フルポジションで含み損って・・・



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

「なんだよ~、シグナル通りに買い付けたら全部含み損だよ!
しかも、フルポジションで含み損ってないよな・・・

シグナルって、なんだよ!システムトレードって、何だよ!
損するためのサインなのか???」

と、もしあなたが、これくらい疑心暗鬼になっているのであれば、
今日の話は絶対に読んで頂きたい内容です。

そう、まさに
「いま含み損を抱えている人」必見の内容です。

昨日の日経平均株価は、
前日比95円安の13519円43銭で終了しました。

日経平均株価自体は、お盆休みで出来高が乏しい中、
何とか、小幅のマイナスに留まった感じです。

しかし、細かく見ると・・・

東証マザーズ指数は7.4%下落、

ジャスダック指数は3.7%下落

と、新興市場で大幅な下落が見られます。

しかも、この新興市場は売買高における個人投資家の割合が大きいので、
もしかすると、あなたは昨日の下落で大きな損失を抱えてしまったかもしれません。

そして、これはシステムトレーダーの中でも
決して、例外ではありません。

実は、システムトレーダーも
このタイミングに、含み益を相当抱えているのです。

下落の始まった先週8日から、昨日にかけて、
押し目買いや、逆張りの売買ルールのシグナルが数多く発生しています。

これがほぼ毎日続きましたので、
この押し目買いや逆張りの売買ルールを使っているシステムトレーダーは、今

「ほぼフルポジションで含み損を抱えている」

状態でしょう。

この言葉だけ見ると、システムトレードに慣れていない方は、
システムトレードに絶望的な感覚になってしまうことでしょう。

それこそ、システムトレード初心者であれば、

○もっと下がるのではないか

○損切りしたくない

○シグナルって嘘じゃないか

など、様々な感情が出て、疑心暗鬼になっているかもしれません。

本来、シグナルに従順しなければならないあなたが、
感情が前に出て、あなたがシグナルをつぶそうとしている状態です。

だからこそ、
いつもであれば、シグナル通りにトレードできるのに、
今は、感情に負けそうだという状態でしょう。

そして、シグナルを無視して、
自分の感情の赴くままにトレードしたい!そうさせてくれ!と心が叫んでいるときかもしれません。

もし、あなたが今、
本当に、そのような気持ちで我慢が難しいのであれば、

せっかくの機会ですので、

「感情に負けて」みるのがよいかもしれません。

ただし、無責任ですが、結果は、保証できません。
あくまでも、あなたが「感情に負けることを選択した」という事実を了承して負けて下さい。

なぜ、私がそのようなこと言うか?

それは、、、

人間痛い目をみないと、心底学ぶことができないからです。

もし、あなたが「自分の感情の赴くままにトレードしたい!そうさせてくれ!」と思い、
それによって、気持ちがラクになるのであれば、それはそれで良いのです。

トレードをしなくても人生過ごせるのに
わざわざ、しなくても良いトレードでストレスを抱える必要はありません。

それであれば、ストレスをなくしたほうがよいでしょう。

しかし、結果は保証しません。

さて、非常に厳しいことを言いましたが、
ここで感情に負けるか、勝つかは、大きな境目です。

おそらく、斉藤正章さんに、この状態を質問したら、

「いや~、これくらいで感情に負けたら、システムトレードできないですよ」

と笑われてしまうでしょう。

大きな境目と言いながらも、上級者にとっては
耐えるところというだけで、慌てる場面ではないのです。

では、上級者はこういった場面で何をしているか?

それは、、、

「シグナル通り、淡々とトレードする」

これだけです。

バカのひとつ覚えのように言っていますが、
これ以上も、これ以下もありません。

これしかないのです。

たった、これだけですが、これが最高の薬なのです。

とあるシステムトレーダーの方は、こう言いました。

「『シグナル通り、淡々とトレードする』は、神の声に聞こえた」と。

これは過去に損をした経験のある方であれば、
まさに「神の声」に聞こえるのかもしれません。

これ以上でも、これ以下でもない
この「シグナル通り、淡々とトレードする」を実践するだけで、
通常であれば、損をだしてしまう場面で、利益を出せたり、損を最小限にできるのです。

少なくとも、感情でトレードしてしまったときよりも
利益は大きく、損は小さくできるのです。

だから、「シグナル通り、淡々とトレードする」を守るしかないのです。

もちろん、今の場面のように
フルポジションで、しかも含み損を抱えている状態ですので、

必ずしも利益につながるのかは分かりません。

もしかしたら、損で終わる可能性もあります。

しかし、システムトレーダーは、そこを気にする必要はないのです。

それは、あくまでも短期的視点であって、
今日の今日は、含み損を抱えているかもしれないが、

明日までに視点を広げれば、利益になるかもしれません。

もしくは、明日ではなく、一週間後に視点を広げれば、もっと利益になるかもしれません。

または、一週間ではなく、一か月後に視点を広げれば、もっと利益になるかもしれません。

そうなのです。

システムトレード上級者は、システムトレードとは

「長期的にみて、利益を上げる唯一の方法」だと、十分に分かっているです。

だからこそ、

今のような短期的な場面で、フルポジションで含み損というのは
それはそれで受け止め、何とも思わないのです。

今を見ているというよりも、
先を見ているのです。

きっと、ここでシグナルを無視して、裁量を入れれば、
今の損失は回避できるかもしれません。

しかし、それは損を回避するだけで、
長期的に見て得られる利益はなくすことになるでしょう。

以前、斉藤正章さんはこう言いました。

「別に、シグナルを無視して、裁量でトレードしても良いですけど・・・
でも、結局それは、将来の利益を先取りしていると考えた方がよいですよね。」

ま~、言うなれば、給料の前借状態でしょうか。
そういうことなのです。

だから、今の今は、感情的に不安になっていることが回避できるかもしれません。
しかし、長期的に見ると、その行為は、単なる先取りにすぎないのです。

給料の前借が良い例ですが、

前借した瞬間は、お金が入りますので、気持ちはラクになりますよね。

でも、それが1回であれば、良いですが、2回、3回と続けば、
その分、無給で働く日々が長くなりますので、精神的にキツクなりますよね。

いかがですか?

実は、シグナルを無視することは、
これと全く変わりないのです。

あなたが、もしこの状態であれば、
毎日気が気でない生活が、将来に待っていることを容易に想像できるでしょう。

だから、シグナルは無視してはいけないのです。

目先の快楽を求め、今を回避するか?

それとも、先を見据えて、今を少しだけ耐えて、将来に良い思いをするか?

あなたは、どちらを選択するでしょうか。

もう、あなたの気持ちは決まっているでしょう。

あとは、その気持ちに従って、あなたが行動するだけです。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。