なぜ、ここからの下落トレンドは危険なのか?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

日本株が3日続落です。

あの暴落以来の7日続伸から、
とうとう、3日続落です。

日経平均株価は、
前日比0.6%マイナスの15,276円24銭、

東証マザーズ指数は、
前日比3%マイナスの980.27ポイント

でした。

 

この下落の要因は、
まだ、英国のEU離脱による様々な懸念と、
その中で、為替が円高傾向に進行するのではないかという
警戒心からきているものでしょう。

特に、その警戒心は厄介な話で、
この為替の円高傾向への懸念が解消されない限り、
日本株の再浮上は非常に難しいのかもしれません。

そして、この要因も絡み、
日本株は、本格的に下落トレンドに突入したと考えて良いでしょう。

 

では、ここでやや気になるのが、

この下落トレンドは、短期的なもので、
再びアベノミクス相場のような相場が帰ってきたり、
そこまでいかなくても上昇トレンドに転じるのか?

それとも、下落トレンドが続いてしまうのか?

その期間です。

 

結論から言えば、この下落トレンドは、
「長期化」するでしょう。

 

その大きな理由は「為替」です。

ある意味、ここ最近の日本株は、
為替の動きに悩まされ続けていると言っても良いでしょう。

冒頭でもお話しした通り、
今、英国のEU離脱に関して、
様々な懸念が出ています。

それこそ、先日メディアで目にしましたが、
経済だけでなく、英国の代表的スポーツである
サッカーのプレミアリーグの選手枠のことにも影響があるようです。

このように、スポーツまで影響するのかという状態ですので、
この懸念は簡単には払拭されないでしょう。

 

そして、、、
その懸念は、今「為替」にも影響してしまっているのです。

「円」は、世界の中でも相対的に見て、
「安全資産」と言われているものです。

今、投資家たちは、
英国のEU離脱決定で先行きが不透明なことで、
できるだけ、資産をできるだけ安全にしてするために、
この円に集中している状況です。

その結果、円高が起こり、
さらなる円高傾向の懸念から日本株が下落傾向にあるのです。

つまり、この円高傾向が続く限り、
日本株の再上昇は、見込めないでしょう。

 

ですので、反対に言えば、
ここから日本株が再上昇するには少なくとも、

「円安方向に動く」

ことが不可欠だということです。

 

しかし・・・
困ったことに、そのような兆しは一向に見えません。

もし、ここから為替が円安方向に動くには、

○英国のEU離脱の方向性が固まり、世界中の投資家に安心感が広まること
○米国経済の好調さが顕著になり、その結果米国が金利を引き上げ、ドル高になること

このようなことが必須でしょう。

 

ですが・・・

いずれも、それが現実になる兆しが見えません。

 

ということは、、、
まだまだ、この株価下落は続くと考えられるでしょう。

そして、同時にそれは下落トレンドが長期化することを意味するでしょう。

では、私たちシステムトレーダーは、
ここから、どのようにしていけば良いのでしょうか?

下落トレンドの長期化を前提にすると、
その対応策は、システムトレーダーになった時期でやや違うかもしれません。

もし、あなたがアベノミクス相場以前の
日経平均株価が半分ほどで、欧州の金融危機の時期を経験していれば、
再びあの頃を思い出して、気持ちの準備をしておくと良いでしょう。

また、あのころ有効だった戦略や、
他の下落トレンドの時期に有効な戦略を確認し、
今、あなたが運用している売買ルールを再確認しておくと良いでしょう。

 

そして、もしあなたがアベノミクス相場から
システムトレーダーになったのであれば、
システムトレーダーとしての下落トレンドは初めてでしょう。

もちろん、売買ルールは下落トレンドの時期を含めて
利益を上げられるように作られたものですので、
基本的には、今までとやることは変わりありません。

ただし、下落トレンドが長期化すると、
その雰囲気にのまれ、精神的に厳しいときがあるかもしれません。

ですので、今のうちに、あなたの売買ルールの
過去の下落トレンドでの状況を確認したり、
状況が良いときは負荷がかからないが、
悪いときは精神的な負荷がかからないかなど
確認しておくと良いでしょう。

そして、もし厳しいと感じた場合は、
すぐに改良に取り掛かることをオススメします。

 

ただし、こういった下落トレンドのときこそ、
私たちシステムトレーダーの腕の見せどころです。

周囲の個人投資家は、下落トレンドでは
日々どのようにして良いか分かりません。

保有している銘柄を、いつ売って良いか?
どの銘柄を買えば良いか?

そのバランスや感覚が崩れてしまいます。

ですので、不用意な損失を出しやすくなるでしょう。

 

しかし、私たちシステムトレーダーは違います。

そのような下落トレンドでも利益を上げられる売買ルールを作り、
そのルールから出てくるシグナルにしたがってトレードします。

だから、そのシグナルにしたがっている限り、
決して、バランスや感覚を崩すことはありません。

むしろ、周囲の個人投資家とは違い、
不用意な損失を回避し、日々着実に利益を積み上げ、
気がつけば思った以上に利益を上げているという状況になるでしょう。

だから、ここからはある意味、
私たちの得意分野への突入です。

その自信を胸に、そして、同時に努力を怠らないようにして、
ここからの下落トレンドに備えましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。