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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
2011年12月・・・
振り返ると、
日経平均株価が「8000円台」
と、とても恐ろしい時期でした。
ふと、この頃の日刊メールマガジン「システムトレードの達人」では、
どのようなことを書いていたのかな～と履歴を見てみたのです。
すると、
日経平均株価が「8000円台」に突入！
などと書かれていました。
もう、3年前のことなのですね。
あのころは、世の中の雰囲気も重く、
私の心も、本当に重かったと記憶しています。
システムトレードという非常に素晴らしいトレード法に
出会ったにもかかわらず、
個人投資家の皆さんへ
なかなか普及がうまくいかない時期でした。
今まさに一流システムトレーダーに羽ばたいた皆さんですが、
ちょうどそのころ、
「日経平均株価が7000円台になっても、
着実に利益を上げられるのは、システムトレードしかない・・・」
と思い、月に1回集まって勉強会をしていたことを
今も鮮明に覚えています。
もし、あのとき必死に歯を食いしばってシステムトレードをしていなかったら、
今の私も、一流システムトレーダーに羽ばたいた皆さんも
どうなっていたかは分かりませんね。
とにかく・・・
「暗黒の時代」と言ってもよい時期でした。
ですが・・・
それが一転・・・
政権が民主党から自民党にかわり、
一気に、世の中の情勢が変わりました。
日経平均株価は、どんどん上昇。
株価だけが上がって、実体経済が追い付いていないという批判もありますが、
そうは言っても、もう「7000円台突入か？」という重々しい雰囲気は味わいたくないですよね？
だから、この上昇は、
決して悪いことではないと思います。
そして・・・
月日が経過し、2014年年末・・・
日経平均株価「20,000円」
これが、現実味を帯びてきました。
ただ、さすがに年内の達成は難しいでしょう。
ですが、来年2015年は、そのような展開になるでしょう。
では、日経平均株価「20,000円」をつける状況になった場合、
私たちシステムトレーダーは、どのような売買ルールを持っていると、
より効果的に利益を上げていけるのでしょうか？
今回は、それをあなたにお伝えしましょう。
2015年、注目したいのは大型株です。
新興市場の銘柄は、
PER等でみるとすでに割高の水準にあります。
しかし、、、
大型株は、
円安による業績拡大期待もあり、
まだPER等でみても割安な銘柄が多い状況です。
この状況を踏まえると、
来年2015年も、今年同様に
大型株主導の相場になることでしょう。
ただし・・・
ここが注意です。
やはり、一本調子に株価が上がるというよりは、
ある程度乱高下しながら株価が上がるような展開が予想されるでしょう。
ということは・・・
そうですね、
カンの良いシステムトレーダーであるあなたなら
もうお分かりでしょう。
来年2015年に効果的に利益を上げる売買ルールとは、
「押し目買い戦略」です。
しかも、、、
「大型株中心の押し目買い戦略」です。
おそらく、
TOPIX500や日経平均株価に採用されているような
大型株を中心とした押し目買い戦略が、
比較的安定してパフォーマンスを残すでしょう。
もし、すでにあなたが押し目買い戦略を使っているならば、
今回の内容のをヒントに、この年末年始の時間を利用して、
改良しておくと良いかもしれません。
具体的には、
バックテスト対象を
○東証1部の売買代金10億円以上
○日経平均株価採用銘柄
などとして改良してみると良いでしょう。
おそらく、少し改良を加えれば、
大型株の押し目買い戦略を手にすることができると思います。
あとは、あなたの行動あるのみです。
ぜひ、この大型株の押し目買い戦略を
来年に向けて、準備してみてはいかがでしょうか？
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西村 剛
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