日経平均1万8,000円を割れ、このまま下落トレンド突入か?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(9/4)の日経平均株価が
1万8000円を割りました。

どこかで、このようなタイミングが
ありそうな雰囲気はありましたが、
とうとう、そのときを迎えました。

さて、ここから
日本株は、どう動くのでしょうか。

ここからはたして
トレンド転換があり、
下落トレンドに向かうのか?

昨日の株価動向を受け、
気になる人も多いでしょう。

 

そこで、今日はここからの株価動向について
お話ししたいと思います。

ただ、もちろん
動向といっても、私の経験則で話すものではありません。

いつも通り、
しっかりと指標を見てお伝えします。

 

8月第4週の「投資主体者別売買動向」が
発表されました。

 

8月第4週と言えば、、、
日経平均株価が19,435円から
一時17,714円まで下落した記憶に新しいあの暴落局面です。

あのときの暴落で誰が株を売り、
誰が株を買ったかを見ておくことで、
これから株価がどう動くか考えます。

 

まず、外国人投資家を確認しましょう。

「1兆8831億円の売り越し」でした。

 

内訳は、

○現物:7070億円の売り越し
○先物:1兆1760億円の売り越し

です。

 

次に、個人投資家を確認しましょう。

「2674億円の買い越し」でした。

 

内訳は、

○現物:4277億円の買い越し
○先物:1603億円の売り越し

です。

 

最後に、信託銀行を確認しましょう。

「5155億円」です。

 

内訳は、

○現物:2631億円の買い越し
○先物:2524億円の売り越し

です。

 

このデータから読み込めることは、

今回の暴落は・・・

「外国人投資家が日本株を大幅に売り越し」
「信託銀行と個人投資家が買い向かった相場」

だったというこ とです。

 

ただし、このデータは注意が必要です。

というのも、、、
今回の暴落で日本株を一番大きく買ったのは
「信託銀行」だということです。

 

信託銀行は、
全体のポートフォリオの株式の割合を一定にするために、
「株価が下がれば株を買い増し、株価が上がれば株を売却する」
という傾向があります。

 

つまり、信託銀行は、、、
ここから株価が上昇してきた場合であれば株を売り越す可能性が高くということです。

 

ということは・・・
彼らの動きによって、
株の上値が抑えられやすいと考えられるでしょう。

 

また、個人投資家も過去のデータを見ても、

「株価が下がれば買い、上がれば売る逆張り思考」

の強い傾向が見られます。

 

ですので、、、
この傾向をふまえると、今回の暴落から
株価が回復するには、それなりの時間がかかると考えられます。

言い換えれば、短期的に回復する可能性は少ないということです。

 

ただ・・・
唯一、日本株が大きく戻すとするならば、
1兆8831億円日本株を売り越した外国人投資家が、
日本株を急速に買い戻した場合でしょう。

しかし、その唯一の打開策である彼らの動きですが、
いつもの「外資系証券寄付き前動向」の指標を見てください。

http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)

依然として、売り越しが続いています。

 

これを見る限り、日本株を大きく買ってくる気配は
ほとんど感じられません。

つまり・・・
これらの指標を確認する限り、今の段階では、
「短期的には、暴落からのリバウンドが修了し、
再度、下落トレンドに突入する可能性が高い」と言えるでしょう。

 

ただし、いつものことですが、
ここから株価が上がるか、下がるかは、誰にも分かりません。

あくまでも、指標をみる限り、
数字からこのような情報が読み取れるということです。

 

しかしながら・・・
これまでは、アベノミクス・バブルという名が付いたように、
この1~2年は「株は上がるもの」という常識が、
ここで崩れる可能性があるでしょう。

 

もちろん、システムトレーダーのあなたは、
株価が上がっても、下がっても、そもそも株価に左右されないトレーダーですので、
そういった忠告は関係ありません。

でも・・・

私たちとは別の世界にいる、いわゆる一般的な個人投資家たちは、
ここ1~2年の感覚で「株は上がるもの」という考えが蔓延しているでしょう。

だから、仮にトレンド転換があった場合も、

「いま、ちょっと調子が悪いだけだ!」

などと言って、トレンド転換に気が付かず、
気が付いたときには、傷口が大きすぎて、
何も施しようがないという状況になりかねないでしょう。

 

しかし・・・

私たちシステムトレーダーは、全くそのような個人投資家とは違います。

 

今回お話しした情報は、あくまでも、
世間一般の私たちとは別の世界にいる個人投資家たちが、
この情報でトレード方法を決めるだけで、
私たちシステムトレーダーには関係ありません。

 

いつも通り、
シグナルの奴隷のごとく、シグナル通りにトレードする。

そして、その一般的個人投資家とは違い、
その方法で、着実に利益を積み上げていく。

それが、私たちシステムトレーダーの進む道です。
同時に、それが私たちの求める成功への最短ルートなのです。

だから、私たちは私たちの信じる道を
迷うことなく、真っ直ぐ進みましょう。

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。