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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
昨日(9/29)の日経平均株価が
大幅に下落しました。
700円を超える下落・・・
約8が月半振りの17000円割れ・・・
パッと見ると、とても悪いニュースです。
ただ、一方で、、、
こういった状況のとき、
個人投資家は、2つの感情に分かれ、
「よし、今が買いどきだ!」
という人が案外多いものです。
今、私もとあるところ、
戦略のタイプの診断というものをしているのですが、
私の感覚では、
自分の中に、下がる銘柄は、さらに下がるから
買うのが怖いのではないかと考えていたのですが、
その診断から、多くの個人投資家の方に触れ合い、
実際は、違っていることが分かりました。
仮に、100人の個人投資家がいたとすると、
50名は、こういった日経平均株価の悪いニュースのとき、
「どうしよう???」と困惑状態になり、
残りの50名は・・・
何と「今が買いどきだ!」という感情になっていたのです。
特に、今の日経平均株価のように、
長期的に見れば、
「株価が一時的に上がっていて、それが急落した場合」
そういう感情になるようなのです。
ただ、、、
もし、あなたが今、そのような感情になっていれば、
私は、そこに警鐘を鳴らしたいと思います。
だから、私の話を最後まで聞いてください。
昨日(9/29)の日本の株式市場は大きく下落し、
日経平均株価は、
前日比4%マイナスの16,930円84銭、
東証マザーズ指数は、
前日比3.7%マイナスの750.50ポイント
で終了しました。
株価が、ここまで値下がりしたのは、
前日の米国株式市場が大幅下落したことが要因です。
また、そこに先日お話しした中国株や原油価格も下落し、
引けにかけて下落幅を拡大する展開になりました。
だから、感覚的には、
それほど心配することのない要因に見えます。
それこそ、米国株式市場が反発すれば、
今日は大丈夫だろう・・・それくらいの感覚でいる
個人投資家の方も多いかもしれません。
だから余計に、、、
日経平均株価が17,000円を割ったことで、
「そろそろ反発しそうだな!買いどきだ!」
と思ってしまう水準になりかねないのです。
でも、もしあなたがそう判断していたら、
私は警鐘を鳴らします。
私が日々確認していて、
あの先月からの連続暴落で、指標として大活躍した、
【「終値と25日移動平均線との乖離率が-25%以下」に合致する銘柄数】
を見ると、、、
「0(ゼロ)」
なのです。
これは逆張り戦略とも言えますので、
ここに合致する銘柄数があればあるほど、
その後の反発が期待できる
まさに「買いどき」です。
しかし、、、
「0(ゼロ)」ということは、
ここから反発の見込みはないということです。
「買いどきではない」ということでしょう。
もちろん、いつもお伝えしている通り、
将来の株価は誰にも分かりません。
だから、この指標を全く無視して、
ここから一気に株価が反発するかもしれないでしょう。
ただし、天気予報のように、
過去のデータを解析して、ここからの株価を見る限り、
そういったことは、ほとんどなさそうなのです。
仮に、今買っても、
損する可能性が高いということなのです。
システムトレーダーのあなたは、
もちろん、私のこの指標を信じて買うのを控えるでしょう。
というより、、、
私たちはシグナルの奴隷ですので、
シグナルが出ていれば買いますが、
そもそも出ていなければ買いません。
でも、、、自分の感覚て銘柄を決め、
買っている個人投資家の方は、いかがでしょうか?
おそらく、100人いれば、
50名は今が買いどきと判断しているはずです。
私たちシステムトレーダーからすれば、
それは損する道へ、自分から足をつっこむことで
怖くて全くできないですよね。
こうやって、改めて私たちとは別の世界にいる個人投資家の状況を見ると、
私たちは、システムトレーダーで良かったと実感しませんか?
だから、私たちは
いつも通り、私たちの信じる道を進みましょう。
それが、成功への最短ルートなのですから。
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