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From;西村剛
東京の自宅より、、、
昨日(12/30)、2015年の株式市場が終わりました。
ありきたりの話ですが・・・
今日は、この1年の日本株市場を
振り返りましょう。
やはり、振り返りは重要です。
もちろん、、、
未来を見続けるのも良いのですが、
勉強でも「復習」が重要なように、
過去の環境と自分の現実のギャップを知り、
次につなげることが重要です。
そういった意味でも、
今日は、この1年の環境(過去の環境)を振り返り、
来年につなげる準備をしましょう。
では、日経平均株価と
東証マザーズのこの一年の変化を見ましょう。
日経平均株価は、
年初から約10%上昇しました。
そして、
東証マザーズ指数は、
年初から2.9%のマイナスで終了しました。
サッと流してしまうと、
この情報は、「そうだったんだ」で終わってしまいます。
でも、ここに重要な話が含まれていることに
あなたは、お気づきでしょうか?
実は、これが今年を振り返る意味で、
非常に重要な要素です。
この情報は、総括して言えば、
「GPIFによる日本株買いで大型株が買い支えられた株式市場」
と表現できます。
つまり、
「政府が一丸となって日本株を買い支えた結果」
によってもたらされたものとも言えるかもしれません。
アベノミクスは、
まず短期的効果がある金融政策から着手するということでしたので、
その効果を出すために、踏ん張ったともいえるかもしれません。
賛否両論ありますが、
いずれにしても、数年前の日経平均株価が半分以下で、
このままどうなってしまうのだろう…という雰囲気は、
もう、まったくと言ってよいほど、なくなったでしょう。
ただし、一方ですが・・・
株式市場全体しては、
日本株を支えて結果を残したのですが、
表現を変えると、こうも言えます。
「GPIFの買いがさほど期待できなかった東証マザーズ指数はマイナス」
ということです。
つまり、今年2015年は「大型株だけが上昇した相場」と言えるのです。
これは、特殊な株式市場です。
だから、私たちシステムトレーダーの世界でも
異変が生じた年でもありました。
では、その異変とは何か・・・
それは、
「システムトレード初心者ほど勝ちやすく、上級者ほど苦戦した年」
であったということです。
これは、一概に言えませんが、
私が言いたいことは、こういうことです。
私も特別プログラムなどで、
多くのシステムトレーダーを育成していますので、
その経験値からの話ですが・・・
システムトレード初心者は、
できるだけリスクを抑えようと、
大型株中心で売買ルールを作成する傾向があります。
もしくは、私もリスクをできるだけ抑えたいというシステムトレーダーには、
大型株中心の売買ルールの作成をおススメします。
ということで、
「大型株中心」でしたので、
相場環境が、大型株が上昇したということは、
それだけ成績が上昇したといえるでしょう。
だから、この2015年は、
成績良好なシステムトレーダーが多かったでしょう。
しかし。。。
システムトレード上級者は、
もしかすると、思ったような利益を獲得することができなかったかもしれません。
その理由は、上級者のあなたであれば、
もうお分かりでしょう。
そうですね、
東証マザーズが、1年を通じて下落しているのですから、
少々厳しい年だったかもしれません。
システムトレード上級者は、
すでに完成された売買ルールを持ち、
その売買ルールを動かせば、動かすほど、
利益が積み上がることが分かっています。
だから、できるだけ売買ルールが動くよう、
トレード回数を重視する傾向があります。
そうなると、大型株に比べて
値動きが荒い東証マザーズのような新興市場を好む傾向があり、
そのような売買ルールをで運用します。
ですので、そういった背景から、
今年は、少々厳しい状況だったかもしれません。
ただし、、、
システムトレード上級者のあなたであれば、
重々承知かと思いますが、
これは、あくまでも2015年の結果です。
システムトレードは、
「長期にわたり安定して利益を上げるもの」ですし、
「長期で運用すればするほど、利益を積み上げるもの」ですので、
これは、単なる通過点にすぎません。
だから、これは今年の結果というだけで、
来年もいつも通り、シグナルの奴隷のごとく、
シグナル通りに売買することを継続していきましょう。
また、これはあくまでも傾向的な話ですが、
苦戦した次の年ほど、次の年は良い成績を残すことが多くあります。
なぜなら、、、
しっかりと、去年の結果を踏まえて、
今年に有効な売買ルールを見出したり、
改良に改良重ねるなど、
成績を是が非でも上げよう!とする
気持ちが強くなるからです。
やはり、最後は気合と根性ではありませんが、
感情のないシステムトレードはシステムトレードとして動かしつつも、
最後は、あなたがどれくらい本気で利益を上げたいと思いかです。
不思議ですが、本気で思えば思うほど
結果はついてくるものです。
だから、今年好成績を残したあなたも、
思った以上に好成績が残せなかったあなたも、
来年も本気で利益を上げようと、
強く気持ちを持ちましょう。
今年、好成績を残したあなたは、
来年も好成績を残こそう!と強く願い、
今年、期待の成績を残せなかったなたは、
来年は好成績を残そう!と強く願い、
来年に備えましょう!
ただ、ハートは熱くても「頭はクール」にで、
気持ちは強くしつつも、システムトレードスキルの向上に精進し、
さらに明るい未来に向けて、突き進みましょう!!
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西村 剛
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