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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
意外な話かもしれませんが、
今、本格的にシステムトレーダーになろうとしている人が増えています。
今年は、異例の株価の動きで、
従来の投資法やトレード法が通じず
従来の方法で継続する個人投資家や、
株が撤退してしまう個人投資家が、例年になく多い年です。
私も斉藤正章さんも
トレード仲間に会うとこのような話になりますが、
「今年は、怖くてトレードできない」
「今年は、株を諦める」
というくらいです。
彼らは、自身のノウハウを個人投資家の皆さんに
普及するなどしている著名トレーダーです。
それでも、こんな風に苦戦しているのが、
今年の株式市場なのです。
でも、そうなると人間というのは、
○従来の方法に固執する
○そもそも、取引をやめてしまう
という2つに1つの選択をしがちなものです。
結局のところ、どちらも現実を見ないで
逃避するための作戦になってしまうのですが、
このメールマガジンをお読みいただいている
一部の読者の方は、この2つの選択をせず、
素晴らしい選択をしています。
その選択が
「従来の投資法やトレード法では通用しないことが分かり、
システムトレーダーになることを決意する」
ということです。
もちろん、新しく採用する方法は、
システムトレードでなくて良いのですが、
いずれの方法を採用する場合でも
「従来の方法が違う」と現実を見ていることが
非常に素晴らしいことです。
しかも、システムトレードを選択したのは、
今年一番の素晴らしい選択ではないかと思います。
ちなみに、、、
システムトレードに切り替える理由として一番多いのが、
「ここで本格的にシステムトレーダーにならないと、
このまま資産がドンドン減っていってしまうから」
というものでした。
中にはピークとくらべて、
1/3まで資産が減ってしまったという個人投資家もいます。
アベノミクス・バブルで、
一気に資産を増やしたものの、、、
今年の異例続きの株式市場にやられた…
まさにそのような状況の個人投資家です。
でも、彼らはそこで資産が減っていく現実をしっかり受け止め、
以前からこれは良い方法だと思っていた
システムトレードを選択しました。
そして、そのような彼らが
今、まさにシステムトレーダー1年生として、
売買ルールの改良に取り組んでいます。
そんなこともあり、
先日、このようなご質問をいただきました。
「売買ルールの改良方法が分かりません。どうすればよいでしょうか?」
これは、システムトレーダー1年生の誰もが
はじめに通る質問でしょう。
今は、ストラテジー・テンプレートなどを使えば、
売買ルールそのものは、インスタントに手に入れられます。
ただ、問題なのが、、、
その売買ルールを、いかにして自分のものにするかです。
例えば、このストラテジー・テンプレートは、
5つの最強の投資戦略とも言うべく、
王道の5つの売買ルールがあります。
しかし、これはあくまでも型です。
上手く例えられませんが、
例えば、お弁当が良いでしょうか・・・
シャケ弁当には、必ずこの食材が必要
焼き肉弁当には、必ずこの食材が必要
幕の内弁当には、必ずこの食材が必要
というように、これを成立させるには、
この要素が必要だという部分が書かれています。
ですが、これはあくまでも○○弁当と認めてもらうには
この要素が必要というだけで、
美味しさを追求したら、他の要素を加えても良いでしょう。
売買ルールも同じで、利益を追求するには、
その型に、自分の味付けが必要になってくるのです。
そして、それが改良であり、
システムトレーダー1年生が、まず苦労する部分なのです。
売買ルールの改良法は、
無限大にあります。。。
ですので、どこから手を付ければ良いのかというのは、
なかなか言い難い部分でもあります。
でも、一つヒントになることを
お伝えすると、
「売買代金で分けて改良する」
ということでしょう。
もう少し具体的に言えば、
○超大型株
○新興市場
に分けて改良するということです。
たったこれだけでも、
頭の中が整理され、上手く改良を進めることができるでしょう。
実際、株価の動きを見ていただくと分かりますが、
超大型株と新興市場株の株価の動きは、
大きく異るものです。
例えば、日経平均株価が軟調なのに、
新興市場株は、好調なんていうときもありますよね。
もちろん、反対もあります。
つまり、必ずしも同じ動きをすることはないということです。
だから、例えば押し目買いの売買ルールを
「売買代金50億円以上の超大型株の場合、条件式や指値を緩く設定する」
「売買代金50億円未満の超大型株以外の場合、条件式や指値を厳しく設定する」
と設定してみてください。
単純ですが、たったこれだけでも、
大きく改良することができます。
だから、もしあなたがシステムトレーダー1年生で
改良方法に悩んでいたら、まずこれを取り入れてみると良いでしょう。
まだまだ改良法は、たくさんありますが、
まずは、このように着実に一歩進むことが重要です。
ぜひ、この方法を取り入れ、
まずは一歩前に進みましょう。
そして、日々少しずつ前に進み、
着実に利益を積み上げるシステムトレーダーに成長しましょう。
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西村 剛
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