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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
今日から新年度の相場が始まります。
そこで、せっかくなので今日は
まず、ステムトレーダーとしてではなく、
証券アナリストとして
今年度の株式市場がどのように推移するのか、
私の見解をお伝えしたいと思います。
昨日の記事で
新興市場の株価上昇が期待できるとお伝えした通り、
4月は、比較的日本株は堅調に推移すると考えています。
その理由は、GPIFや日銀による日本株買いスタンスが続くからです。
また、それを見越しての
外国人投資家による日本株買いも継続すると考えています。
ただし、、、
これは観測的なものになってしまいますが、
早ければその勢いは4月中旬に失速する可能性もあるのではないかとも
私は考えています。
そして・・・
ここからが注意が必要です。
今月までは状況が良いと考えますが、
問題は「来月（5月）」からです。
ここからは、一波乱ある可能性が高いでしょう。
私の見解では、
5月中旬からは、日本株が売られる可能性が高いとみています。
その理由は、
企業の今期の業績予想が低いことが想定されるからです。
特に、大企業には、
業績予想を保守的に見積もる傾向があります。
その影響で、2015年3月期の決算は良いものの、
2016年3月期の業績予想が、周囲の想定よりも悪い可能性があるのです。
これにより、株価もいったん下落するかもしれません。
そして、問題はここからです。
夏以降の株価です。
ここからは、一進一退を繰り返す、
ボックス相場に突入する可能性があります。
その根本にあるのが、
「日本の景気回復」です。
この時期は、アベノミクスの
進化が問われる時期になるでしょう。
もし、この時期に順調に景気が回復しているの分かれば、
株価は戻り調子になるでしょう。
反対に・・・
回復していないことが見え、鮮明になれば、
本格的な下落トレンド突入が考えられます。
つまり、今年度の株価は、
「日本の景気回復」
が左右すると言っても過言ではないでしょう。
この行方次第で、動向が決まるのではないかと考えます。
ただし、これはあくまでも、
アナリストとしての見解です。
私たちシステムトレーダーは、
いつでも変わらず、株価の上下に右往左往することなく、
相場と向き合うものです。
唯一あるとすれば、
このような見解のもと、そのときの状況に威力を発揮する
売買ルールの改良を進めたり、開発しておくことでしょうか。
いずれにしても、
こういった情報に「どうしよう？」と考える必要はありません。
いつも通り、シグナルに従って、
シグナルに買えと言われれば買い、売れと言われれば売る
これを繰り返すだけです。
なぜなら、、、
私たちは、それが着実に利益を積み上げる
最良の方法だということを知っているわけですからね。
あとは、それを信じて行動を続けるだけです。
だから、もちろん、あなたは今年度も
この最良の方法で、利益を積み上げますよね？
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西村 剛
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