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From;西村剛
東京の自宅より、、、
上がったり~
ドーンと下がったり~
喜んだり~
悲しんだり~
ニュースを見て喜んだり~
ニュースを見て悲しんだり~
ここのところの日経平均株価は、
まさにそんなところでしょう。
いつも思いますが、
私たちシステムトレーダーは、
このような影響が全くない
別世界でトレードしていますので良いですが・・・
他のトレーダーの人たちは、
いったいどうやって手仕舞いしているのでしょうか(汗)
だってですよ・・・
これから買う銘柄は
単に、買わないという選択をすれば良いですが、
手仕舞いだけは、
どこかで手仕舞いしなければいけません。
仮に、含み損を抱えていれば、
含み益まで待つのか…
それとも、含み損が最小のタイミングになるのを待つのか…
でも、結局、
そこには、何の基準もありませんよね。
だから、いつもドキドキハラハラ
そんな状況でしょう。
しかも、、、
それに追い打ちをかける状況が
今、生まれようとしています。
それは
「日本株の天井の恐れ」
が出てきたということです。
昨日、日経平均株価が、
久しぶりに20,000円を超えました。
日経平均株価は、
前日比1.5%プラスの20,089円77銭、
東証マザーズ指数は、
前日比2.7%プラスの949.22ポイント
でした。
株価が上昇した要因は、
EUによるギリシャ支援が決まったとの報道でした。
日経平均株価が、
6/24に20952円71銭の高値を付けた後、
下落に転じた要因は、
○ギリシャのユーロ離脱懸念
○中国株の暴落懸念
の2つの懸念でした。
今回、ギリシャのユーロ離脱懸念については
その懸念が薄れましたので、
昨日は、株価が反発したのでしょう。
そして、日経平均株価の20,000円回復につながりました。
ただ・・・
ここで一つ厄介な情報があります。
実は、その情報は、
「日本株の天井の恐れ」につながってします。
だから、私は昨日の日経平均株価の動きに、
全く楽観視していません。
なぜなら・・・
「中国株の暴落のリスクが、まだまだある」からです。
この「(1548)上場インデックスファンド中国K株」のチャートを見てください。
↓
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1548.T&d=3m
(『上場インデックスファンド中国H株【1548】:ETF – Yahoo!ファイナンス』より引用)
これは、私が中国株の状況を見るときに
確認している指標です。
このチャートを見ると・・・
何と、今の反発局面が
「逆張り戦略の手仕舞いタイミング」
にぴったり合致するのです。
今の株価1,500円は、
7/9の安値から約14%戻した水準です。
逆張り戦略の平均利益率が
概ね10%~15%程度と考えるのであれば、
今の中国株の状況は、
いったん利益確定のタイミングになるのではないでしょうか。
ですので、、、
中国株に関しては、ここから
さらに下がる可能性があると、私は考えています。
だから、ギリシャ問題は解決に向かいましたが、
もう一つの中国株の暴落が再度起こると、
日本株も今の水準が天井になるかもしれません。
ここのところ、
中国株に日本株も引っ張られていますので、
中国株に何かが起きれば、それも十分に考えられるのです。
これが理由で、
私は、まだまだ楽観視していないのです。
ただ、もちろん、、、
私たちシステムトレーダーは、全く問題ないと思います。
中国株の影響で何があっても、
信じるものは、シグナルです。
何があっても慌てず、
しっかりと、シグナルの奴隷のごとく忠実にトレードしていきましょう。
それが、成功をつかむ最短ルートであることを
私たちは知っているのですからね。
あとは、いつも通りその最短ルートを歩むだけです・・・
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西村 剛
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