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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「ここから先、日本株は上がるのでしょうか?下がるのでしょうか?」
ここ最近、各種メディアの取材で、
このようなご質問を多く受けます。
もちろん、、、
システムトレーダーのあなたであれば、
日本株が上がるか、下がるかは、
全く関係ないことでしょう。
日本経済のことを考えたら、
上がったほうが良いのは当然ですが、
あくまでも一人のトレーダーとして見た場合、
株価がどちらに動こうが、
どちらでも利益を上げることができる
売買ルールを使い分けて、利益を上げるまでです。
だから、正直なところ、
この質問というのは、
私たちシステムトレーダーにとって
全くと言って良いほど、関係のない話です。
ただ、そうは言いつつも、
システムトレーダーの立場ではなく、
また、経済面のことを考えると、
これから日本株が上がるのか?下がるのか?
気になる部分もあるでしょう。
そこで、今日はシステムトレーダーとしてではなく、
アナリストの立場から、これからの日本株について
お話ししたいと思います。
まず、結論を言うと、
「日本株は長期で下落トレンドに入った」
と、私は考えています。
これが今の私の相場観の軸です。
ちなみに、長期は「3~5年」です。
ですので、言い換えれば、
「これから3年から5年にかけて日本株は下落する」
ということです。
では、なぜ私はこのように考えているのでしょうか?
その理由は2つあります。
1つ目の理由は、、、
「景気循環サイクルが一巡したから」です。
景気は、「好況」「後退」「不況」「回復」の
4つを順番に繰り返して、それを循環していきます。
もっと、シンプルに言えば、
良い時期と悪い時期を、順番に繰り返すということです。
そして、そのサイクルは
色々な考え方があり、実際に起きる景気によって、
その長さは変わります。
ですが、目安としてはおおよそ5年です。
ですので、2012年から景気が回復したと考えれば、
景気のピークは、今年2016年です。
株価は、実態経済の半年から1年先を織り込む傾向があります。
それを考慮すると、株価はすでにピークに達し、
後退に入っていると考えられるのです。
だから、この景気循環の視点から、
私は日本株を長期の下落トレンド入りしたと考えています。
そして、2つ目の理由は、、、
「人口減少」です。
その国の経済が上向くかどうかは、
基本的に人口に紐付いていると考えられます。
実際、日本も以前は人口が増加していたので、
経済も常に上向きでした。
しかし、、、
今は、人口減少が始まっています。
これは、根本的に経済を衰退させる原因になります。
だから、政府はあの手この手で人口減少に歯止めをかけようとしています。
現実的な数字を出せば、
2013年の約12700万人をピークに、減少しています。
このままの出生率や死亡率で将来を算出すると、
2100年には、約5200万人まで減少…
200年後の2210年には、約1391万人まで減少…
300年後の2310年には、約423万人まで減少…
遠い将来ですが、2500年には、約44万人まで減少…
という恐ろしい統計データがあるのです。
それを、政府は今いる人口で労働人口を拡大することや、
AIなどによって生産性を上げる対策を考えているようです。
でも結局のところ生産性を上げ供給を増やしても
消費も拡大しなければなりません。
そう考えた場合、一番お金を使う世代と言えば、
何かとライフイベントの多い、40~50代ですので、
彼らがどうなるかが、これからの経済のカギだと、私は考えています。
では、その40~50代の人口のピークはいつか?
それは「2015年」です。
つまり、この人口の視点からも、
ピークを過ぎ、今下向きになってしまっていると考えられます。
消費が増えなければ供給過多になり、
一向に経済は回復しません。
株価は、経済を反映するものでもありますので、
そういう意味でも、長期の下落トレンド入りしたと考えられます。
これらの理由から、
私は日本株は長期の下落トレンドに入ったと考えています。
もちろん、私の考えに反して、
株価が上昇していくのは良いことです。
実際経済や私たちの暮らしを考えれば、
このようにならないのが良いでしょう。
ただ、そのときは良いですが、
仮に、この下落トレンドが、さらなる大きな株価の下落を引き起こしたら、
そのときでも耐え抜けるような戦略が必要でしょう。
もし、あなたがここ2~3年の
アベノミクス相場から、トレードを始めたなら注意が必要でしょう。
ここからは、資産を増大させることではなく
「資産を守る」
発想が重要です。
そして、それが結果として資産を少しずつ増やすことになり、
あなたが望む成功を手に入れることになるでしょう。
だから、ここからは頭を切り替えて
これからの相場に挑みましょう。
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西村 剛
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