株式市場の流れは2060円で手に入る?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

今日は、久々に
アナリストの立場でお話したいと思います。

システムトレーダーのあなたには
全く関係ない話をします。

というのは・・・

冗談で(笑)

 

おそらく、この情報を知っていると、
新しい売買ルールのアイデアに使えるでしょう。

 

ちなみに、、、

そのアイデアの根源は

「四季報」

にあります。

 

では、いったい四季報のどこに
売買ルールのアイデアのヒントが隠されているのでしょうか???

 

その前に・・・
アナリストとしての立場でのお話をしましょう。

 

私はアナリストとして、
株式市場の大きな流れを考えるのに、

「今の市場のテーマは何か?」

というところを常に意識しています。

 

例えば、、、

○「バイオ関連銘柄」に勢いが出そうだ。今のテーマは「バイオ」かな?
○「先週IPOした銘柄が一斉に上がり始めた。今のテーマは「直近IPO銘柄」かな?
○為替の円安が加速し、自動車株が軒並み上がり始めた。今のテーマは「円安関連銘柄」かな?

というように、

株式市場の短期的なテーマは何かを
常に意識するようにしています。

 

もちろん、

このようなことを考えることは、
システムトレーダーの私たちにとっては、
全く関係ありません。

 

システムトレードとは、
市場の動きに左右されることはありません。
銘柄に固執することはありません。
株価がどう動いたというのは、関係ありません。

関係あるのは、売買ルールから出てくる
「シグナル」だけです。

だから、私たちシステムトレーダーは、
市場のいテーマがどうこうは関係ないのです。

 

ですが、

例えば、アノマリー戦略や売買ルールのアイデアのヒントとしては、
このような情報もあるとよいでしょう。

 

システムトレーダーである私は、
ちょくちょく、このようなアナリストの情報で
+αをみつけているのも事実なのです。

もちろん、アナリストとして
各種メディアから取材を受ける機会があるので、
そのような取材の際も使いますが、

いずれにしても、このテーマを知っておくと、
アナリストとしても、そして「システムトレーダー」としても便利なのです。

 

さて、この株式市場のテーマですが、

 

これは、
日替わりで変わることもあります。

もちろん、
月単位で変わることもあります。

はたまた
年単位で変わることもあります。

 

おそらく、これは人によって視点が違うので、
その人のとらえ方によって変わるでしょう。

1日もあれば、5年もありますし、
10年もあるでしょう。

だから、このテーマの取り方は、
無限と言っても良いかもしれません。

ここ最近で長いものを言えば、
「2020年東京オリンピック」が年単位のものですし、
短いものでいえば、あなたの頭の中でも色々と浮かぶのではないでしょうか。

 

ただ、そうは言っても
ある程度、適切な期間というものも存在します。

 

それは

「3ヶ月」です。

 

というより、

これは、私のアナリストの経験から、
一番重要なのが「3ヶ月間のテーマ」だと考えているからです。

では、そのテーマを見つけるのに、
私はいったい何をしているか?

 

それは、、、

「会社四季報の見出し」

をチェックすることです。

 

これは私も某雑誌の編集長の方に聞いた話ですが、
新聞などと同じように、この表紙の見出しが一番重要で、
一番最後に決めるようです。

 

例えば、今回の会社四季報の表紙は、

「業績上振れ濃厚の好調企業はここだ!」

でした。

 

ということは、

「業績が予想よりも好調な銘柄」

が今の株式市場のテーマかもしれません。

 

彼らは、会社四季報を作るために、
ある意味、この分野では日本の企業を一番調べてるでしょう。

その膨大なデータから、
あの表紙の見出しを作るのですから、

これは、ある種、統計データに裏付けられていると言っても良いので、
他のメディアの情報よりも、確かな情報でしょう。

 

そう考えると、

この会社四季報の見出しは、
システムトレードのように、根拠あるものなのです。

私もシステムトレーダーですので、
根拠のないものは信じません。

 

しかし・・・

この会社四季報の見出しに関しては、
彼らのデータから裏付けられたものですので
しっかりと根拠があります。

だから、私はこの情報を重視しているのです。

 

アナリストの立場から話をするというと、
あなたは、私が経験やカンからくる、

何かふわふわした情報を出すと思ったかもしれません・・・

 

でも、実際は、アナリストでも、
システムトレーダーでも、発想は同じなのです。

どちらも、「統計データなど根拠がしっかりとあるか?」

それがしっかりしていない限り、
どちらの立場であっても、トレードの世界では、その情報を信じることができないのです。

それは、変わりません。

 

このようにシステムトレード以外にも
根拠あるデータは、世の中にあります。

出所がしっかりしていれば、
それは売買ルールのアイデアなどにしっかりと使えます。

ぜひ、あなたも今回の会社四季報でも良いですし、
他に何かあれば、そのような独自の情報源を手に入れておくのも良いので、
探してみてはいかがでしょうか?

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。