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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
今日は利益の源泉になる
アイデアの話を単刀直入にしましょう。
あなたは、
「低位株効果」
という言葉を耳にしたことがあるでしょうか？
おそらく、ほとんどの方が、
「低位株」という言葉は耳にしたことがあるでしょう。
株価が、50円、60円、70円といった、
株価が低いものが低位株です。
ただ、この低位株は、
倒産リスクが高いということもあり、
多くのシステムトレーダーや、一般的な個人投資家から
敬遠されるものでもあります。
その一方で、本のタイトルなどにあるように、
低位株を狙ったトレード法もあります。
実際、低位株の中には、
倒産せずに復活を遂げ、大きく株価が上昇する銘柄があります。
そして、この低位株は、
株式市場全体がどん底のときに増える傾向があります。
投資家心理が、悲観一色になることで銘柄数が増えます。
反対に、株式市場全体が好転して、
上昇トレンドに入り、投資家心理が楽観一色になると、
銘柄数が減る傾向があります。
と、、、
低位株には、このような特徴があるのですが、
では、「低位株効果」とは何か？
それは、
「株価が低い銘柄のほうが他の銘柄と比べて株価が上がりやすい」
ということです。
この効果を聞いて、もしかすると、
カンの良い優秀なシステムトレーダーであるあなたは、
もう、何かに気がついてかもしれませんね。
素晴らしいです！
やはり、あなたは優秀なシステムトレーダーです。
そうですね、
低位株効果という言葉があるのであれば、
これは売買ルールに応用できるということです。
だから、実際にこのような本があります。
↓
この本は、低位株効果を上手く活用した投資法で有名な
「ジョン・テンプルトン」のトレードの法を解説したものです。
彼は1ドル以下の低位株を大量に分散して買い伝説となった投資家です。
彼はシステムトレーダーではありませんが、
「相場が低迷しているときに低位株を買う」
という売買ルールに則ってトレードをしていました。
周囲の投資家が怖くて買えない状況でも、
全く何も臆することなく買い、淡々と利益を上げていた一人です。
だから、彼はシステムトレーダーではありませんが、
売買ルールにあたる「明確な基準」にそってトレードをしていました。
検証ソフトのようなツールを使っていないだけで、
広義では、システムトレーダーと言えるでしょう。
実際、私は本に書かれた内容をもとに、
数年前ですが、売買ルールの再現を試みました。
すると、しっかりとシステムトレードとして機能し、
彼のトレード法が一過性のものではなく、
再現性のある素晴らしい売買ルールだと分かりました。
と、、、
それが数年前になってしまったのですが、
ここ最近、これまでの研究を振り返り、
この「低位株」に再び注目しようと考え、
再び研究をはじめています。
実は、この「低位株」の分野は、
日本ではあまり研究されていません。
このようなタイトルの本がついたものはよく見かけますが、
深掘りされているかと言えば、決してそのようなことはありません。
ですので、ここを掘り下げることで、
大きな利益を上げるチャンスがあると目論んでいるのです。
例えば、
◯使用中の売買ルールを低位株限定で検証すると、どういう成績になるか
◯低位株の銘柄数をフィルターとして活用できないかどうか
◯相場の低迷期には低位株で運用し、活況期には低位株以外で運用するとどういう成績になるか
など、このようなアイデアを皮切りに、
様々な検証をはじめています。
まだ、始めたばかりなので、
ここでお話できるような効果は得られていませんが、
「ジョン・テンプルトン」のトレード法を再現して有効だったということは、
何らかの利益の源泉が眠っていることが考えられるでしょう。
これは単なるアイデアに過ぎませんが、
ぜひ、あなたの参考になればと思います。
そして、もしあなたのほうが良いモノを見つけたら、
ぜひ、私にこっそり教えてくださいね・・・
もちろん、もらいっぱなしでは悪いので、
私も何かをお渡しします（笑）
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西村 剛
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