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From；平山修司
東京の自宅より、、、
9月16日に結婚式をします！
私事で大変恐縮ですが、
そのような運びとなりました＾＾
40歳になって、ようやく結婚しますので
人一倍嬉しく、楽しい結婚式となりそうです。
ちなみに初婚です(笑)。
さて、祝い事の話ですので
今回だけ我慢して、その話を聞いて頂きたいのですが、
今回、結婚式を挙げるにあたり、
結婚式の会場を定番の雑誌「ゼクシィ」や
インターネットページの「楽天ウェディング」などで
事前に調べて、何件も式場の下見をしました。
も～、気分はルンルンです。
一応、初婚ですから、
気分は、上がります＾＾
ということで、その気分のまま、
お嫁さんと、一緒にいざ会場へ・・・
しか～～～～～～し、
そこで、とんでもなことが起きました（汗）
「おいおい～、何だよそれ」という事態が起きたのです。
何が、私をそんな気持ちにさせたのか？
それは。。。
「写真よりも会場が狭く感じる」
「フランス料理出身のシェフが作っているので、料理が美味しいとパンフレットに書かれていたが、
試食してみたら、食事がとびきり美味しいわけでもない」
「とにかく押しの強い営業で、印象が悪くなる会場」
「安く費用を前面に出しているものの、いろいろ話を聞くと安いわけでもない」
などなど、あのルンルンで「ゼクシィ」や「楽天ウェディング」を
見ていたときの気持ちを、全て吹き飛ばされてしまったのです・・・（涙）
全くもって、事前に調べた内容と
現実が違い、そのギャップに悲しい思いをしました。
今回は、たまたま結婚式の会場の話でしたが、
これは他でも、よくよくある話だと思います。
「居酒屋に行ったものの、ぐるなびで見たメニューの印象と違う」
「インターネットページで見た洋服と実際の色や素材感が違う」
「CMで見た飲み物を飲んでみたけど、想像していた味と違う」
と、こんなところでしょうか。
きっと、あなたも一度や二度は、
こういった経験があるのではないでしょうか？
そして、そのときこう思うでしょう。
「やっぱり、実際に見てみないと分からないな」
と。
私は、たまたまこれを式場で思いました。
式場は、一生に一回のことですので、選び方が慎重になります。
血眼になってとは言い過ぎかもしれませんが、
自分たちもどうですが、親族や友人のこともありますので、
本当に、真剣に選びます。
だから、式場に関しては、実際を見ずに決定しまうということはないでしょう。
必ず、一度は見るのではないでしょうか？
しかし。。。
どうでしょうか？
株式投資の場合は？
その投資スタイルにもよりますが、
システムトレードのようなトレードでない限りは、
その銘柄の企業がどのようなものか、調べるものでしょう。
ですが、、、
パンフレットを見ただけで、実際を見ずに投資しているケースが多々あるのではないでしょうか？
もしかすると、あなたもその一人かもしれません。
これまで、IRセミナーでIRの人たちから話を聞くことをオススメしてきましたが、
これには、一つ注意事項があります。
それは、
「IRの人たちは、ウソをついている可能性がある」
ということです。
ウソというと言い過ぎですが、
正確に言うと、
「現場のことをあまり知らず、都合の良いことだけを言う可能性がある」
ということです。
例えば、実店舗のある企業は
それが大いにあるでしょう。
これは、私が実際に体験した話ですが、
これまでお話ししたように、私は店舗があれば
必ず実際に行きます。
これは昨年の4月か5月頃の話ですが、
とある外食チェーンの会社で、
「人気のハンバーグをお昼に提供し、とても好評だ。」
ということを、IR担当者から聞きました。
そこで、私は先輩アナリストと一緒に
そのハンバーグを、ランチの時間に食べに行ったのです。
IR担当者から「好評」なんて聞いてしまいましたので、
私は、ワクワクしながら、お店に向かいました。
心境は、まさに式場を探すのに、
「ゼクシィ」や「楽天ウェディング」を見ている状態です。
