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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
日本株8営業日ぶりに上昇ですが、、、
やはり、不穏な空気が流れています。
それは、優秀な個人投資家であるあなたであれば、
すでに実感されていることでしょう。
昨日（4/7）の日本株市場は、
8営業日ぶりに上昇しました。
日経平均株価は、
前日比0.2％プラスの15,749円84銭、
東証マザーズ指数は、
前日比4.9％プラスの994.86ポイント
でした。
昨日の株価が上昇した要因は、
東証マザーズ指数に関しては、
時価総額上位のバイオ関連銘柄が
大きく上昇したことです。
しかしながら、、、
日経平均株価は、
これまでの7営業日間の下落幅を考えると
上昇したとは言えない程度の上げ幅に留まっています。
やはり、これくらいの上昇では、
これまでの株価下落に対して、
全くといって良いほど、不安感が拭えない状況でしょう。
特に、今この株式市場の不安感を招いているのが、
「為替」
です。
やはり、円高傾向が
依然として続いています。
世界的な景気後退への不安や
少しずつ報道が過熱してきた「パナマ文書」の影響が
この為替に響いてきています。
このパナマ文書に関しては、
完全に否定るコメントなども出ていますが、
内容が内容なだけに、投資家たちの不安は拭えないのでしょう。
そして、この円高が続くと、
悪影響を及ぼすのが、日経平均株価に採用されるような
「大企業」
です。
大企業の多くは、
外需によって業績を支えている部分は否めません。
ということは、、、
このまま為替が円高方向に動くと、
業績が悪化してしまう可能性が高いでしょう。
そうなると、その業績悪化は
株価に反映されますので、
再び下落するいう負のスパイラルに陥ります。
だから、今の株式市場は、
「この円高傾向がどこで止まるか？」
これが、短期的なポイントでしょう。
この為替動向に関しては、
ようやく政府首脳からコメントが出始めました。
しかし、そのコメントによって、
反発する兆しはまだまだありません。
よって、この傾向はまだ続く可能性が高いでしょう。
つまり、、、
今の日本株市場は、
為替が円安方向に変わらない限り、
状況が変化しないといえるでしょう。
しばらく、株式の動きだけでなく、
為替の動きにも注目しながら、
株式市場の動向を見たほうが良いでしょう。
ただし・・・
私たちシステムトレーダーは、
いつもの通り、シグナルの奴隷のごとく、
シグナル通りにトレードしていくだけです。
為替の動きに注目しつつも、
やはり、暴落が起きる可能性が続いていますので、
そのときに備えて逆張り戦略などを準備しておくのがよいでしょう。
そして、いざシグナルが出たら
シグナル通りに売買し、着実に利益を積み上げる。
それが、私たちシステムトレーダーがすべきことです。
そして、それが私たちが望む成功を手に入れる
最短ルートになるでしょう。
ぜひ、私たちは私たちの道を着実に進み、
日々成功に近づいていきましょう。
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西村 剛
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