【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】
From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
昨日「ギリシャ問題で日本株どうなる?」という記事を配信しました。
配信直後から反響が多く、
やはり、このギリシャ問題への注目度の高さ、
そして、株価にどう影響するかという不安など、
様々なことが個人投資家にあることが分かりました。
ただ、昨日の記事の通り、
最終的には、どうなるか「分からない」
それが本当の答えです。
その証拠に、過去と同様、
「分からない」ときは株価が乱高下しています。
ですが、
いくら分からないと言っても・・・
そして、
いくらシステムトレーダーと言っても・・・
自分のトレードに影響するかしないかは別として、
経済状況の把握として、もう少し可能性を知りたいところでしょう。
そこで、今日は、
昨日よりも、もう少し突っ込んだ部分をお話ししましょう。
昨日(7/1)の日経平均株価は続伸しました。
日経平均株価は、
前日比0.4%プラスの20,329円32銭、
東証マザーズ指数は、
前日比2.9%プラスの1017.22ポイント
で終了しています。
ここ数日、ギリシャの財政不安問題が
大詰めを迎えたことから、
株価が乱高下を繰り返しています。
ただ、この乱高下が示すように、
この問題が結果的にどうなるか誰にも分かりません。
株価に大きく影響するのか?それもともしないのか?
全く分からないというのが本当のとこです。
ですが・・・
株価への影響を完全に予測することはできませんが、
ある程度、このギリシャ問題がどのような影響を及ぼすかは
「ある指標」で見ることができます。
それが、この
【VIX指数】
http://www.bloomberg.co.jp/apps/quote?T=jp09/quote.wm&ticker=VIX:IND
(『CBOE SPXボラティリティ指数 VIX 指数(インデックス)詳細 – Bloomberg』より引用)
です。
このVIX指数を見ると、
過去の同様の問題があったときと、
今回のギリシャの規模が
どれくらいなのか比較することができます。
今の18%前後の数字は、平常時よりは高いものの、
○ギリシャの総選挙で株価が荒れた2015年1月後半の22%
○香港のデモなどで株価が下落した2014年10月の26%
よりも、小さいことが分かります。
特に、今のVIX指数の数字が、
2015年1月後半の20%台よりも小さい点が興味深いところです。
ここ数日ギリシャの財政不安問題によって株価は乱高下しています。
ですが、、、
すでに今年の1月にギリシャの総選挙の結果を受け株価が大きく下落した時点で、
一度、ギリシャの財政不安問題については株価に織り込まれたのではないかと私は考えます。
そのような視点で見ると、
その影響で、VIX指数が1月の水準を下回っていると考えることができます。
いかがでしょうか。
このVIX指数で、完全にこれからどうなるかは予測できませんが、
過去の同様の出来事と比較してどうかという判断はできるでしょう。
そう考えると、
このギリシャ問題によって、日本株にどのような影響がでるかは、
このVIX指数を見れば、目安になるでしょう。
基本的に、私たちシステムトレーダーにとって、
このギリシャ問題で株価がどうなるかは関係ありません。
それよりもむしろ、
乱高下によって利益のチャンスです。
ただ、そうは言っても今後の株価への影響や
経済の行方が気になる人は、このVIX指数を参考にすると良いでしょう。
そうそう、、、
こうやって、VIX指数のような数字を目安にすると、
ニュースの情報をかき集めて判断するよりも、
カンタンで、精度高く考えることができると思いませんか?
■追伸
【トレーダーズショップ月間売れ筋ランキング「第9位」(2014年3月時点)】
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
『入門 株のシステムトレード 利益が出るロジックのつくり方』の詳細はこちらをクリック
西村 剛
最新記事 by 西村 剛 (全て見る)
- いよいよ新興銘柄に注目すべきタイミング到来か【西村剛】 - 2024年11月27日
- 12月に注目しておきたい銘柄の特長【西村剛】 - 2024年11月25日
- 12月相場はココに注目【西村剛】 - 2024年11月21日