人投資家は7738億円の買い越しでした。
このような状況を考えれば、
今後の大型株が上がるか下がるかは、
「外国人投資家の動向次第」だといえるでしょう。
そして、この外国人投資家の動向が日々反映されるのが、
外資系証券寄付き前動向です。
↓
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)
これを見る限り、
今のところ買い越し基調に変化は見られません。
しかし、日々の数字で売り越しの日が続くと
外国人投資家の動向に変化が出てきた可能性があります。
順調な相場こそ、
「調子に乗るな・・・冷静になれ」
「相場良いときほど、冷静になれ」
「うぬぼれるな・・・冷静になれ」
といった具合に、慎重に、注意深く株式市場と接する必要があります。
もちろん、
システムトレーダーは、日々シグナル通りにトレードするだけです。
だから、もちろん
あなたは、日々冷静に売買していると思います。
ですが、気を緩めると、
何が起きるか分からないので、
しっかりと気を引き締めておきましょう。
また、今日お話ししたような情報で
冷静に株式市場を見ていれば、周囲がお祭りムードの中、
ちょっとした変化をつかみ、次のトレンドへの対応がしっかりできます。
対応がしっかりできるということは、
しっかりと利益を上げらるということですね。
だから、ぜひシステムトレーダーのあなたも、
外国人投資家の動きは、注意しておくと良いかもしれませんね。
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西村 剛
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