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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
コチラの円グラフを見てください。
↓
これは、いったい何の円グラフだと思いますか?
割合の大きいものから見ると、
○仕事:42%
○睡眠:25%
○家事:8%
○移動:8%
○その他:17%
こんな具合です。
実は、これ、、、
私の1日の時間の使い方です。
平均的な時間を割り出したところ、
こんな結果が出ました。
やはり、当然のごとく・・・
「仕事」「睡眠」の割合が大きいですね。
仮に、これが専業トレーダーであっても、
トレード自体が生業でしょうから、
きっと、多くの個人投資家は、
私のように、この2つの割合が大きくなるでしょう。
でも、いったいなぜ、
自分自身のことを例に出して、こんなことを話すか不思議ですよね?
もちろん、このグラフから。。。
時間の使い方がどうこうという話をしたいのはありません。
健康に気をつかうならどうこうという話をしたいのではありません。
仕事と睡眠がどうこうという話をしたいのはありません。
では、なにか?
それは・・・
「2016年の株式市場のテーマ」
です。
この年末年始頃から、
システムトレーダー西村から離れて、
アナリスト西村として、
「西村さんが考える、2016年の株式市場のテーマは何ですか?」
という質問を多く受けました。
いえ・・・今も受けています。
正直、システムトレーダーのあなたにとっては、
何の役にも立たない話かもしれません。
そもそも、システムトレードは、
こういったテーマに依存して利益を上げるものではないですからね。
依存するのは、
シグナルであり、その大元である統計データです。
だから、全く関係ないのですが・・・
ただ、NISAなどでは、
こういったものが有効なので、
ぜひ、そちらに役立てていただければと思います。
では、その私が考える
「2016年の株式市場のテーマ」ですが、
まず、パッと思いつくのが、
○2020年オリンピック関連銘柄
○自動運転関連銘柄
○少子高齢化関連銘柄
○訪日外国人観光客関連銘柄
でしょう。
ただ、注意しなければならないのが、
このようなテーマは、すでに株式市場に織り込まれています。
ですので、、、
今年注目したところで、
出遅れた感じがしますし、しっくりきません。
テーマとは、そもそも利益を上げることが目的ですので、
すでに織り込まれてしまっていては、
利益になる可能性は低いでしょう。
そうなれば、やはり違ったテーマが必要です。
では、いったい、私は何をテーマに考えているか?
それは・・・
『時短』
です。
言い換えれば、該当の企業のサービスや商品を使えば、
時間が短縮されて、空いた時間を有効活用できるようにするものです。
例えば、、、
代表的なものが、「ルンバ」などの
ロボット掃除機でしょう。
あとは、食洗機などもそうかもしれません。
本来、人間がするのが当たり前だったことを、
自動でやってくれるものは、まさに時短でしょう。
掃除の時間をゼロにしてくれますし、
食器を洗う時間をゼロにしてくれます。
まさに、時短です。
そして、他にも今このような時短サービスができてきています。
それは・・・
大手通販の「アマゾン」が開始した「1時間配送サービス」です。
他にも、食品で言えば、惣菜やすでにカットされている食材など、
いずれも時短のものと言えるでしょう。
もちろん、すでにこれだけありますので、
何とも言えないところですが、
私は、アナリストとして、
2016年は「時短」に関連する商品やサービスを持つ企業が
注目されるのではないかとにらんでいるのです。
ただ、まだ具体的にこれだ!という銘柄は見つかっていないのですが、
銘柄発掘のヒントとして、自分の生活を分析しています。
そうです、、、
それが、冒頭の円グラフだったのです。
自分の生活で一番時間がかかっているのを見て、
そこから連想ゲームのように、時短サービスを探します。
例えば、私の場合「仕事」「睡眠」でしたので、
これを時短する何かがないか探します。
仕事であれば、今の世の中「えっ、こんなものまで!?」というくらい
「○○代行」というものがありますので、そういった部分にヒントがあるかもしれません。
あとは、思い切って、
睡眠時間を短縮することを考えてみると、
睡眠を深くして、時間を短くする何かがあるかもしれません。
また、割合が小さいものでも、
「家事」「移動」で何か出てくるかもしれません。
そうやって連想ゲームのように
どんどん考えてみると、
まだ誰も気が付かない「お宝銘柄」が発見できるかもしれません。
ちなみに・・・
こんな話を聞くと、
「えっ、アナリストって、もっとスゴそうなことをして銘柄を発見するのではないの?」
と思う人もいるでしょう。
でも、実際のところ、
私のような「足でかせぐタイプのアナリスト」や、
私がアナリストとして指導を受けた常に結果を残している先輩たちも、
こんなことをしています。
ただ、唯一のことを言えば・・・
これはあくまでもきっかけにすぎず、
ここからの足でかせいでとる情報量や深堀度合いが
想像とは全く違うでしょう。
でも、きっかけは、こういった身近なところなのです。
だから、あなたもお宝銘柄を探すチャンスはありますので、
ぜひ、挑戦してみてください。
しかし、もちろんの話ですが・・・
システムトレーダーのあなたは、
いつも通り、シグナルの奴隷のごとく、シグナルに忠実に売買を継続しましょう。
ただ、それとは別に、
こういった銘柄が中長期保有が前提ですので、
NISAなどを上手く活用して、この情報を活かしてみるのも面白いでしょう。
システムトレーダーとして、
日々着実に利益を積み上げることも重要ですが・・・
「株を楽しむ♪」
こういったマインドも重要です。
斉藤正章さんも、あれだけシステムトレードで利益を上げていますが、
根本的には、株を楽しんでいますからね。
ですので、このような情報をもとに、
株を楽しむのも、心の余裕ができ良い効果があると思いますよ。
あなたも、久々に株を楽しんでみませんか?
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西村 剛
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