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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「日本株近日中に暴落か？」
突然こんな話をすると、
変にあなたの危機をあおっているように感じるかもしれません。
しかし、それは違います。
もちろん、私たちシステムトレーダーにとって、
この暴落は利益を上げるチャンスなのですが、
私たち以外の個人投資家にとっては、
この暴落は投資生活を終わりにしかねないものです。
だから、起きてから伝えても、
起きる直前に伝えても、何の意味もありません。
予兆がある段階でお伝えしなければ、
対策も何もできず、いざ暴落が起きたとき
どうにもなりません。
ですので、今日はその予兆が見られるので、
しっかりとあなたにお伝えしておきましょう。
まず、昨日非常に「気になるデータ」が発表されました。
そのデータとは、、、
『3月7日から11日の投資主体者別売買動向』
です。
このデータに非常に気になる数値があったのです。
それは。。。
「外国人投資家が、大幅に日本株を売り越してきている」
ということです。
これは、非常に気になります。
しかも、その売り越し額は「現物株で約1兆2000億円」です。
これは、通常の状態を比較すると、大幅な売り越しです。
ただ、さすがにここまで売り越しがあると、
日本株が下がるものですが、
その一方で、今のところ、
個人投資家や信託銀行が買い越ししていて、
その二者が買い支えしている状況です。
だから、日本株は何とか
今の状態で踏みとどまっていると考えるのがよいでしょう。
しかし・・・
もし、外国人投資家の売り越しが続けば、
日本株がもう一段下がる可能性も十分に考えられます。
為替が、3/17時点で1ドル111円台まで円高が進んでいます。
その影響から、短期的に株価が乱高下することも可能性として高いでしょう。
ですので、もし株価が乱高下するようであれば、
今のような状況が続けば、「資金管理」の見直しが必要です。
そして、今の状況ですと近日中の暴落も否定できないので、
暴落時に耐えられる売買ルールになっているか見直しておくと良いでしょう。
また、もちろん暴落が起きれば、
威力を発揮するのが、私たちシステムトレーダーにとって最強の戦略の
一つともいえる「逆張り戦略」でしょう。
逆張り戦略は、勝率が高く平均損益も高いことから、
私たちシステムトレーダーが好む戦略です。
しかし・・・
今年の暴落で実感できたかと思いますが、
実際に暴落が起きると、一時的にドローダウンが起き、
その後、一気に利益になるという
人によっては、少々精神的に厳しい戦略かもしれません。
ですので、その精神的な負担を減らすべく、
再度検証しなおしたり、その状況を想定しておくなど、
いざ暴落が起きたときに、しっかりとチャンスをつかめるようにしておきましょう。
もちろん、今日お話ししたことは、
将来の株価だけは、誰にも分らないので、
必ず起きることではありません。
ただ、『3月7日から11日の投資主体者別売買動向』のデータから
その予兆があることは十分に考えられます。
そして、暴落は私たちシステムトレーダーにとって、
利益を着実に積み上げる最大のチャンスです。
だからこそ、しっかりと準備をしておきましょう。
あとは、ここから利益を着実に積み上げられるか、
そうならないかは、あなたの行動次第ですよ・・・
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西村 剛
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