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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「今月下旬に再び暴落か？」
新年度早々、
いきなり何を言っているのだろう・・・
という言葉から始まりました。
ただ、これは毎度のことですが、
起きてからでは遅いので、
早めにお知らせしておきます。
そもそも暴落というのは、
年に一度あるか、ないかのチャンス・・・
いや、機会ですが、
今年は、年初から例年と違う動きをしているので、
何度も暴落のチャンス・・・
いや、機会・・・
いえ、危ないとき？
が来ることを想定したほうが良いでしょう。
と、、、
ところどころに、
「暴落＝チャンス」とお話ししましたが、
私たちシステムトレーダーにとって、
これほど大好物な機会はありません。
だから、私たち以外の個人投資家にとっては、
危機的状況かもしれませんが、
私たちにとっては、
利益を上げる最高の機会です。
だから、思わず暴落をチャンスと
表現してしまったのですが・・・
それはそれとして、
なぜ、「今月下旬に再び暴落」が起きる可能性があるのか？
それについてこれからお話ししましょう。
では、まずその話をするにあたり、
昨日（3/31）の株式市場を振り返りましょう。
昨日の日本株市場は下落しました。
日経平均株価は、
前日比0.7％マイナスの16,758円67銭、
東証マザーズ指数は、
前日比0.7％プラスの 1020.80ポイント
でした。
日経平均株価は、これで3日続落です。
これは、やはり外国人投資家の
売りによって起きているとみて良いでしょう。
ですが・・・
その一方で、やはり、
東証マザーズ指数は、年初来高値を更新しています。
良好な投資環境が続いています。
さて、この状況を踏まえて、
この新年度の始まり4月の株式市場を考えてみたいのですが、
結論を言えば、
「良好な市場環境」
と言えるでしょう。
例年3月、4月は日本株が好調な時期です。
今年2016年も例外なく、
3月は、日経平均株価が4.5％、
東証マザーズ指数に関しては、
大きく上昇し21％上昇して います。
もちろん、2月に株価が大きく下落した反動もあるのですが、
それを加味しても、良好だったと言えるでしょう。
では、その良好な状態が、
この4月も継続するか？です。
おそらく、この4月もこの良好な状況は継続するでしょう。
ただ・・・
十分に注意しなければならないことがあります。
それは、、、
「今月、中旬から下旬に暴落があるかもしれない」
ということです。
その理由は、外国人投資家の動きです。
日経平均株価が3日続落になった原因の通り、
彼らは、今日本株を売り越してきています。
ここ最近の彼らの動きを見る限り、
買い越しに切り替わる様子は見られません。
そうなると、この傾向がまだ続くことが考えられます。
そして、その結果起きると考えられるのが、
「大型株が大きく下がる」
ということです。
やはり、外国人投資家は
日経平均株価に採用されるような大型株を好みますので、
そこに直接影響がでると予測されるでしょう。
一方、いま続落とはいえ、
大きく株価が下がらないのは、信託銀行などの機関投資家が
買い支えている影響があります。
機関投資家は特に期が変わる、
4月初旬に日本株を買い越す傾向がみられます。
だから、仮にこのまま外国人投資家が売り続けても、
機関投資家が支えてくれるでしょう。
しかし・・・
注意したいのが、この買い支えが弱まる
「4月中旬以降」です。
この買い支えがなくなり、
外国人投資家の売り越しが続けば、
株価は一気に下落するでしょう。
そうなると、今月中旬から下旬に
暴落が起きることは、十分に考えられるのです。
暴落は、私たちシステムトレーダーにとっては、
非常に大きなチャンスです。
もちろん、これが本当に起きるかは、
誰にも分りませんが、
このときに備えて準備をしておくことは必須でしょう。
もし、起きてから「あのとき準備しておけば…」と
振り返っても遅いですからね。
しかもそのとき、追い打ちをかけるように・・・
私が、「この暴落で利益を上げた！という報告をもらいました！」などと
言ったら、その悔しさは倍増するかもしれませんので（笑）
暴落は、私たちシステムトレーダー以外にとっては、
目を開けていられないくらいつらい状況ですが、
私たちにとっては最大のチャンスです。
本当にそうなるかは誰にも分かりませんが、
その最大のチャンスをつかむために
今から準備をしておきましょう。
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西村 剛
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