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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
昨日（7/27）の日経平均株価は、
続落しました。
日経平均株価は、
前日比0.9％マイナスの20,350円10銭、
東証マザーズ指数は、
前日比2.2％マイナスの974.17ポイントでした。
前週末の欧米株式市場が下落したことや
為替が小幅ながら円高に進んだことから日本株は下落しました。
日経平均株価は、
7/9（木）に安値19,115円を付けた後反発し、
7/21（火）に20,850円まで回復しましたが、、、
昨日（7/27）時点で、
7/21（火）の高値から約500円下落しています。
いま日経平均株価は、
20,000円～20,900円のボックス圏で推移し
「方向感のない展開」が続いています。
つまり、、、
今の状況をシステムトレードで例えるならば、
「トレンドが発生していない状態」
と言えるでしょう。
では、なぜこのような状態になっているのでしょうか？
その理由を考えたところ、
シンプルに、このようなことだということが分かりました。
その理由とは・・・
「継続して日本株を買っている投資家がいない」
からでしょう。
毎週木曜日に発表されている
7月第二週の投資主体者別売買動向を確認すると、
今の日本株は、
「個人投資家買いの外国人投資家売り」の状況です。
外国人投資家が売り越しの中、
それまで買い越しだった個人投資家による
利益確定の売りが重なって下落しているのではないかと思います。
ですので、、、
株価が反転するポイントとしては、
外国人投資家の売り越しが買い越しに転じるか
もしくは
「個人投資家の買い越しが継続するか」でしょう。
そこで注目したいのは、
日々発表される外資系証券寄付き前動向です。
↓
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
（『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）
この数字を見てみると・・・
7月3週に入り、外国人投資家は買い越しです。
これを見る限り、
外国人投資家の日本株は収まりつつあるのかもしれません。
いずれにせよ、今の日本株の状況は、
「明確な買い手が不在な状況」
です。
この影響で、当面ボックス圏での値動きが続くでしょう。
では、こういったときに、
私たちシステムトレーダーは、どうこの市場へ挑めば良いのでしょうか？
こういったときに威力を発揮しやすいのが、
「デイトレ戦略」です。
今のように株式市場全体では、
中期的にはトレンドが発生していない状況でも、
個別銘柄でみると株価が大きく動いている銘柄があります。
そういった銘柄をデイトレで売買することで、
相場環境に関わらず、コツコツ小さい利益を積み上げていくのがデイトレ戦略です。
もし、デイトレ戦略を手に入れていない場合は、
これを機会にデイトレ戦略を研究し、手に入れておくと良いでしょう。
そうすることで、さらにもう一歩、成功に近づくことができるでしょう。
私たちの成功の定義である、
長期にわたり安定して利益を上げること
それに着実に今よりも近づくでしょう。
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西村 剛
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