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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「日本株、今後の見通しは?」
ここ最近、マネー雑誌などから、
このような質問を受ける機会が増えてきました。
今年は、年初から暴落が続いたり、
つい先日も、英国のEU離脱報道から暴落したりと、
これまでに全くない動きをしているので、
当然の質問なのかもしれません。
あとは、、、
そろそろ今年の後半戦の話を
雑誌社がネタとしてほしいといったところでしょう。
では、実際のところ、
私は「日本株の今後の見通し」をどのように見ているのでしょうか?
今日は、せっかくですので、
これについてお答えしましょう。
まず、結論から申し上げると・・・
「ここから数年は、下落トレンドが続くだろう」
とうことです。
では、なぜ下落トレンドが数年続かですが、
きっと、あなたもその根拠が気になるでしょう。
なぜ、そう思うか?
その理由は、2つあります。
1つ目は、株式投資市場における
「アベノミクス・バブルの終焉」です。
これはある種仕方がないと言えば、
仕方がないことです。
もうこの安倍政権も
気がつけば2012年に発足して、4年目です。
安倍首相も自民党内の決まりである人気を
そろそろ終えようとしています。
ですので、かつての小泉元首相のように、
任期を延期するか、他の人材をたてるか、
少々メディアでも話題になってきました。
ここ20年くらいは、任期を満了する首相が
少なかったので、私たちも感覚を失ってしまいましたが、
やはり、任期を満了するくらいですから、
政策に限りが出始めるのは当然でしよう。
実際、安倍政権誕生後、
大規模な金融緩和を行い、
GPIFによる日本株の買い支えなど、
様々な経済政策を打ち出してきました。
その結果、
日経平均株価は2015年に20,000円を
超える水準にまで回復しました。
ただこれまでにありとあらゆる手を尽くしてきたので、
ここから先に打てる大きな手はないと考えています。
だから、ヘリコプターマネーという言葉が出てきていますが、
もう最終手段に近いところまで来ている印象があります。
また、世界的に見ても、
緩和の連続でしたので、金融分野では、
これ以上の政策が、どの国も難しいという側面もあります。
だから、ここから先は、
株式市場にとって、少々厳しい時期を迎えると考えます。
これが1つ目の理由です。
では、2つ目の理由は何か?
それは「景気循環」です。
まさに、これが安倍政権が長期政権になったことで
どうしても避けられないところですが、
景気は循環します。
景気が最も悪い「景気の谷」から景気が
最も良い「景気の山」までの期間が約25ヶ月~50ヶ月周期で
景気とうものは循環します。
ということで、これを元に考えると、
安倍政権が誕生する直前の2012年11月が、
景気が最も悪い「景気の谷」だと考えれば、
日経平均株価が高値を付けた2015年6月で約31ヶ月、
2016年7月で約44ヶ月になります。
だから、景気循環で考えれば
2015年6月で景気はピークを迎え、
現在は景気悪化局面の可能性が高いでしょう。
こればかりは、
ある意味、宇宙の法則に近い自然な流れですので、
なかなか回避が難しいところです。
と、、、このようにこの2つの理由から、
日本株は、ここから数年は下落トレンドに突入すると考えるのです。
ただ、そうはいっても、
世界的に見て、日本は何だかんだいっても強い国です。
他国が大きく経済的にやられる中でも、
そこまでいかないというのが日本でもあります。
だから、必ずしもこのシナリオに乗るとは
言い切れない部分も、もちろんあります。
しかし・・・
これまで上昇一辺倒であった株式市場が
転換しつつあります。
その転換点を見誤ると、
思わぬところで失敗してしまう可能性があります。
だから、私たちシステムトレーダーは、
いつでも、シグナルの奴隷のごとくトレードを継続しましょう。
売買ルールは、下落トレンドでも上昇トレンドでも、
どういった場合でも、統計的に優位なものです。
そして、シグナルは、その売買ルールから出てきているものです。
だから、私たちはそれらを信じて、
着実に利益を積み上げていきましょう。
おそらく、こういった下落トレンドのときこそ、
システムトレーダーの真骨頂を見せられ、
その良さを実感するときです。
だから、周囲の雰囲気にのまれることなく、
私たちは、私たちが選択して道を真っ直ぐ進みましょう。
それが、私たちの望む成功への最短ルートなのですから・・・
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西村 剛
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