投資信託 VS システムトレード



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

ロボットトレード
人工知能トレード
AIトレード

などなど、急激最近このような言葉を聞きます。

その影響からなのか、
比例して、システムトレードの概念も一気に普及しつつあります。

中には、AIなどを使った投資信託もできてきたので、
先日、このようなご質問をいただきました。

 

「投資信託を買うのと、システムトレードで運用するのでは、
どちらのリスクが高いですか?」

 

この投資信託は、そのAIなどではなく、
純粋に従来の投資信託のことです。

確かに、言われてみると、
気になるものかもしれません。

 

ちなみに、、、
ここ数年は、アベノミクスバブルで
市場全体が上昇相場だったこともあり、
あまりこのようなことはありませんでしたが・・・

アベノミクスバブルが始まる前は、

「投資信託に資金を入れたのですが、利益を上げるどころか、
完全にマイナスになってしまいました。
その損を取り返すためにシステムトレードを始めたいです!」

という方が、非常に多くいました。

ただ、その一方で、金融機関から
よくすすめられるものですので、
上手くいきそうだなと思うものでもあります。

では、投資信託とシステムトレードで運用するのでは、
どちらのほうが、リスクが高いのでしょうか?

せっかくの機会ですので、
私の機関投資家としての経験と、
システムトレーダーとしての経験を踏まえて回答しましょう。

 

まず、前提としたいことがあります。

それは、、、

この2つは全く違う投資法、トレード法であり、
運用の手数料が違うので、厳密に比較することができません。

よくよく考えればようですよね。

方や投資信託は、人に預けるので、それなりの手数料がかかりますが、
方やシステムトレードは自分でできます。

それを考慮すると、
やはり、厳密に比較をすることはできません。

 

ただし、

「相場急変時のリスク」

という点では回答できます。

ですので、ここからは
この視点でお答えしましょう。

 

まず、結論から言うと、
どちらの方法にも携わった経験がある私からすると、

「システムトレードのほうがリスクが低い」

と考えます。

 

でも、不思議ですよね?

言ってしまえば、

片方は、投資のプロが運用し、
片方は、投資のプロではない一般の人が運用します。

通常の考えであれば、
プロと一般の人であれば、プロのほうが良さそうです。

野球で言えば、
草野球の選手がプロの選手に勝てると言っているようなものでしょう。

 

ですが・・・
この投資やトレードの分野では違います。

両方を知る私からすると、
システムトレードのほうが、間違いなくリスクが低いと考えています。

 

それは、なぜか?

理由は

「キャッシュポジション(運用資産の占める現金の割合)」が、
システムトレードと投資信託では、
圧倒的にシステムトレードの方が大きいからです。

例えば、投資信託は運用資金のほとんどを
何らかの銘柄に投資しています。

一般的な投資信託は、例えば300万円分購入すると、
売却するまで常に300万円分の価格変動リスクがあります。

つまり、毎日資産が変動します。

 

一方、システムトレードは、
シグナルが出ていないときは、現金で保有していることが多く、
相場急変時以外は、投資資金よりも現金の割合が高いです。

仮に、投資資金300万円で運用しても、
その多くが現金であることから、価格変動リスクは低いです。

 

つまり、常に全力投入している投資信託は、
急落などのリスクを回避することが難しいのです。

だから、大きな損失を受けてしまう場合があるのです。

もちろん、反対に上昇しているときは、
大きな利益も期待できるでしょう。

ですが、そのタイミングで引ける人は
そうそういません。

ですので、結果的に投資信託で上手くいったという人は、
あまり聞かないのかもしれません。

 

しかし、システムトレードは違います。

キャッシュポジションが大きいので、
急落による損失を最小限に抑えることができます。

むしろ、急落時には、絶好のトレードチャンスとばかりに
余っている運用資金を逆張り戦略で買い付けします。

そして、そのチャンスに利益を生みます。

 

いかがでしょうか?

こう見てみると、この2つでは、
システムトレードのほうがリスクが小さいと言えるのではないでしょうか。

これは見落としがちな視点かもしれません。

ただ、言われてみれば
確かにそうだと思うところでもあるでしょう。

だからこそ、私はあなたの大切な資産を
人に託すのではなく、あなた自身で運用することをオススメし、
運用の手助けになることを毎日お伝えしているのです。

ですので、ぜひ改めてこういった視点で、
資産配分を考えてみると良いでしょう。

これまで、「金融のプロ=利益を上げる」と固定概念があったかもしれません。

ですが、その概念は今日で捨てて、
あなたの資産を安全に増やせるのは
あなた自身しかいないと考えたほうが良いでしょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。