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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
今日は、あなたの印象に残るようにしたいので、
結論から言いましょう。
今日の話の結論は、
「日本株の不安要素」
です。
順調な日本株に対して、
私がこのようなことを言うのは
いささか不思議かもしれません。
しかし、、、
昨日、ある指標から、
「1つの不安要素」が見えてきました。
日本株が順調なだけに、
急に状況が変化したとき対応が難しくなると思いますので、
今日は、あなたにしっかりと
この不安要素を伝えておきましょう。
昨日（7/23）の日経平均株価は、
小幅上昇しました。
日経平均株価は、
前日比0.4％プラスの20,683円95銭、
東証マザーズ指数は、
前日比0.4％マイナスの999.19ポイント
でした。
日経平均株価は、気が付けば、、、
ギリシャの財政不安問題と中国株暴落によって
下落した7/9（木）以来、順調に株価は回復しています。
しかも、年初来高値更新まで
268円の水準まで戻しています。
未だにギリシャや中国の不安を抱えながらも、
この状態というのは、日本株の強さや
順調さの象徴でしょう。
しかし・・・
実は、見落とせない不安要素もあります。
もちろん、このまま順調に
高値を更新してくれれば良いです。
ただ、不安要素があるのです。
その不安要素とは、
「外国人投資家」の動きです。
これまで日本株を買っていた
外国人投資家が、急に売り越しはじめています。
これは不安要素です。
7月第2週の投資主体者別売買動向を見ると、
海外投資家は、「1兆5895億円の売り越し」でした。
現物と先物の内訳を見ても、
○現物4383億円の売り越し
○先物1兆1512億円の売り越し
です。
現物、先物ともに売り越しです。
ギリシャの財政問題が落ち着きを取り戻し、
中国株も政府の強引な株価維持策によってですが、
値をたまっている中、
これだけ外国人投資家が
日本株を売り越しているのには、違和感があります。
では、なぜ外国人投資家は、
今、日本株を売っているのでしょうか？
単純に、一時的な利益確定の売りなら良いですが、
売っている理由は複数考えられます。
考えられる要因は、
まず、中国株の暴落に備えていることです。
地理的に近いことが理由で売っているのかもしれません。
もしくは、安保問題による
安倍内閣の支持率低下への不安視が要因かもしれません。
本当のところは分かりませんが、
何らかのことが影響して、売り越しているのは事実です。
だから・・・
その理由が明らかになるか、
もしくは、外国人投資家がもう一度日本株を買い越しに来ない限り、
過度に株式市場を楽観視しないほうが良いでしょう。
ですが・・・
私たちシステムトレーダーは、
いつも通りやることは変わりません。
仮に、この外国人投資家の動きによって、
暴落が起きようが、年初来高値を更新しようが
私たちは「シグナルの奴隷」です。
いつも通り、シグナルが出れば買いますし、
シグナルが出れば売る
ただ、そのシンプルなことを続けるだけです。
私たちは、それが成功への最短ルートだと分かっています。
だから、株式市場で何が起きようとも、
私たちは自分たちの信じる道を進みましょう！
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西村 剛
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