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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「皆さん、システムトレーダーですよね？
特定の銘柄が暴落しても、関係ないんですけどね。
えっ、オリンパスみたいに暴落銘柄にシグナルが出たらどうするかですか？
私は、シグナルが出れば、普通に買いますね。」
と、あの日、斉藤さんは言いました。
今日の記事を書くのに
色々思い出していたら、
ふと、、、この動画を思い出しました。
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これは、一部の個人投資家の中で、
もう伝説となった動画です。
何が伝説かと言いますと・・・
実は、この動画ですが、
おそらく、あなたも記憶にあると思いますが、
あのオリンパスが、
暴落した、あの日に撮影したものなのです。
しかも、、、
ここが伝説的になった部分なのですが、
この日は、私と斉藤正章さんで打ち合わせがあり、
斉藤さんが会社に到着するか、しないかのときに
あの暴落が起きたのです・・・
あの日は会社もパニックでした（汗）
サポートセンターの電話が鳴りやまず・・・
「オリンパスどうしたら良いですかっ！？」
というものがず～っと続いていたのです。
その光景を見て、斉藤さんはああつぶやいたのです。
斉藤さんが言いたいことは
とにかく、こういうことでした。
「システムトレーダーにとって
株価の動きは関係ない」
さらには、
「システムトレーダーにとって、
何の銘柄を買って、何を売るかは関係ない」
そういうことでした。
だから、斉藤さんに
「今、何の銘柄を保有していますか？」
「いくらで売りましたか？」
などの質問は禁句です。
だって、返ってくる言葉は、
「株価も銘柄も見ていないので分かりません・・・（汗）
見ているのは、シグナルだけですから・・・」
という決まり文句ですから。
ただ、システムトレード中上級者は、
斉藤正章さんのようにいられますが、、、
システムトレード初心者は、なかなかそうもいられないことが多いです。
だから、
初心者システムトレーダーのありがちな行動として、
「手仕舞った銘柄の株価をついつい見てしまう」
ということが挙げられます。
手仕舞いをしたあとの株価を追いかけるばかりに、
手仕舞いのシグナルが出て、
シグナル通り、翌日成行注文で手仕舞いをしたけど
「そのあと、何で株価が上がるんだよ～！
あ～～～～、やっぱりもう少し持っておけばよかった・・・」
ということや、
指値で手仕舞いの注文を出していたのだけれども、
「何で、指値を超えて株価が上がるんだよ～！
あ～～～～、何か損した気分だ・・・」
というように、システムトレード初心者の方は、
こういう思いをしてしまっているケースがよくあります。
でも、これはっきり言って、
何の利益も生まない行動ですので、
きっぱりとやめたほうが良いでしょう。
はじめからシステムトレードでトレードを始めていれば、
株価を見ないでトレードするので、良いのかもしれませんが、
多くのシステムトレーダーは、
以前は、株価をとにかく追いかけるトレード法や投資法をしています。
だから・・・
手仕舞いをした銘柄の株価を追いかけるな！といっても、
少々難しいことかもしれません。
しかし、私たちシステムトレーダーにとって
重要で大切なのは、注文したあとの株価動向ではなく、
「統計的に優位なポイントで注文を出せたか」
という点です。
システムトレーダーのあなたは、
何度も検証し、統計的にみて優位な売買ルールを作成します。
そして、その優位性の高い売買ルールから出る
信頼性の高いシグナルに従って売買します。
だから、そのシグナル通りに売買していれば、
自ずと利益が着実に積み上がるのです。
シグナルとは、
統計データから見て、
「最も利益を上げやすいタイミングでの売買ポイント」を示しています。
ということは、
裏を返せば、それ以外のタイミングで売買することは、
「統計的に見て、最も利益を上げやすいタイミングではない」ということなのです。
もしかすると、
瞬間最大風速のように、手仕舞い後、上がった株価のタイミングで
手仕舞いしたほうが、その一瞬では利益が上がったように見えるかもしれません。
しかし、システムトレードは長期的に利益を上げるものですので、
長期的にみれば、その手仕舞いしたあとのタイミングは、
最も利益を上げやすいときなのです。
あなたは、きっと、手仕舞ったあとだから、
この上がったタイミングで売っていれば・・・
と悔しがることができるでしょう。
ですが、、、
かつての裁量トレードのときを思い出してください。
もし、保有していたら、
そのタイミングで利益確定することができるでしょうか？
きっと、難しいですよね・・・。
これは、システムトレードに限らず、
投資家、トレーダーの鉄則ですが、
株価の天井を掴むことだけは
どうがんばってもできませんからね。
だから、シグナルは、一番良いタイミングで
売買するときを教えてくれているのです。
ですので、もしあなたが手仕舞いをしたあと、
株価を見ているようでしたら、
きっぱり、今日からやめましょう。
株価を見て、損した気分の利益を獲得できるなら良いですが、
決して、そのようなことはできません。
ある意味、それは亡霊ですので、
その亡霊に取りつかれないようにしましょう。
「前進あるのみ」
もしかすると、これが私たちシステムトレーダーの合言葉なのかもしれません。
仮に、過去を見るとしたら、
それは、検証するときの株価データだけです。
「前進あるのみ」
もう、手仕舞いした銘柄の株価は、追いかけてはいけませんよ。
■追伸.1
斉藤正章氏の「逆張り」を知りたいあなたへ、、、
私が極秘にインタビューを重ね、斉藤正章さんの
逆張り戦略などを限りなくホンモノに近く再現しました。
その逆張り戦略は、このレポートに書かれています・・・
■追伸.2
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西村 剛
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