これまでのIPO考察

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From；JACK
DINING BAR The Olive 新宿より

IPO相場も4月の残り4社の上場となり、皆様のここまでのブックの獲得状況は如何でしょうか。

とにかく、S級やA級に限らず、1月から3月は27社の新規上場があり、公募価格に対して初値が上場した銘柄は25社でありますから、92.5％にもなっておりますから、とにかく参加、申し込みのスタンスが正解だったと言えます。

また、御承知のとおり、初値が公募価格の2倍以上となる銘柄も続出いたしましたから、今後のIPOの獲得にも熱が入ると思います。

ちなみに、今年は約85銘柄のIPOが行われることから、先週の日刊ヴェリタスから予想銘柄を引用すれば、USJ，東京メトロ、メルカリをはじめ、アルムやエリーパワーと楽しみな銘柄がたくさんありますから、引き続き継続は力なりの精神かと思います。

なお、IPOの獲得手法については、こちらで、じっくりと毎週掲載しておりますので、是非、ご覧ください。ちなみに、実際に初心者の方を当選させるまでをドキュメント形式の報告含め、1年間の連載予定であります。

そのような中、ここまでの上場銘柄が年末同様、セカンダリーが冴えない銘柄が多い感があります。

このあたりは、「そもそも初値が高騰しすぎる」あるいは「連日の上場ラッシュで物色が日替わりとなってしまう」というところが大きな理由であると言われております。

私自身もブックビルディングで獲得した銘柄、またリスクを背負って、初値買いした銘柄がそのままストップ高の張り付きになるという展開は皆無であり、逆に下に振れてから、その日の後場、あるいは翌日以降に反転するというような銘柄が多く、なかなかリスクを背負ったとしてもエントリータイミングが非常に難しいという感がありました。

特に上場日に初値が付かず、翌日に初値が付く、俗に言う即金規制においては、その後はしばし下落することから、そのタイミングで購入して、その日は持ち越し、翌日の初値で売却するというような、やや保有リスクを負わなければ、なかなか成果が出ないところであります。

いずれにしろ、前述した残りの4社の上場が終われば、おそらくGW明けの5月中旬まで、新規のIPO銘柄のリリースがないことから、1月～3月のIPO銘柄で再度、いくつか物色される展開を予想しておりますので、そのような銘柄につきましては、初動にのりたいところであります。

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