検証回数は何回がベスト?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

最近何かと話題の。。。

「JPX400」

 

なぜ、話題かというと、

機関投資家のベンチマークが
TOPIXや日経平均株価に加えて、
JPX400も意識され始められたという情報があるからです。

だから、今の日経平均株価の上昇の状況のように

それが要因で、
一部の大型株の株価だけが上昇し、
他のものの株価が上がらない現象が起きてる可能性も否めません。

 

さて、業界では注目度の高い「JPX400」ですから、
私たちシステムトレーダーもこれを利用ない手はありません。

そこで、以前、この記事

JPX400の順張り戦略は有効か?
で、JPX400の順張り戦略の有効性について調べました。

 

その結果、、、
「東証1部のみ」だと

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○勝率: 39.67 %

○平均損益(円): 3,666 円  平均損益(率): 1.83 %
○平均利益(円): 30,795 円  平均利益(率): 15.40 %
○平均損失(円): -14,111 円  平均損失(率): -7.06 %

○PF: 1.435
○平均保持日数: 52.66 日

////////////////////////////////////////////////////////////

 

順張り戦略の平均的な成績がでますが、、、
「JPX400採用銘柄」を対象に検証すると

////////////////////////////////////////////////////////////

○勝率: 41.98 %

○平均損益(円): 6,297 円  平均損益(率): 3.15 %
○平均利益(円): 32,877 円  平均利益(率): 16.44 %
○平均損失(円): -12,834 円  平均損失(率): -6.42 %

○PF: 1.854
○平均保持日数: 54.53 日

////////////////////////////////////////////////////////////

 

勝率は42%、平均損益率は3.1%でした。

勝率は、東証1部のみより良好です。
しかも、平均損益は、大きく改善されました。

 

だから・・・
このJPX400の順張り戦略は有効に見えます。

 

ですが、、、

ここにはカーブフィッティングの落とし穴があることを
その記事の中でお話ししました。

これは、JPX400の選定基準が「過去3年間の業績と時価総額の大きさ」になっているので、
過去3年間の成績が良かった一部の銘柄に限られるので、
統計的に見て、その検証対象に不確実性が残ってしまっているのです。

だから、ここでは「この方法」では、
JPX400の順張り戦略は有効ではない、と判断しました。

 

ただ、あくまでもこれは「この方法」では有効でないというだけで
使い方によっては上手く利用できそうです。

そこで、私はJPX400を調べると
順張り戦略の新しい改良方法が見つかるのではないかと思い、
もう少し調べてみることにしました。

 

そして、調べたのが「JPX400の選定基準」です。

JPX400の選定基準は東証のHPに記載されています。

http://www.tse.or.jp/market/topix/jpx_nikkei.html
(『東証 : JPX日経インデックス400』より引用)

 

その中でポイントだと思ったのは、

○3年平均ROE
○3年累積営業利益
○選定基準日時点における時価総額

です。

 

ここから推測する限り、

「ROEが高く、営業利益額が大きく、時価総額が大きい銘柄」

の要素を改良に加えれば、上手くいくのではないかと考えたのです。

 

そこで今、色々と検証方法を変え試しているのですが、
まだなかなか良い検証結果が得られません。

 

ですが、、、
これは、私が以前から取り組んでいる
システムトレードとファンダメンタルズの融合

というジャンルで、
上手く活用できるのではないかと考えています。

 

純粋なシステムトレードではないかもしれませんが、
以前、私が作成し「21世紀ジャパン」という売買ルールは、
まさに、システムトレードとファンダメンタルズを融合させたものです。

 

これは、私がアナリストとして、
将来も収益性の高い企業を選定して、
その企業に合わせた売買ルールを作り、
マルチストラテジーで運用するものです。

 

おそらく、このJPX400に関しても、
そのような視点が使えるかもしれません。

 

まだ、結論の出ない、
研究過程の話ですが・・・

私がいつも見せるのは
結果ばかりですので、結果が出るまでの過程は、いったいどのようなものか

そのような部分を見せてみました。

 

もどかしい部分があるかもしれませんが、
良い結果を得るまでは、このように色々と失敗が続くものです。

だから、ここであなたに知っていただきたいのは、
私もシステムトレードを教える立場ですが、

このような失敗を繰り返して、色々な方法を見つけているということなのです。

 

ただ、失敗は、本当は失敗ではなく、
「その方法では成功しない」ということが分かったにすぎません。

だから、私は次の方法を探しに行きます。

 

私をあえてプロと言うなら、
よく私のようなプロは、一発で答えが分かると思われがちです。

 

ですが、、、
実は、こんなものなのです。

もちろん、斉藤正章さんも同じです。

 

ただ、プロと他の人の違いをあえて挙げれば、

それは、失敗は失敗ではなく「その方法では成功しない」と考え、
次の方法に、どれだけ愚直に取り組めるか?

 

ただ、それだけなのです。

システムトレード上級者の検証の量は想像を絶します。
100回、200回の世界ではありません。

もし、あなたがシステムトレーダーズ・ミーティングなどで
上級者と会う機会があれば、ぜひその回数を聞いてみてください。

きっと、驚くと思います。

 

でも、実際にその回数をこなす人が
目の前にいるのです。

そして、その回数をこなした人が、上級者となり、
誰もがうらやむ安定した利益を手に入れているのです。

 

もちろんある程度の質が前提ですが、

「質より量」と思ってこなすのが、システムトレードは重要なのでしょう。

あなたの検証回数は、今どれくらいですか?

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。