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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
日経平均株価17,000円割れ・・・
しかも、、、続落。
そして、、、
総選挙明けの大幅下落です。
例年上がる傾向のある12月の株式市場で
こんなことが起きているのですから、
日本株の行く末を心配している人も多いでしょう。
そのあなたの心配や危機感を
さらにあおるようで申し訳ないですが、
実は、、、
この「日経平均株価17,000円割れ」のニュースに隠れ
日本株の暴落を引き起こすかもしれない
少々恐ろしい事実がありました。
それに気が付いている個人投資家は
まだ少ないと思います。
そこで、今日はその「暴落」を引き起こすかもしれない
隠れてしまっている事実をお伝えします。
まず、その事実を確認する前に、
昨日の株式市場について、おさらいしましょう。
昨日（12/16）の日本株市場が続落しました。
日経平均株価は、
前日比2％マイナスの16755円32銭、
東証マザーズ指数は、
前日比2.9％マイナスの 878.18ポイント
で終了しています。
選挙が終り、今後の安倍政権の政策を見極めたいと
買い控えが先行していることが、この株価下落の要因でしょう。
ただ・・・
実は、それよりももっと重要な要因があるにも関わらず、
その要因についてメディアでは報道がほとんどされていませんでした。
それは
「ルーブル危機」
です。
ロシアが政策金利を10.5％から17％に引き上げました。
それが原因で、ルーブル急落から
世界的な経済危機になるのではないかとの懸念が広まったのです。
そして、その懸念につられ
日本株も下落したのです。
まさに、数年前のヨーロッパで起きた金融危機のときのように、
日本株は何も悪いことをしていないのに、とばっちりを受けたということです。
ですが・・・
このルーブル危機について、
今のところは大きく報道されていません。
数年前の金融危機のときがそうだったように、
通貨危機は大きな火種になる場合もあります。
そして、、、
予想外の暴落が起こる可能性もあります。
だから、この状況をふまえると、
日本株も突然の暴落があってもおかしくないのです。
当面、ロシアの通貨や株価に注意しておきましょう。
ちなみに、（1324）NEXTFロシアというETFの値動きを見ていれば、
ロシアの動向は分かるかと思います。
ただ、そうは言いながらも
毎回確認しているコチラの指標
↓
【外資系証券寄付き前動向】
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
（『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）
を見ると、昨日（12/16）は、買い越しです。
だから、アナリストとしての私の見解では
それほど問題視はしていません。
ですが・・・
私たちシステムトレーダーにとって
もし「暴落」が起きれば、それはチャンスですよね？
まさに「逆張り戦略」発動の瞬間です。
逆張りは勝率が高く、平均損益も高いことから、
システムトレーダーに好まれる戦略です。
だから、不謹慎発言かもしれませんが、
暴落が楽しみと言えば、楽しみなのです。
ただ、一つ注意しなければならないのが、
逆張り戦略は、負けトレードの損失が大きいということです。
ですので、
もし、あなたが逆張り戦略を使っていれば、
「1トレードあたりの金額を小さくする」
ということをしっかりしておきましょう。
そうすれば、仮に負けトレードがあった場合でも
損失額を小さく抑えられ、あなたの利益を守ることができるでしょう。
「暴落」
裁量トレーダーにとっては、怖くて仕方がない2文字でしょう。
システムトレーダーにとっては、楽しみで仕方がない2文字でしょう。
不思議ですよね。
まったく、同じ出来事なのに。
熱心に私の元で毎日勉強しているあなたであれば、
この違いは、明確ですよね？
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西村 剛
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