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From;西村剛
東京の自宅より、、、
先日、日本株の最悪の事態として、
このような記事を配信しました。
↓
https://sys-tatsu.com/investmentnews/?p=3199
この最悪の事態は、
なってからでは遅いので・・・
というより、
システムトレーダーの私たちにとっては、
逆張り戦略、発動!!という機会は、
年に数回あるかないかのビッグチャンスです。
だから、
この最悪の時代を活かせるように
準備は怠らないほうが良いでしょう。
さて、、、
その記事の中でもお伝えしましたが、
今の日経平均株価の動きは、
依然として、
12月8日に付けた高値18,030円に比較的近い水準を維持しています。
ただし、この状況は、
まだ、ギリシャの問題を織り込んでいない水準だと思われます。
だから、手放しに現状を
喜んではいけないのですが・・・
ただ、、、
一部の銘柄には、上昇トレンドで威力を発揮する
順張りのシグナルが点灯し始めてきました。
そこで、今の株式市場の状態を
一度整理しましょう。
昨日(2/13)の日本の株式市場は、
小幅下落しました。
日経平均株価は、
前日比マイナス0.3%の17,913円36銭、
東証マザーズ指数は、
前日比マイナス1.7%の868.79ポイントで終了しました。
日経平均株価は、
今ところ、やはり昨年来高値18,030円をにらんで
高値圏で推移しています。
しかし、注意なのが、
新興市場は、まだ下落トレンドが継続しているということです。
だから、今の日本の株式市場は、
「大型株主導の相場」と言えるでしょう。
また、今の日本の株式市場には、
このような傾向が見られます。
ソニー(6758)のように、
大型株で好決算を発表した銘柄が買われ、
反対に、決算が不調に終わった銘柄が売られる
というものです。
つまり、「業績相場」の傾向が見られるのです。
恐らく、この業績相場は、
当面続きそうに思われます。
そして、、、
このような背景もあり、
今、日本の株式市場は、このような大型株がけん引し、
日経平均株価が一時18,000円を回復するような状況です。
このように一部の銘柄は、
堅調に推移していることもあり、
昨日(2/14)から上昇トレンドで威力を発揮する
順張りのシグナルが点灯し始めたのです。
昨日は逆張り、今日は順張りというような話になってしまいますが、
システムトレーダーの私たちは、相場がどう動こうと
どちらでも対応できるように売買ルールを持つのが基本です。
だから、あなたが
順張り戦略も運用していることを想定して、
最後に、順張り戦略の注意点をお伝えしましょう。
順張りは、勝ちトレードになったとき
利益は大きいのです。
しかしながら、勝率が約40%と低いのが弱点です。
ですので、日経平均株価が
昨年来高値18,030円をにらんで高値圏で推移しているからといって。。。
決して、過度に期待したり、
必要以上に資金配分を多くしてはいけません。
資金配分は、目安として、
運用資産の20~30%にするのが良いでしょう。
どうしても、人間は良い話があるとそちらに目がいきがちですが、
先日お話ししたギリシャ問題で暴落の可能性があることは
決して忘れてはいけません。
しかも、今の日経平均株価は、
そのリスクが織り込まれていない可能性があります。
しかも、しかも、、、
大型株主導で、新興市場が下落トレンドのままなのですから、
それは、余計に言えるでしょう。
良いときほど、最悪の事態も考えながら行動する。
それが、安定的に利益を上げるトレーダーの鉄則でしょう。
そして、どちらの状況になっても
淡々と、シグナル通りにトレードして、利益を上げ続けるのが、
私たちシステムトレーダーでしょう。
だから、私たちは、周囲の個人投資家とは違って、
株価の上下に一喜一憂することなく、
淡々と、そして着実に利益を上げていきましょうね。
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西村 剛
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