初級者と上級者の質問の違いとは?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「この売買ルールを改善するには、
どのような条件式を付け加えたらよいでしょうか?」

「合計損益を増やすには、
どのような条件式を付け加えたらよいでしょうか?」

「ドローダウンを減らすには、
どのような条件式にすればよいでしょうか?」

 

これは、ここ最近よくいただくご質問です。

私のところに届くのは、
比較的、この3つのが多いです。

売買ルールには、
一応、「これで実運用していい」と思う完成ラインはあるものの、

やはり、実運用して利益が出始めると、
「もっと上を目指したい!」と思うのは、
個人投資家として当然でしょう。

だから、終わりがないものと言えば、
終わりがないのが、売買ルールの改良です。

 

さて、この3つのご質問ですが、
実は、システムトレード初級者と上級者では、
全く質問の方法が異なります。

いずれも、同じ意味合いで質問があるのですが、
面白いことに、この両者には大きく隔たりがあるのです。

そして、その隔たりこそが、
初級者のあなたが、いち早く上のレベルに行くための
方法の一つでもあるのです。

これから、その隔たりともいえる「違い」についてお話ししましょう。

 

では、その違いを結論から言います。

 

結論は、、、

「質問の答えを、自分でどれだけ考えたか?」

という部分です。

 

例えば、「ドローダウンを減らしたい」という主旨の質問は、
初級者と上級者では、このように異なります。

まず、初級者からいくと、
初級者は、このような主旨で質問をします。

「とにかく出来るだけドローダウンを減らしたい。
きっと西村さんとかは、すごい条件式を知っているのだろう!
それを聞けばドローダウンが減るはずだ!」

もちろん、私も一流システムトレーダーを何人も輩出していますので、
それなりに、これに対して答えは持っています。

 

ただ、難しいのは、、、

漠然とドローダウンを減らしたいといご質問があっても、
私も漠然とした答えしか返せないのです(汗)

だから、探り合いと言いますか・・・

「これはどうですか?」
「あれはどうですか?」

の繰り返しになってしまうのです(汗)

 

一方、上級者はいかがでしょうか?

 

上級者は、このような主旨で質問をします。

「私が許容できるドローダウンは運用資金の20%までです。

 

ドローダウンを減らすために、
指値を厳しくしたり、ボラティリティを条件式に加え、
値動きの荒い銘柄はトレードしないように改良しました。

ですが、2015年4月から8月までのドローダウンだけは
どうしても20%を上回ってしまいます。

現行の売買ルールで運用するか、
それともさらに条件式を厳しくして合計損益を減らして、
ドローダウンを20%以内にして運用したほうが良いでしょうか?」

 

いかがでしょう・・・

かなり具体性があります。
だから、このご質問に対しては、私も具体的に回答することができます。

 

では、この違いは何でしょうか?

大まかに言えば、具体性です。

もう少し詳しく言えば、、、

「質問の答えを、自分でどれだけ考えたか?」

なのです。

 

初級者は、魔法の杖のように
「○○さんに頼れば、きっと良い答えをくれる!」となる傾向があります。

語弊があるかもしれませんが、
人に頼り切っている状態です。

つまり、依存型の質問ということです。

 

反対に、上級者は、いったん自分でその答えを考え、
ぎりぎりまで詰めたが、なかなか答えが出ない・・・
もしくは、どちらを選択したらよいかわからない・・・
という状態です。

 

もちろん、上級者で知識や経験があるからかもしれませんが、
自分の持っているもので何とか解決してみようと、
必死にがんばるのです。

つまり、自立型の質問ということです。

 

いかがでしょうか?

全く同じ主旨の質問でも、
「依存型」か「自立型」で、これから進む道は全く変わります。

同時に、回答する人の答えも全く変わります。

 

あなたの今の状況はどちらですか?

ぜひ、その状況を見極めて、
質問内容をもう一度見直してみると良いでしょう。

すると、自然とその見直しが
あなたのレベルアップにつながり、
システムトレーダーとして、さらに成長することができるでしょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。