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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「ポケモノミクス」
まさか、こんな言葉が急に生まれるとは・・・
あの任天堂が、
再び大きな仕事を成し遂げました。
今の日経平均株価の急上昇を支えている
まさに、その要因がこの言葉の大元、、、
「ポケモンGO」
です。
さすが任天堂としか言えませんね。
任天堂は、あのゲーム機wiiが大ヒットしてから、
スマートフォンでできるゲームに押され、
失速気味でした。
だから、世間の雰囲気は、
「任天堂は時代の波に乗り遅れたか…」という部分も
あったかと思います。
しかし、、、
あるとき、ディー・エヌ・エーとの提携を発表しました。
ですが・・・
ディー・エヌ・エーも課金方式の部分などで
色々あり、何となく全盛の勢いがないような雰囲気でした。
だから、この両者の提携には、
懐疑的な報道も多かったように思えます。
ですが・・・
「ポケモノミクス」
という言葉を生み出すほどの結果を
突如作りました。
ま～、さすがと言いますか、
これぞ日本企業の強みという部分なのでしょうか。
そもそも、ゲーム業界は、
一発当たれば大ヒットですが、
当たるまでの期間が長いので、
その間、体力的に維持できるかが勝負だとも聞いています。
まさに、体力がある企業体質だからでき、
そもそも、花札などの娯楽から、
テレビゲームなどに移行した革新を起こせる企業だから
できたことなのでしょう。
また、ここからどうなるかは分かりませんが、
少なくとも、ここまで大きなインパクトを
作っているのは、さすがとしか言えないでしょう。
そして、米国で公開された、この「ポケモンGO」が
爆発的ヒットになり、
任天堂をはじめとするポケモン関連銘柄が
大きく上昇しました。
まさしく今、これらの銘柄が、
失速気味であった日本株の下支えになっています。
また、先週7/15（金）に新規上場した
（3938）LINEが公募価格3300円を
大きく上回る株価を付けました。
この2つのが大きな要因になり、
これまで重苦しい状況であった株式市場に
少し変化が出てきました。
さらには、、、
今日（7/19）には、東証マザーズ先物がスタートします。
これにより東証マザーズ銘柄で
ひと波乱ありそうな気配です。
他にも、海外ではトルコでのクーデター発生の影響により
為替も円高方向に振れています。
その影響で、今週も株価が乱高下しそうな気配です。
今週も株価が乱高下しそうな気配です。
さて、ここまで勢い良く話してきましたが、
いったんここで冷静になりましょう。
というより、
あえて、このように勢いよく話してきました。
これらのニュースを聞いて、
あなたはいったい何を感じたでしょうか？
もしかすると、「ポケモノミクス」が
アベノミクスに再び勢いをもたらし、
再び株価上昇を描いているかもしれません。
はたまた、トルコでのクーデターで
世界情勢が変わるのではないかと考えているかもしれまえん。
もしくは、LINEのこれからの動き次第で、
株式市場が、どちらに動くかわかると考えているかもしれません。
または、全く違う考えで、
これだけ良い材料があるのだから、
また一気に上昇だ！と考えているかもしれません。
おそらく、一人一人思惑は違うでしょう。
そうです。
私は、ここからコレを、あなたにお伝えしたかったのです。
これだけ材料が目白押しということは
反対に考えると、その材料の動き次第で、
株価が、上にも下にもブレるということです。
乱高下するということです。
特に、ここまで材料が揃っていると、
焦点が定まりにくいので、
今日はあっちのニュースに反応し、
明日はこっちのニュースに反応するという感じで、
全く方向性が見えなくなることが多いものです。
だから、このような相場では、
正直なところ、その日の動きをあてにしたり、
あなたの経験をもとにした裁量トレードで利益を上げるのは、
非常に厳しい状況になるでしょう。
よほど運が良くなければ
非常に難しいと考えられます。
一方、こういったとき強いのが、
やはり、私たちがしているシステムトレードです。
このように日経平均株価が
急上昇している中で、シグナルが思ったように出なかったり、
何となく、ポケモン関連銘柄で利益を上げた人が多いのではないかと思い、
少々悔しい思いをする場面もあるかもしれません。
ですが・・・
これは実際に蓋を開けてみない分からないものです。
実際にそのような人がどれくらいいるか分かりませんし、
もしいたとしても、今の状況で利益を上げることができるのは、
裁量というより運です。
ですので、一発逆転ではなく、
着実に利益を積み上げるあなたであればお分かりだと思いますが、
裁量で得た利益は一発逆転に近いもので、
今度は一攫千金を狙い、一気に利益を失う可能性が高いものです。
ですので、大きく勝った、大きく負けたを繰り返してしまい、
結局のところ、何も残らなかった・・・などということがほとんどでしょう。
ここ最近、私はこのような表現をしていますが、
ここからは、
「アベノミクス・バブルで得た利益を守る」
ことが重要です。
利益を増やすことよりも、
守ることに徹することが、着実に、
そして安全に利益を伸ばすことになるでしょう。
だから、こういったときこそ、
周囲の勢いに飲まれず、私たちは私たちの道を進むことが重要です。
ぜひ、私たちはこのままシステムトレードを継続し、
着実に利益を積み上げていきましょう。
ここからは「伸ばす」よりも「守る」が重要です。
ぜひ、頭を切り替えて、
あなたの大切な資産を守りながら、
気が付いたら、利益を伸ばしているという状況になりましょう。
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西村 剛
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