<続>逆張りシグナルの落とし穴…



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

逆張りシグナルの落とし穴…

昨日、斉藤正章が
このような記事を配信しました。

あなたは、この記事を
どのように読み取ったでしょうか?

もちろん、人それぞれですが、
この話には非常に重要なことが隠されています。

ちょうど、私も
この一連の暴落が落ち着いた、
このタイミングでお話しししたい内容でしたので「続編」として、
「逆張りシグナルの落とし穴」についてお話ししましょう。

 

ただ、まずもう一つ重要なのが、
私が今、サラッと使ってしまった言葉、、、

ここを説明しないといけないでしょう。

 

そうです・・・

「一連の暴落は落ち着いた」

ということです。

 

2/15(月)の終値時点では、
まだ、私が日々確認しているシグナル数が
「47銘柄」でしたので、安心できる状況ではありませんでした。

外国人投資家の売り越しも続いていたので、
まだまだ予断を許さない状況でした。

 

しかし、、、
そのシグナル数も、このように

/////////////////////////////////

○2/9時点:22銘柄
○2/10時点:39銘柄
○2/12時点:253銘柄
○2/15時点:47銘柄
○2/16時点:16銘柄
○2/17時点:6銘柄

/////////////////////////////////

 

昨日(2/17)時点では、「6銘柄」になり、
一連の暴落はようやく落ち着いたと考えてよいでしょう。

また、外国人投資家も、
この先、どうなるかはわからないものの、
ようやく買い越しに転じました。

 

ただし、、、
昨日の日本株市場は、反落しています。

日経平均株価は、
前日比1.3%マイナスの15,836円36銭、

東証マザーズ指数は、
前日比1.7%プラスの744.12ポイント

でした。

 

ですが、これはここ2日間で大きく株価が上昇したので、
その利益確定の売りによるものだと考えられるでしょう。

 

さて、ここからが今日の重要な話です。
続編の「逆張りシグナルの落とし穴」です。

今回の暴落では、
もちろん、うまく逆張り戦略がフィットして、
利益を上げたシステムトレーダーも多いでしょう。

 

ですが・・・
その一方で、昨日の記事の斉藤正章さんのように、
一歩早く買い付けてしまったために、

思ったほど利益が上がらなかったり、
反対に損失が出てしまった人もいるでしょう。

 

あなたは、どちらでしょうか?

 

ただ、ここで間違ってはいけないのが、

斉藤さんの記事にあったように、
この結果を決して短期的に判断してはいけないということです。

もちろん、完全な安全策をとった人は、
うまく利益が出たかもしれません。

 

しかし、、、
安全策は安全策でよいのですが、
シグナルが出たが買えなかったという場合も考えられます。

もしくは、安全策過ぎて
シグナルがそれほど出なかったということもあるかもしれません。
同じ安全策でもいろいろな結果があるでしょう。

 

反対に、斉藤さんのように、1日早く買い付けてしまったために、
思ったよりも利益が上がらなかったり、損失を抱えてしまった人もいるでしょう。

 

でも、、、

それはこの瞬間だけで判断するのものではなく、
「長期的視点」で、成績を判断するのがシステムトレーダーですので、
ここで一喜一憂する必要はないでしょう。

斉藤さんの記事を読むと
そこがよく分かりますよね。

 

やはり、私たちシステムトレーダーは、

「長期にわたり、安定して継続的に利益を上げる」

個人投資家ですので、
この暴落で成績がどうだったかを判断してはいけません。

 

あくまでも、1か月、半年、1年、5年、10年と
できるだけ、長期的な視点で、判断すべきなのです。

だから、仮に今回の暴落で上手くいかなかったとしても、
この一瞬のことを気にすることなく、
次のチャンスを待つのがよいでしょう。

 

しかし・・・
そうは言っても、今回の暴落のことを忘れてはいけません。

 

それは、上手くいったシステムトレーダーも、
上手くいかなかったシステムトレーダーも、どちらもです。

今回の暴落で、あなたの逆張り戦略のシグナルが、
株価の大底の何歩手前で出るかがよく分かったでしょう。

もしくは、上手く大底をとらえたかもしれません。
いや、もしくはほとんどとらえることがなかったかもしれません。

 

だからこそ、いずれの場合でも、
自分の逆張り戦略のシグナルの出方の「特徴」や
「上手くいったこと」「上手くいかなかったこと」などを
しっかりと振り返っておきましょう。

この振り返りは、いずれの場合のシステムトレーダーでも、
必ず次の機会に活かされます。

 

上手くいかなかった人は、
もちろん、売買ルールの改良や、
あなた自身のメンタル面の成長につながるでしょう。

また、上手くいった人は、
人は、案外成功要因は分析しないので、
この分析によって、その上手くいった方法を
より再現性高く、これから再現できるようになるでしょう。

そうすれば、次の暴落のときには、
どちらの場合のシステムトレーダーも
今以上の利益を上げられるはずです。

 

おそらく、、、

今回くやしい思いをしたあなたは、
もう、動き出して、次に備えているでしょう。

だから、私は安心しています。

 

しかし・・・

実は、ここかがある意味「逆張りシグナルの落とし穴」なのですが
上手くいったあなたのほうを心配しています。

 

人間、どうしても上手くいったことは、
「やった!」という感情が先走って、
それですべてが終了してしまいます。

でも、私たちシステムトレーダーは、
「再現性」にこだわるトレーダーです。

つまり、今回上手くいったことは、
また同じことが起きれば、同じように利益を上げられなければ、
真のシステムトレーダーとは言えなくなってしまうのです。

 

ということは・・・
今回上手くいったあなたは、ここからが勝負だということです。

次も同じ結果が出れば、あなたは真のシステムトレーダーです。
でも、もし同じ結果が出なければ・・・

決して、あなたはそんなことは望まないでしょう。

それであれば、あなたがすることは、もう決まっていますよね?

 

ぜひここで、「やった!」という気持ちで終わらず、
しっかりと成功分析をして、再現性を高めましょう。

トレードは、決して人と勝負するものではありませんが、
今回悔しい思いをしたシステムトレーダーたちが、
もう新しいスタートを切って、あなたのすぐ後ろまで近づいています。

だから、勝負に勝ったと思ったときこそ、
感情に負けず、これまで通りの努力を継続しましょう。

それが、私たちが望む成功への
本当の最短ルートになるのですから。

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。