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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
もし、あなたが
「10万円でシステムトレードしたい」
と質問されたら、
どのように回答するでしょうか？
連日このようなことを言っているような気もしますが、
今年は異例の株価の動きをしていることもあり、
これまでとは違った意味で、
システムトレードが注目されています。
これまでは、資産を「増やす」という目的で、
システムトレーダーになろうとしている人が多くいました。
もしかすると、あなたもその一人かもしれません。
そして、その選択をしたあなたは、
他の個人投資家たちとは違い、
こうやって、日々熱心に勉強し励み、
資産を増やそうとしています。
ですが、、、
今年は、こいった「増やす」ではなく、
「守る」ということを目的に
システムトレーダーになろうと考えている人が増えてきています。
これまでのアベノミクスバブルで
上手く資産を増大させたのは良いが・・・
今年の異例の株価の動きにやられて、
資産が大小に限らず、思った以上に減ってしまい、
ここからこれ以上減らないためには、どうすれば良いか？
と考えて、システムトレードを選択する人も増えているのです。
だから、ここ最近は、
再び、システムトレードのブームの
ようなものが来ていると感じている部分もあります。
ただ、そうは言いつつも、
やはり、資産を増やすためにシステムトレーダーになりたい
というお話もたくさんいただきます。
ですが、まだ資金をそれほど多く用意できない
というお話も同時にたくさんいただきます。
そこで、今日は
「もし、10万円」でシステムトレードをするなら？
についてお話ししましょう。
やはり、斉藤正章さんの著書に
「元手30万円」などと書かれているので、
10～30万円でシステムトレードを開始したいという
お話をよくいただきます。
ただ、私の考えとしては、
「リスク管理」上、銘柄をできるだけ分散したいので、
100万円くらいだと理想かな～というとこです。
これくらいの資金ですと、
いつでも上手く5銘柄くらいに分散できます。
だから、ある意味5銘柄に分散できれば、
10万円でも良いという側面はあるのです。
では、実際に10万円で5銘柄に分散できるような銘柄があるのか？
と聞かれると、正直限られてしまうので、
システムトレードの有効性が保てません。
これでは、個別株を持っているようなものです。
では、10万円で分散させながら
システムトレードをするのは不可能なのでしょうか？
いえ・・・
実は、方法があります。
もしかすると、日々熱心に勉強しているあなたであれば、
もうお気づきかもしれませんね。
その答えは、
「ETF」を使ったシステムトレードです。
例えば、
「1321）日経225連動型上場投資信託」などを使います。
これを使えば、2万円弱の資金から取引することができます。
このようなものを上手く組み合わせれば
銘柄を分散しつつ、ある程度の売買回数を保つことができます。
やはり、10万円の資金を増やしていくには、
売買を重ねて、利益をどんどん積み上げていくしかありません。
ということは、できるだけたくさん売買することが、重要でしょう。
だから、そういった意味でも、
このETFを使うことは、有効だと言えるでしょう。
ただし・・・
絶対に注意しなければならないことがあります。
それは、
「10万円以下だと手数料ゼロ円の証券会社を使う」
ということです。
例えば、年利20％で運用した場合、
利益は、2万円です。
ですので、ここに手数料がかかってしまうと、
非常に寂しい利益しか残らなくなってしまいます。
ですので、、、
中には、金額に応じて手数料が無料という証券口座もあるので、
それを利用して、進めるのが良いでしょう。
そして、この方法で資金が増えたら、
いよいよ、個別銘柄にチャレンジするのも
将来への楽しみがあって良いかもしれませんね。
ぜひ、このような方法も参考に
システムトレードを実践するのも良いでしょう。
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西村 剛
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