日本株バブル到来か?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

日経平均株価が、
連日年初来高値を更新しています。

日経平均株価が20,540円を付けたのは、
2000年4月以来、、、

15年ぶりです。

 

ずいぶん月日が経ちましたね。

15年と言ったら、
干支が一回り以上していますので、
本当に久々の株価です。

また、数年前の日経平均株価が
8000円前後をうろうろして、
株式市場の雰囲気も重いときと比べると、
今の状態を、誰が想像したことでしょう・・・

と思うような状況です。

 

さて、その2000年と言えば、
まさにITバブルの真っ盛りでした。

株式投資を15年以上している方であれば、
あの頃の雰囲気を覚えていることでしょう。

 

あの頃と言えば・・・
新興市場銘柄が、ドンドン上場し、
同時に高値を付けている状況でした。

例えば、ヤフーは、
株価1億円を付けるなど、とてもスゴイ状況でした。

ちょうど、その頃、
1999年に東証マザーズが創設され、
とにかく新興市場がアツいときだったでしょう。

 

株価も、、、

「インターネット関連」

というだけで、どんな銘柄も連日上昇するときでした。

 

しかも、、、

普通の小売業でも、
「インターネットで物販します」と発表するだけで、
株価が連日ストップ高するようなときでした。

今では、インターネット関連ビジネスが発展して、
普通のビジネスとして認知されていますが、

その頃はと言えば・・・
これまでモノを製造して販売するのが当たり前の時代でしたので

「実体のない企業」

などと、半分揶揄されるような言葉を使われながらも、
これから時代はインターネットだ!という風潮もあったので、

実体がない企業で、何をしているのか分からないのにも関わらず、
本当に「インターネット関連」というだけで、
たったそれだけで株価がドンドン上がるときでした。

○何だか分からないけど買う!
○インターネットに関連しているから買う!

今、考えると、超がつく無根拠で、
あらゆる投資家が、株を買っていたことが良く分かります。

 

ですが・・・

これが、まさに「バブル」です。

株価が上がるのに、理屈がない状態です。

あのITバブルの2000年は、
まさに、このような状況でした。

 

そして、2015年5月・・・

どうでしょうか?

日経平均株価だけを見ると、
ITバブルの2000年4月以来の水準に到達しました。

でも、株式市場の雰囲気は
いかがでしょうか?

 

いまお話ししたバブルのように

○何だか分からないけど買う!
○インターネットに関連しているから買う!

という風潮はあるでしょうか。

 

いえ、それはないでしょう。

まだ地に足のついた状態の株価ではないでしょうか。
「○○だから買う!」というような状況は見られません。

また、私が指標の一つとして使っている
株式投資をしている人たちを、セミナー等で見ても、
株を今までやっていない人が、参戦している様子も見られません。

 

ということは・・・
これはバブルの序章に過ぎないとも考えられます。

 

ただ、、、

これは私の推測になってしまいますが、
株式市場全体の雰囲気としては、
「今の株価上昇は、そろそろ崩壊するのではないか・・・」

という考えの方が強いのかもしれません。

 

だから、今の株式市場は、
「誰もが疑心暗鬼の中、じわじわと上昇している」

状態なのでしょう。

 

この10年間だけを見ても、
「100年に一度の暴落」という言われるものが、

○2006年:ライブドアショック
○2009年:リーマンショック
○2011年:東日本大震災

と続いていますので、諸手を上げてという投資家は少ないのかもしれません。

ただし、今の株式市場の雰囲気を見る限り、
2000年のITバブルのときのような風潮は見られません。

 

ということは、、、
ここが株価のピークではないとも考えられるでしょう。

だから、もしバブルが始まるのなら、
今は上昇に過ぎないということでしょう。

 

ただ・・・

そうは言っても、私たちシステムトレーダーに
バブルは関係ありません。

関係するのは、売買ルールとシグナルです。

今回私がお話ししたことは、
統計データによる定量分析ではなく、
過去の歴史を振り返り、状況を比較した定性分析です。

ここに定量分析の裏付けも加われば
かなり確率の高いことが予測できますが、
まだ片方の分析です。

ただ、バブルは理屈がない分、
分析で読めるものではないという側面もあります。

 

だからこそ、、、

仮にバブルが来たら来たで、そのときはシグナルに従って売買し、
来なかったら来なかったで、そのときもシグナルに従って売買し、

と、私たちシステムトレーダーは、
周囲の雰囲気にのまれることなく、しっかりとした軸を持って着実に利益を積み上げましょう。

それが、私たちシステムトレーダーにとって、
成功を手に入れる最短ルートなのですから。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。