警告!! 来年の相場は調子が良さそうですが・・・



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

トランプ氏が大統領選挙に勝利して以来、
それまでくすぶっていた株式市場は、
大きく好転し、一気に上昇トレンドに入りました。

12/4(日)に開催した、
システムトレーダーズ・ミーティングでも、
それまで企画していたセミナー内容が全く合わなくなり、
内容を急きょ変更するという事態が起きるほど、
誰もが予測しない展開が起きた2016年。

 

さて、この2016年ですが、
この好転した株式市場を見て、
「強気」に転じる個人投資家や
現役著名トレーダーも多くなりました。

もちろん、システムトレーダーズ・ミーティングに参加した、
現役トレーダーの皆さんも、それまでの気持ちが一転して、
「明るい話題」ばかりを話していました。

 

ラジオなどでお話しましたが、
私も、もちろんそう思っている一人です。

アベノミクス相場が始まったときと
チャートの形が類似しているので、
あそこまで伸びなくても、上昇することを期待しています。

ですので、きっとあなたも
この年末の勢いが続いて、
来年も順調に株価が上がると思っているかもしれません。

 

しかし・・・

もし、あなたがそう思っているなら、
私は、あなたに「警告」します。。。

なぜなら、2016年は、異例の相場だと言っても、
必ずしもそうではないからです。

 

確かに、今年2016年の相場は、
異例の株価の動きをした年でした。

ですので、統計分析をベースとする
私たちシステムトレーダーにとっては、
苦戦する相場だったと思います。

 

ただし・・・

だからと言って、これが異例か?と聞かれると
何とも言えないでしょう。

〇年初から日経平均株価が4,000円も下がる
〇英国がEUを離脱する
〇トランプ氏が大統領選挙に勝利する

確かに、今年全体を見れば、
異例の株価の動きをしていました。

 

ですが、、、
全体ではなく、例えば上の3つのようなことは、
点で見れば、異例とも言えないのではないでしょうか。

そもそも、日経平均株価が、
4,000円下がらないという保証は誰もしていません。

しかも、株価というのは、上がるのは時間がかかるが、
下がるのはその倍速以上のスピードと言われていますので、
これは十分にあり得ることでした。

 

そして、そもそも英国がEUを離脱しないとは、
誰も言い切っていません。

単に、周囲がEU離脱をしたら得しないだろうと、
勝手に思い込んだにすぎません。

当たり前ですが、投票は結果が出るまで、
どちらになるかわからないのですから、
これも十分にあり得ることでした。

 

最後のトランプ氏が大統領選挙に勝利しないとは、
これも同様に、投票してみなければ分かりません。

これも単に、日本のメディアではトランプ氏が悪のような報道ばかりだったので、
勝手に思い込んだにすぎません。

話題になりましたが、ジャーナリストの木村太郎氏は、
現地で、自分の目で情報を確かめていたので、
この勝利に何ら不思議がっていませんでした。

 

つまり、これらの出来事は、

「両方のことがあると考えずに、
勝手な思い込みで結果を考えていた人にとって『まさかの出来事』」

であったにすぎないのです。

 

つまり、言い換えれば
「偶然ではない」「異例ではない」ということです。

だから、しっかりと、全体と点の出来事を区別して
頭を整理していただきたいのですが、
確かに全体を見れば、今年の株価の動きは異例です。

ただ、記憶に残る大きな出来事は、
異例ではなく、両方考えられることを
私たちが勝手に思い込んで、「異例の出来事」にしてしまったのです。

 

そうです、これが
私があなたに伝えたい「警告」なのです。

「2016年は異例だったな~」と振り返ってしまうと、
きっと、あなたは来年厳しい状況に陥るでしょう。

反対に、、、

「個々の出来事は異例ではなかった」と振り返っていれば
きっと、あなたは来年よい状況になるでしょう。

これは、私の経験でもありますが、
個々の出来事が異例に見えるが、
実際は、異例ではないので、思った以上に頻繁に起こるものです。

だから、もし、あなたが
周囲の強気ムードに溶け込んで、

「来年は今年のようなことはないはずだ!」

と思い込んでいたら危険でしょう。

やはり、毎年何らかの異例の出来事はおきるものです。

 

しかし、その反面・・・
その異例の出来事を、自分の思い込みだけで見ないで、
両方の結果で考えられる人は、
その出来事をチャンスに変えることができるでしょう。

 

例えば、来年2017年も

〇株価が突然下落トレンドに入る
〇日経平均株価が25,000円になる
〇英国に続いて他の国もEUを離脱する
〇安倍政権が終わってしまう

などなど、単に思い込みの中では、絶対にないようなことが、
思い込みを捨てれば、どれが起きてもおかしくないものです。

 

確かに、来年の相場は調子がよさそうです。

でも、今年に異例だと思った出来事は、
来年に起きても全くおかしくありません。

だから、私はあなたに絶対に忘れてほしくないのが、
「リスク管理=資金管理」です。

 

周囲が強気ですと、
なんとなく、その波に飲まれて、あなたも強気になってしまうかもしれません。

そうなると、1銘柄への投入金額が大きくなったり、
レバレッジを大きくしたみたりと、、、

普段の自分では絶対にやらないようなことをしてしまいがちです。

しかも、私たちシステムトレーダーは、
よくも悪くも検証があるので、
計算上上手くいくと、強気がエスカレートしてしまう可能性も否めません。

だから、決して気持ちを大きくせず、
何が起きても、着実に利益を上げられるようにリスク管理していきましょう。

 

安定的に利益を積み上げるシステムトレーダーは、
相場が良いときも悪いときも、どちらでも変わらず利益を上げるものです。

一方・・・

利益をうまく積み上げられない個人投資家は、
相場が良いときだけ一気に利益を上げて、
相場が悪いときに、稼いだ利益を一気に吹き飛ばします。

まさに、一獲千金を狙って、
それがあだとなり、ちょっとしたリスクが大きなリスクになり、
資産を一気に失ってしまうのです。

もちろん、賢明なシステムトレーダーのあなたは、
選択すべき道は決まっているでしょう。

 

強気に出ても良いですが、

〇ひとつの売買ルールへの依存率を下げたマルチストラテジーで運用できているか?
〇過度にレバレッジをかけて運用していないか?
〇1銘柄に投入する資金が大きくなり過ぎていないか?

などなど、必ずこういった部分は気にして、
攻撃と防御をうまく使い分けながら、できるようにしておきましょう。

もし、本当に大きな上昇トレンドがくると、
システムトレーダーは、周囲の個人投資家よりも利益が上がらない可能性があります。

しかし、私たちは、その状況が良いときだけでなく、
状況が悪いときも利益を着実に積み上げるトレーダーです。

だから、それを貫くためにも、ここからは周囲に流されず、
私たちが信じる道をまっすぐ進みましょう。

その一つがリスク管理です。

相場環境が良くなっても、必ずこれは忘れずに注力していきましょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

<新発売!!>【Amazon株式投資・投資信託ランキング第4位!】西村剛の最新著

大好評の5つ星評価・1年以上のロングセラー本の「続編」

株1年生とは、相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人。

株3年生とは、その状態にはなれたが、
「利益を最大化し、損失を最小限にできる人」

2年生を脱却し、3年生になって「もっと利益を上げる方法」とは?

新発売!!『株3年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。