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From；西村剛
東京の自宅より、、、
「勝率40％」
この数字は、ある戦略の数字ではありません。
でもきっと、日々熱心に勉強するほど
利益を上げることに一生懸命な
あなたであれば、ピンとくるかもしれません。
この数字は、、、
この8月の株式市場の傾向です。
詳細は、このページ書かれているので、
見ていただくとして、
↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/464631/
この傾向が示すように、
8月の株式市場は、トレードしても、
勝率40％が示すように、勝つ確率が低い月です。
つまり、株価が下がりやすい傾向がある月です。
しかも、この傾向ですが、
傾向というくらいですから、
今年だけでなく、毎年この8月は調子が良くないのです。
だから、格言に「夏枯れ相場」という言葉があります。
これは、株式市場にお盆休みがあることや、
実際、私たちもお盆休みがあるので、
取引が減り、売買代金が少なくなることが理由です。
だから、この8月は、
真っ向勝負でトレードしても、
負ける確率が高い月だと言えるでしょう。
では、私たちは、
この8月は、じっと待って
また上がる月を待つしかないのでしょうか？
いえ・・・
決して、そのようなことはありません。
実は、この8月は別の角度から見ると、
私たちシステムトレーダーにとって
非常にチャンスの月といえるのです。
なぜなら・・・
この8月は「逆張り戦略」のチャンスだからです。
今月は、先ほど説明した通り、
○株価が下がりやすい
○売買代金が少ない
ということは、違った見方をすると、
そのような相場環境下では、何らかの悪材料が出て
株価が下がった場合、その株価下落のスピードが早いとも言えます。
その典型例が、昨年2015年8月でしょう。
今年は、年初から暴落が何度も起きたり、
英国のEU離脱で暴落が起きたりしているので、
もう記憶からなくなってしまっているかもしれませんが・・・
昨年8月は「中国株の暴落」があります。
そして、その影響から日本株も低迷しました。
日経平均株価で見ると、
20,946円から17,714円まで一時下落しました。
この悪材料は、ちょっとしたものではなかったので、
通常でも下がりやすいところに、更に輪をかけたのでしょう。
だから、今月はちょっとした悪材料でも必要以上に急激に下落しますし、
普通の悪材料であれば、急激よりも更に急激に下落するということです。
ただ、私たち以外の個人投資家は、
この相場環境を「恐怖」と感じるしかありません。
これまで積み上げてきた資産を、
たった一瞬で失うこともあるでしょう。
ですが・・・
私たちシステムトレーダーは、違いますよね？
このような相場は、むしろ「チャンス」でしかありません。
もし、悪材料で急激な下落が起きたら、
それは、まさしく
「逆張りで利益を上げる」チャンスです。
今年は、通常では考えられない回数の暴落がすでに起きています。
ですので、二度あることは三度のように、
特に今月は、暴落が起きる可能性が考えられるでしょう。
取り越し苦労になっても良いので、
過去の暴落時を振り返りながら、
あなたの逆張り戦略を、しっかりと見なおしておくと良いでしょう。
特に今年はこれまでと傾向が違う年です。
そのようなこともあり、
私たちシステムトレーダーでも苦戦していたり、
これまでよりも損失が出てしまったという話も出ています。
しかし、これを従来の方法でトレードしていたら、
比較にならないほど損失を出していたでしょう。
実際、市場から撤退…いや退場させられた個人投資家も
多々いると耳にしています。
だから、私たちシステムトレーダーも
念には念を入れて、資金管理等を入念に確認し、
許容範囲以上にリスクを取っていないか？
これまでの上昇一辺倒の相場だから良いが、
今のような相場状況では運用が厳しい部分はないか？
などなど、リスク管理に当たる部分を
確実に見なおしておくと良いでしょう。
しばらく難しい相場が続いていますが、
私たちシステムトレーダーがすることはいつでも同じです。
売買ルールに磨きをかけて、
あとはシグナル通りにトレードするだけです。
そうすれば、仮に一時的に損失を抱えても、
着実に利益を積み上げ、最後は成功をつかむことができるでしょう。
決して、ブレることなく、
私たちは、私たちの信じる道を進みましょう。
それが、私たちの望む成功をつかむ、
最短ルートなのですから・・・
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西村 剛
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