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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「2016年の株式市場の見通しは、どのようにお考えですか？」
少々早い気はしますが、
年末が近づくにつれ、、、
マネー雑誌からこのような取材を
受けることが増えてきました。
やはり雑誌の発行の都合上、
まだ10月の中旬ですが、
そういったことが、もう聞かれるのです。
ただ、私も相場展望を聞かれたところで、
基本的には、システムトレーダーの立場ですので、
来年がどのような相場になっても関係ありません。
いつも通り、シグナルの奴隷のごとく
しっかり、シグナル通りに売買するだけです。
そして・・・
他の個人投資家とは違って、
着々と利益を積み上げていくだけです。
だから、、、
この質問はシステムトレーダー西村には愚問なのですが・・・
そうは言っても
相手はアナリスト西村として質問してきています。
せっかくですので、
そのアナリストとしての展望をお話ししましょう。
まず、テーマを挙げると、、、
2016年のテーマは
「アベノミクスは終わったか？」
だと思います。
ご存知のように安倍政権による経済政策
「アベノミクス」により日本株は大きく上昇しました。
そのなかでも効果が特に大きかったのが、
「GPIFや日銀による日本株買い」です。
これがあったからこそ、
外国人投資家も個人投資家も日本株に対して強気だったのだと思います。
ただし、、、
現状では、この「GPIFや日銀による日本株買い」は、
ある程度終盤に差し掛かっています。
だから、日本株の買い余地は限られつつあります。
そうなると、
そういったなかで今後日本株が上がるのか、下がるのかを左右するのが、
「安倍政権の新3本の矢」
の政策でしょう。
これが上手く行けば株価は上がるでしょうし、
上手く行かなければ株価は下がるといったところでしょうか。
ですが・・・
私はこの「新3本の矢」政策について、あまり期待していません。
だから、2016年の日本株の見通しとしてはそれほど強気になれません。
このようなこともあり、
取材に対しては、消極的なコメントをしています。
ただ、、、
いつものことですが、
将来の株価は誰にも分かりません。
単に、私はこう考えているだけで、
実際に、そう動くかは分かりません。
だからこそ、
私はこのように取材を受ける立場でありながら、
しっかりとした基準をもって売買し、
長期にわたり、継続的に安定して利益を上げられる
システムトレードを選択しているのです。
だから、、、
システムトレーダーのあなたにともっても
今回の話は、特に関係のないことでしょう。
それがシステムトレーダーです。
ですので、、、
これまたいつも通り、
私たちは周囲の情報に左右されることなく、
私たちの信じる道を進みましょう。
それが、成功をつかむ最短ルートなのですからね。
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西村 剛
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