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From；西村剛
東京の自宅より、、、
先日の日曜日、、、
25日に行なわれたギリシャの総選挙で、
財政緊縮策の放棄を掲げる野党第一党が大躍進しました。
これを受け、ギリシャがユーロを
離脱するのではないかの懸念から、
ユーロが売られ、相対的に安全性の高い円が変われ、
円高が進み、昨日の日本株市場も輸出関連株が売られ下落しました。
今回のギリシャ総選挙が、
今後どのように影響するかは誰にも分かりません。
しかしながら・・・
今後は、
この「ギリシャがユーロを離脱するか」が
世界の株式市場のテーマのひとつになってきます。
そこで、今回のギリシャ選挙を踏まえて
最悪のシナリオを考えてみましょう。
最悪のシナリオとは、
「ユーロの崩壊」です。
今回の総選挙を踏まえて、
ギリシャが財政緊縮策を放棄し、
ユーロがギリシャの支援を打ち切ります。
その結果、ギリシャがユーロを離脱します。
また、ギリシャと同様に財政緊縮を行なっている、
スペインやイタリアも、財政緊縮策を放棄し、ユーロを離脱してしまう。
これが今考えられる「最悪のシナリオ」です。
仮に・・・
このシナリオが実現した場合、
通貨のユーロの価値が下落し、
相対的に安全性の高い円が買われます。
つまり、、、
急速な円高が進む可能性が出てくるのです。
円高が加速すると、
日本株市場では輸出関連株が売られます。
それ以外の株に関しても、
リスク回避の観点から大きく売られてくる可能性が出てくるでしょう。
そうです。。。
つまり「暴落」が
起こる可能性があるということです。
もちろん、
この可能性は現状ではかなり低い確率です。
しかし、徐々にですが
このシナリオを株価は織り込み始めていると思われます。
この問題の解決の糸口が見えない限り、
日本株の高値更新は難しいのではないかと、
私は考えています。
株価の暴落というのは、
始めは今回のように、ほんの小さな出来事かもしれません。
しかし、最初はほんの小さな出来事でも、
徐々にその出来事が世界経済に影響を与え始め、
最終的に株価の暴落に繋がる場合が多いのです。
ですので、、、
今のうちから暴落が起きてもよいように準備
しておくことが大切なのです。
システムトレードで暴落局面で威力を発揮するのは、
日々熱心に勉強するあなたであれば、もうお分かりですよね？
「逆張り戦略」です。
逆張り戦略は、年に1、2回の暴落時にしか
シグナルが発生しません。
ですが、、、
シグナルが発生したときには
高い勝率を誇ります。
だからこそ、今の行動が将来のトレードの成績を左右します。
今のうちからぜひ逆張り戦略に磨きをかけ、
暴落に備えておきましょう。
今日の日経平均株価は上がりましたが、
長期的に、暴落への準備をかかさないのが、
本当に優秀で、しっかりと利益を残せるシステムトレーダーでしょう。
もちろん、、、
あなたは、その一人ですよね？
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西村 剛
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