なぜ、暴落で私の逆張り戦略は利益が上がらないのか?



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

「2月の暴落で、シグナルが早いタイミングで出てしまい、
大底をとらえることができませんでした・・・(涙)」

「2月の暴落で、シグナルは出たのですが
指値が厳しくて買うことができませんでした・・・(涙)」

「2月の暴落で、みんなシグナルが出ているようなのに、
シグナルが出ませんした・・・(涙)」

 

ここ最近、あの暴落直後から時期を新たに、
このような質問を多くいただくようになりました。

先日も似たような話をしたかもしれませんが、

ということは、
それだけシステムトレーダーにとって
重要な話であり、悩ましいところなのでしょう。

 

まず、先日もお伝えしましたが、
やはり、あなたの逆張り戦略が、
偶然、今回の暴落にフィットしなかったという可能性が高いでしょう。

 

そして、そもそもの部分を考えてみてください。

もしかすると、今あのように悩んでいるあなたは、
「目的と手段が入れ替わっている」かもしれません・・・

 

まず、考えていただきたいのが、

あなたがトレード回数を重視する、
利益重視型のシステムトレーダーであれば、
利益(合計損益)を大きくしようと、
シグナルは、早いタイミングで出るのは自然な流れでしょう。

実際、逆張り戦略で利益を上げることを得意としている
斉藤正章さんは、逆張りに関してはリスクを大きくとってでも
利益を狙いに行くので、今回は早いタイミングでシグナルが出ていました。

 

反対に、あなたが利益もそこそこ狙いたいが、
やはり、リスクを回避したいという、
リスク回避型のシステムトレーダーであれば、
指値を厳しくしていて、約定しないことやシグナルが出ないことは自然な流れでしょう。

ということは、、、
言い換えれば、あなたの逆張り戦略は、
しっかりと、あなたの目的通りに改良されているということなのです。

利益を重視するから、早いタイミング買う、
リスク回避を重視するから、厳しく設定する

どちらも、その通りになっているから、
そのような結果になっているのです。

 

つまり、、、

冒頭でお話ししたような内容は、

「結果から生まれる後付けの感情」にすぎません。

 

しっかりと、

あなたの逆張り戦略が、あなたの目的通りに機能しているのです。

 

しかし・・・

私にも責任があるのかもしれませんが、
中には、今回の暴落でうまくフィットしているシステムトレーダーが
比較的多くいるのも事実です。

逆張り戦略の勝率の目安は、おおよそ80%ですので、
それを基準に考えれば、80%のシステムトレーダーは、
うまくいったということでしょう。

 

ですが、、、

20%のシステムトレーダーは、
「今回は」上手くフィットしなかっただけです。

もちろん、次の暴落で、
前者の80%に入ったシステムトレーダーが
また80%に入れるとは限りません。

勝率80%ということは、
あくまでも概念的な考え方ですが、
10回暴落が起きれば、2回は負ける可能性があるとも捉えられます。

だから、次の暴落のときは、
運悪く、その2回に入ってしまうかもしれないのです。

このように、確率論の世界ですので、
1回上手くフィットしなかったことに、
決して一喜一憂する必要はないのです。

むしろ、この1回を悔やんで、
変に改良してしまうほうが、もっと良くないことでしょう。

 

だから、そもそもあなたは
どのようなコンセプトのもと、あなたの逆張り戦略を改良したか、
もう一度見直してみると良いでしょう。

 

そして、もしそのコンセプト通りに、
今回の暴落で動いていれば、
それは、しっかりとした売買ルールだということです。

決して、今回のことで悔やむ必要はありません。

次のチャンスを待てば良いのです。

 

しかし・・・

反対に、偶然フィットして利益が上がってしまっていたら、
それは心配でしょう。

コンセプト通りではないということは、
次も、フィットできるとは限りません。

次の暴落では、あなたの狙い通りに機能せず、
困った事態を引き起こすことも十分に考えられるでしょう。

だから、そのときは再度改良が必要でしょう。

 

ちなみに・・・

そうは言いつつも、見直すと良いのは、
資金管理に何か原因がある場合も考えられます。

○レバレッジのかけ過ぎ
○集中投資し過ぎ

そういったことがあれば、
そこに何か原因があるかもしれません。

 

どんなに優れた売買ルールでも、
どんなに優れたトレード法でも、

ピタッと、天井と底を常にとらえ続けるものは
まず、この世に存在しないでしょう。

だから、今回はたまたま上手くいかなかった1回ととらえ、
次に向けて動き出すのが良いでしょう。

 

もう、過去のことです。

もし、あなたの目的通りに売買ルールが動いていれば、
それは将来の利益が期待できるはずです。

だから、決して慌てることなく、
ドンと構えて、次を待ちましょう。

そうしないと、本来の目的を見失って、
目的と手段が入れ替わり、とんでもないことになってしまいますからね。

「次を待つ」

これも、システムトレーダーにとって重要なスキルの一つでしょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。