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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
日本株、ここから再び上昇か？
ここ最近、伸び悩む
日本株に、わずかながらそのような兆候が見えてきました。
では、何をもって、
私がそのようなことを言っているのか？
それは、外国人投資家の動向です。
彼らに少し変化が出始めたのです。
外国人投資家は、
私たち個人投資家と同様に、
日本の株式市場において大きな割合を占めている
二大投資家です。
ですので、
彼らの動向次第で、日本株の行き先が決まると言っても
過言ではありません。
その外国人投資家に
少し変化が出たのです。
では、その変化とは何か？
その変化を確認するために、
7/30（木）に発表された、この指標を確認しましょう。
その指標とは、
「投資主体者別売買動向」です。
7/21（火）～7/24（金）の投資主体者別売買動向を見ると、
外国人投資家は、937億円の買い越しでした。
彼らは、、、
ギリシャの財政不安問題と
中国株の暴落懸念で株価が暴落したときに、
1兆5895億円、日本株を売り越しました。
そして、その翌週に1兆1040億円
日本株を買い戻しています。
そこから更に、、、
その次の週も937億円と小幅ながら買い越しを
継続していることが確認できました。
つまり・・・
外国人投資家の日本株売りは短期的なものに留まり、
今後、再度日本株を買ってくるのではないかと考えられます。
また、個人投資家も
1222億円の買い越しになりました。
個人投資家は、
7月初旬の株価が暴落したタイミングで、
6750億円、日本株を買い越し、
その翌週に7244億円売り越しています。
つまり、暴落のタイミングで株を買って、
反発した翌週にいったん株を売り利益を確定している状態です。
そして、
その翌週に再度1222億円日本株を買い越しています。
ということは・・・
暴落時に買った株の利益確定の売りをこなして、
今は、再度日本株を買っている状態だと言えるでしょう。
いかがでしょうか？
このように、実は外国人投資家だけでなく
二大投資家の個人投資家も動きが見られます。
この二大投資家が日本株を
もう一度買ってくる状況が続けば、
6月に付けた日経平均株価20,952円71銭を
超えてくる可能性もありそうです。
依然、中国株暴落のリスクは残っています。
しかし・・・
7月第4週の投資主体者別売買動向を見る限り、
このまま何もなければ緩やかに日本株が上昇し、
再度年初来高値更新があるかもしれません。
もちろん、これはあくまでも
私のアナリストとしての見解です。
ですので、外れる可能性ももちろんあります。
だから、システムトレーダーの私たちは、
いつも通り、しっかりとシグナル通りに売買することが重要です。
ただ、これまでくすぶっていた分、
再度、上昇トレンドに入る可能性があると分かっていれば、
いざシグナルが出たとき、精神的に余裕を持ってトレードできるでしょう。
もう一度言いますが、
私たちシステムトレーダーは、
ここで日本株が再上昇しても、いつも通りシグナル通り・・・
つまり、シグナルの奴隷のごとくトレードすることに変化はありません。
その軸だけはしっかりと保って
この8月も着実に利益を積み上げていきましょう。
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西村 剛
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