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From；西村剛
東京の自宅より、、、
「日本株暴落」
突然、何を言っているのか？
と言われてしまいそうですが、
ここから十分に考えられるシナリオになってしまいました。
ですので、
今日は、来るかもしれない暴落に
あなたがしっかりと準備をして、
利益を上げられるよう、
警鐘を鳴らしたいと思います。
まず、その暴落の要因ですが、
大きな部分は
「安倍政権の経済対策」
です。
先日、安倍政権が28兆円の経済対策を発表しました。
↓
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H8Z_S6A800C1EE8000/
（『アベノミクス再起動 28兆円経済対策、実効性は未知数：日本経済新聞』より引用）
28兆円・・・
その数字だけを聞いても、
非常にだいたんな経済対策といえるでしょう。
28兆円と言えば、
国民一人当たり約23万円の金額です。
そう考えると、
本当に大きな予算です。
政府はこの経済対策を
「アベノミクス再起動」と位置付けているようです。
しかしながら・・・
経済対策を発表した2日以降、株価は続落しています。
正直に言って、
今回の経済対策を株式市場は、
無視するような値動きです。。。
では、なぜ株式市場は、
この経済対策に、無視するように反応しなかったのでしょうか？
その理由は、2つあります。
1つ目は、、、
「即効性のある政策が特段見られなかったから」です。
今回の経済対策では、
○インフラ整備：リニア新幹線開業の前倒し
○AI（人工知能）やロボットを活用した新ビジネスの創出支援
などが盛り込まれてはいました。
ただし、この2つとも、
すぐに経済対策に繋がるとものではありません。
どちらかと言えば、近未来的な将来への投資の政策に見受けられます。
そういった意味では、
即効性を求める投資家たちにとって
目玉政策が見られず、反応が全くと言って良いほどなかったのでしょう。
そして、2つ目は、、、
「経済対策の財源に対する不安感の台頭があるから」です。
当然のことですが、
経済対策を実行するには財源が必要です。
しかしながら・・・
国の財政基盤が弱い中で実行できることは限られます。
ですので、この経済対策の発表を機に、
「日本の財政悪化懸念」が話題になるでしょう。
同時に、外国人投資家による
「日本売り」に繋がる可能性もありそうです。
これら2つのことが理由で、
株式市場は、この政策に対して、無視するような反応だったと言えるでしょう。
ただ・・・
ここからが重要な話です。
株式市場は、今回の経済対策で
ほぼ「材料出尽くし」の状態です。
そして、この8月はちょっとした悪材料で、
いつも以上に株価が下落するスピードが早く、
そして、その下落幅も大きい傾向があります。
ということは。。。
今、日本株を支えるような好材料がないので、
何らかの悪材料がでれば、一気に株価が急落するでしょう。
つまり、起こりうるのが
「暴落」
です。
現状を見る限り、この8月は傾向通りに行きそうです。
ということは、この暴落がいつ起きてもおかしくない状況です。
もしかすると、英国のEU離脱のときのように、
全く予想もしないタイミングで暴落するかもしれません。
あのように何の予兆もなく暴落したら、
きっと、私たちシステムトレーダー以外の個人投資家は、
対策をとることができないでしょう。
しかし・・・
私たちシステムトレーダーは違います。
暴落時に威力を発揮する逆張り戦略を持っていれば、
周囲の個人投資家が危機を迎えたとき、
「チャンス」として、着実に利益を積み上げることができます。
だからこそ、私たちはいつでもやることは同じです。
自分の売買ルールを信じて、
シグナルの奴隷のごとくシグナルに従ってトレードを継続しましょう。
そうすることが、着実に利益を積み上げることにつながります。
そして、その結果、私たちが望む成功に
最短ルートで近づけるでしょう。
そうなったとき、あなたがシステムトレードを選択したことが、
素晴らしい選択だったと実感できるでしょう・・・
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西村 剛
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