「どれだけ美味しいハンバーグが食べれるのだろう」
と気持ちがワクワクしていました。
それに加えて、「とても好評だ」と聞いていたので、
「並ぶことを覚悟しなければ」とも考えていました。
しかし・・・
フタを開けてみると・・・
入り口には、全く人が並んでいませんでした・・・（汗）
でも、私は期待が大きいので、こう考えました。
「お昼の混雑を避けるために、11時50分位に到着！
これは単に、混雑を避けることが出来ただけかもしれない！」と。
でも、それも、、、後ほど期待を裏切られるのです。
それはともかく、私は好評のハンバーグを注文しました。
注文してから
「15分経過・・・」
注文してから
「20分経過・・・」
時計の針は、
「12時15分」を回ろうとしています。
すると、ようやくあのハンバーグがお目見えしたのです。
期待が大きい分、その待ち時間は、少し長く感じましたが、
おいしいのであれば、それはもう過去のこと。
濃厚な色で、輝きのあるソースがかかっていて、
見るからにとても美味しそうなハンバーグです。
ですが・・・
悲しいかな、、、
「とてもジューシーで、美味しかったのですが、
今まで食べたことのないようなハンバーグではなく、普通に美味しいハンバーグ」
といった感じでした。
価格も適正価格と思われる800円前後だったかと思います。
IR担当者には申し訳ないですが、
「美味しいハンバーグ」ではなく、
それを下回る「普通に美味しいハンバーグ」でした。
それに気がついてからは、
これまで期待にごまかされていたことが気になって仕方がありません。
あの待ち時間は、なんだったんだ！
時間を返せ～！という気分になったのです。
通常の会社員の方であれば、
お昼休み中に、会社に戻らなければなりません。
ということは、
私が待った20分近い時間は、非常にネックでしょう。
一度は足を運んでも、次はないかもしれません。
実際に、私の周りでハンバーグを注文したグループも、
待ち時間が長く、待ち切れずにソワソワしているそぶりが目立ちました。
いかがでしょうか？
このエピソードからも、私の式場探しからも、
「実際を見てみないと分からない」ということは痛々しいほど感じたのではないでしょうか。
これは、IR担当者がウソを言っているわけではないですが、
案外現場のことを知らない人が多いのも事実です。
彼らが、実店舗で調理したり配膳してたりしているわけではありませんからね。
あくまでも、データ上の話であったり、ちょっとだけ見ただけの話しの可能性があります。
ということは。。。
もちろん、彼らの情報も重要なのですが、
最後は、自分の目で確かめないといけないのです。
私は、式場を自分の目で見て確かめて選択しました。
これはほんの一例ですが、気持ちが入っていたり、本気であれば、
必ず、自分の目で確かめると思います。
しかし、株式投資はいかがでしょうか？
不思議ですが、、、多くの個人投資家は「本気ではない」と思います。
なぜなら、実店舗で体験したり、それこそIR担当者に話を聞くことも少ないからです。
インターネット上や雑誌で情報を集めた段階では、
私が式場を選ぶのに、パンフレットやホームページを見ているのを変わりません。
もちろん、式場であれば、
本気ですので、そこで決定せず、きちんと自分の目で見ます。
しかし、、、
多くの個人投資家は、株式投資に本気度が足りないのか、
「自分の目で確かめる」ということをしません。
これ、どう思いますか？
ぜひ、その答えはあなた自身で考えてみて下さい。
ちなみに。。。例のハンバーグが好評という店舗は、
後ほど、ハンバーグがメニューから消え去りました・・・。
そして、そのハンバーグがお店の成長を支えるような話でしたが、
そのハンバーグが消えたお店は、成長することなく、泣かず飛ばずになってしまいました。
う～ん、やっぱり
自分の目が重要なのではありませんか？
平山修司
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西村 剛
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