日本株、やはりここから下落突入か？

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From；西村剛
東京の自宅より、、、

「日本株、やはりここから下落突入か？」

今日はあえてこのようなタイトルを付けました。

その理由は、
あなたの注意をひきたかったからです。

もちろん、注意がひきたかったと言っても、
興味本位で言っているわけではありません。

これから起こるかもしれない
「あまり好ましくない状況」を
あなたにしっかりと聞いていただきたいから、
このようなタイトルを、あえて付けました。

不思議ですが、、、

私が日々発信している情報は、
株式市場が厳しい状況に置かれたときほど、
閲覧する個人投資家が増え・・・

厳しい状況から、一時的にでも脱すると、
情報を閲覧する個人投資家が激減します・・・

これは良いことか悪いことか、
どちらとも判断しがたいですが、

いずれにしても、

今日もしっかりと私の情報をお読みいただいているあなたは、
しっかりと株式市場に向き合っている
意識の高い個人投資家でしょう。

また、市場の雰囲気が好転したから良かったと
安易に考えず、常に次のことを考えている
素晴らしい個人投資家でしょう。

だから、そのようなあなたにこそ、
この情報をお届けしたいのです。

昨日（2/18）の日経平均株価は、
反発しました。

日経平均株価は、
前日比2.2％プラスの16,196円80銭、

東証マザーズ指数は、
前日比4.7％プラスの 779.24ポイント

でした。

反発した理由は、原油価格の高騰を好感し、
米国株式市場が上昇したことです。

そして、同時に注目したいのが、
私が日々確認しているシグナル数です。

/////////////////////////////////

○2/9時点：22銘柄
○2/10時点：39銘柄
○2/12時点：253銘柄
○2/15時点：47銘柄
○2/16時点：16銘柄
○2/17時点：6銘柄
○2/18時点：0銘柄

/////////////////////////////////

このように、暴落の水準に達していた銘柄数は、
昨日時点で「0」になりました。

これで、、、

一連の暴落相場は、終了したと言えるでしょう。

参考までですが、

日経平均株価の底値は、
2/12（金）の「14,865円77銭」でした。

では、ここで気になるのが、
この一連の暴落があって、ここから株価は上がるのか？下がるのか？
ということでしょう。

あなたは、どう考えるでしょうか・・・

もちろん、システムトレーダーの私たちにとって、
将来の株価の予測は関係ない話なのですが、

ある程度流れがわかっていると、
どの売買ルールの改良に注力したらよいかなど、
一つの目安になります。

そういった意味でも、
今後の動向を考えてみると・・・

私の見解では、

「数日間の株価上昇はあるが、再び下落トレンド入りする」

と考えています。

その理由は明確です。
こちらの指標をご覧ください。
↓
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
（『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）

いつも確認している

『外資系証券寄付き前動向』を確認すると、
外国人投資家が、日本株を積極的に買ってきていないのです。

2/17、2/18は、
小幅ながら買い越しになっています。

しかし・・・
これだけでは、外国人投資家が日本株を
積極的に買ってきているとは言えないでしょう。

そして、いま大底をうまくとらえて
含み益を抱えている投資家たちが、
いったん利益確定に入ると、
やはり、株価が上向きに動くとは考えにくいです。

日経平均株価で考えると、
16,700円～17,000円で落ち着くのが一つの目安かもしれません。

もちろん、私たちシステムトレーダーにとって、
この情報は必要ないものです。

シグナルの奴隷のごとく、シグナルに忠実にトレードすれば、
着実に利益が積みあがっていきます。

ですが、、、

日々売買ルールの改良をしたり、
心構えをするには、この情報は一つの役立つ情報かもしれません。

ぜひ、この目安ともいえる情報を頭の隅に置き、
日々の改善などに役立てるとよいでしょう。

ここからは、おそらく、、、

外資系証券寄付き前動向と日経平均株価の上限

がポイントになってきます。

ぜひ、これらの指標も参考にしながら、
日々の改善を進め、着実に利益を積み上げていきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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