【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】
From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
約800円の下落です。
この数字が何は、カンの良いあなたであれば
きっと、もうピンとしているでしょう。
昨日の日経平均株価は
前日比219円マイナスの13,605円56銭で終了しました。
一昨日は、突然の「576円の大幅安」でしたが、
昨日も続落したことによって、
この2日間で、日経平均株価は「約800円」下落しました。
一昨日の夜に配信した、コチラの動画レポートでもお話ししましたが、
http://www.sys-tatsu.com/r/yfFe99
日本株に関しては、これといった悪材料があったわけではありません。
引き続き、先物主導の売りだと考えられています。
さて、この「先物主導の売り」という言葉ですが、
あなたは、人に説明できるくらい理解できているでしょうか？
もし、あなたがご存じであれば、申し訳なのですが・・・
私が知る限り、案外この言葉をきちんと理解している人は少ないです。
そうそう、ちなみにですが、
私の中で「理解」とは、「人に説明できる」ということに定義しています。
よく、頭の中で理解できたと言いますが、
それは、あくまでもインプット上の話であって、
アウトプットの話は関係ありません。
でも、その頭の中の理解が、本当に理解なのか検証するには、
その頭の中の話が、人に伝わるかがカギだと思います。
だから、私は説明した相手が納得してくれる状態が、
理解だと考えています。
ということで、「先物主導の売り」の話に戻りますが、
まず、これを一言で説明しましょう。
一言でいうと、、、
「日経平均先物が売られ株価が下がったことで、先物に連動して現物株も売られる現象」
です。
例えば、これは今のように、
株式市場でトレンドが発生しておらず、
またお盆休みを控えて投資家が減り出来高があまり無い状況で起きやすいものです。
この状況で、大きな資金を動かす外国人投資家や機関投資家が
「あっ！為替が円高に動いたな！円安で業績が良くなる自動車、
電機などの輸出関連企業株価が下がるはずだから、
まず、日経平均先物を売ろう！」
と判断し、まず日経平均先物が売られます。
同然のことながら、
その結果、日経平均先物の価格が下がります。
そして、ここからがこの「先物主導の売り」のポイントでしょう。
日経平均先物の価格が下がったことで、
実際の日経平均採用銘柄の株価が下がらなければ、
日経平均先物と現物株の日経平均採用銘柄の株価に乖離が生じます。
ということは・・・
その乖離を埋めるために、今度は日経平均採用銘柄の現物株が売られます。
そして、、、
日経平均採用銘柄の現物株が売られ株価が下がったことで、
さらに株価が下がるのではないかと考えた機関投資家が、
さらに日経平均先物を売ります。
その結果、また現物株の株価が下がる・・・
ま～、まさに「負のループ」というやつですね。
分かりやすいと言えば、分かりやすい流れかもしれません。
だからこそ、慌てる必要はないのです。
この2日間で、こんなに一気に株価が下がってしまうと、表面の数字にとらわれて焦ってしまうかもしれません。
しかし、あくまでも「先物主導の売り」ですので、
個別銘柄に、悪材料が出たわけではないのです。
このお盆前の休暇がはじまるこの時期ということもあり、
今は、市場参加者が少ない状況です。
そんな中ですので、ちょっとした材料が
株価を大きく動かしてしまうことは否めません。
今回で言えば、
通常よりも板の薄い状況で日経平均先物が売られています。
この影響で、いつも以上に株価が下落していると考えられるのです。
とにかく、この状況に慌てる必要はありません。
決して、目先の株価に踊らされたり、支配されれることなくトレードしていきましょう。
ちなみに、、、
この「先物主導」で株価が動く状況は、
8月いっぱい続く可能性があります。
だからこそ、今月は本当に目先の株価に踊らされることなく、
腰を据えて、トレードしていきましょう。
そして、システムトレーダーのあなたは、
あくまでも、シグナルに従って、淡々とトレードしていきましょう。
例のごとくの話かもしれませんが、
これ以上も、これ以下もありません。
■追伸
そうそう、私の動画レポートも良いですが・・・
サラリーマン投資家が「資産300万円が1億2000万円に増大した投資法」を【無料】動画で公開中です⇒ http://www.fairtrade.co.jp/b/15SRmbK
西村 剛
最新記事 by 西村 剛 (全て見る)
- 12月相場はココに注目【西村剛】 - 2024年11月21日
- 新興銘柄を調べ始めています【西村剛】 - 2024年11月20日
- 3時以降の急落が買い【西村剛】 - 2024年11月15日
