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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「日経平均株価624円大幅下落」
昨日（4/28）の夜のニュースは、
この話題が何かと多かったように見えます。
この突然の下落に、
急に不安になった個人投資家の皆さんも
多いかもしれません。
そこで、、、
今日は、単刀直入に、
昨日の下落について、私の見解をお話ししましょう。
まず、昨日の日本株市場を振り返ります。
昨日の日本株市場は大幅下落しました。
日経平均株価は、
前日比3.6％マイナスの16,666円05銭、
東証マザーズ指数は、
前日比2.6％マイナス の1131.56ポイント
でした。
日経平均株価は、
突然の624円の大幅下落です。
この要因は、
各種報道にもあったように、
日銀のあのニュースででしょう。
前場こそ堅調に推移していましたが、
日銀が金融政策決定会合で
追加金融緩和の実施の見送りを発表しました。
すると・・・
その影響で、一気に株式市場は変化しました。
為替が円高方向に急速に動き、
その結果、日本株も後場に入り大きく下落しました。
それが、日経平均株価の下落には、
本当にキレイに反映されたのでしょう。
ただ、ここ最近株価が
絶好調というわけでもなかったので、
この突然の大幅下落に慌てている個人投資家も多いかもしれません。
では、結局のところ、
これから、日本株はどうなるのでしょうか？
もちろん、将来の株価は誰にも分かりませんが、
昨日の大幅下落については、
アナリストとしての私の見解があります。
その見解では、この大幅下落は、
特に気になることがないと考えています。
この下落は「短期的なもの」だと考えているのです。
では、なぜ短期的だと考えているかですが・・・
日銀が追加金融緩和の実施を見送る可能性については、
事前にある程度報じられていました。
それを考慮すると、
あの後場の動きは、少々行き過ぎではないかと考えています。
つまり、行き過ぎなので、
自然とそれは戻るということです。
おそらく、連休を控えて手仕舞いをしたい投資家が多い中、
「追加金融緩和の実施見送り」という悪材料が出たので、
両極端に株価が動いてしまっただけだと考えられるでしょう。
今月に何度かお伝えしてますが、
今の株式市場は、ちょっとした悪材料で、
一気に状況が好転したり、暗転したりします。
ですが、それはあくまでも
悪材料が出た瞬間の一時的なものであって、
長期的に影響するものではないでしょう。
だから、昨日の下落は
まさにその典型例でもあるのです。
よって、私は昨日の下落に関して、
特に何とも思っていない部分があります。
むしろ・・・
このような悪材料で状況が一変するときは、
私たちシステムトレーダーにとってチャンスです。
押し目買いや逆張り戦略で利益を積み上げる
絶好のチャンスでしょう。
だからこそ、このようなときは、
ニュースなどで不穏なことが並びますので、
なんとなく重苦しい雰囲気に押されがちですが、
私たちシステムトレーダーは、
そんな雰囲気は無視して、シグナルだけをしっかりみておきましょう。
そのシグナルは、
きっと、あなたに利益をもたらすチャンスを教えてくれます。
このようなときこそ、
いつもの通り、シグナルの奴隷のごとく、
シグナルに忠実に売買して、利益を着実に積み上げましょう。
それが、私たちシステムトレーダーの進むべき道なのですから・・・
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西村 剛
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