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From;西村剛
東京の自宅より、、、
昨日は、後場に入り
良いニュースが飛び込んできました。
↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131009-00000011-asahi-bus_all
(『FRB次期議長にイエレン氏 初の女性起用 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース』より引用)
そう、次期FRB議長がイエレン氏決まったことです。
昨日の日経平均株価は、
前日比+143円23銭の14,037円84銭でした。
寄付きは、米国の財政問題の決着が見えないことが嫌気され
安く始まりました。
しかし、、、
後場に入り、「次期FRB議長がイエレン氏決定」の
ニュースが飛び込み引きにかけて上昇しました。
今の株式市場の注目点は、
「米国がデフォルト(債務不履行)するかどうか」の1点です。
今のところ、市場の判断は、
米国がデフォルトする訳はないと「楽観ムード」が主流です。
ですが・・・
ここ数日間の米国株の下落を見ると、
少しずつ米国のデフォルトリスクが織り込まれている印象です。
それを考えると、
米国株に関しては、もう一段下落があるかもしれません。
一方、日本株に関してですが、
ここ数日は、予想以上に強い印象です。
通常の流れで考えれば、
米国のデフォルト懸念が強まり、米国株価が下がれば
つられて日本株に限らず、世界の株式が売られ下落するでしょう。
しかし、今回に関しては、
この2日間とも、日本株は上昇しています。
ということは、、、
この2日間で、誰かが日本株を買っているということですね。
いったいそれは誰でしょうか?
もう、カンの良いあなたであれば、お分かりでしょう。
そうです。
彼らです。
「外国人投資家」です。
例のごとく「外資系寄付き前動向」を確認しましょう。
確認すると、
○8日1080万株の買い越し
○9日1270万株の買い越し
予想通り、2日間大幅の買い越しです。
この数字が示す通り、
この外国人投資家の買いが、
この数日間の日本株の底堅さにつながっていると考えられます。
では、ここで疑問なのが、
「なぜ、ここにきて外国人投資家が日本株を買っているのか?」です。
正直申し上げまして、
今のところ、その理由は分かりません。
先日お伝えしたように、安倍首相が「日本株は買いだ!」と
海外で講演したことが好影響をもたらしているのか、
はたまた別に理由があるのかは分かりません。
申し訳ないのですが、
専門家の私から見ても、まだこれだ!という要因は見えません。
ただ、こういったときに、
間違えてはいけないのは、「何が要因か?」と探究することではなく、
今、「外国人投資家が、日本株を再度買い始めている」
という事実です。
この2日間の日本株の株価上昇が
単なる偶然なのか?
それとも、これから続くのか?
それは、この外国人投資家の動向で決まると言っても過言ではありません。
ぜひ、この「外資系寄付き前動向」を確認して、
今後の日本株の動向を掴みましょう。
■追伸
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西村 剛
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