日本株、もっと上昇はある?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】





From:西村剛

昨日(8/2)の日本株市場は上昇しました。

日経平均株価は、
前日比0.4%プラスの20,080円04銭、

東証マザーズ指数は、
前日比1.5%プラスの1125.90ポイント

でした。

 

米国ダウ指数が上場来高値を更新したことを受け
日本株も上昇しましたのですが・・・

米国ダウ指数が5営業日連続して上場来高値を更新する一方で、
日本株の動きの目安とも言える
日経平均株価は20,000円を挟んでボックス圏で推移しています。

 

当初、日経平均株価が20,000円を割ると、
周囲では、少々驚くような雰囲気がありましたが、
いったりきたりしていることもあり、
徐々にそれが珍しくなくなってきました。

長期で見れば、日経平均株価は緩やかに上昇しているものの、
短期で見ると、何ともいじらしいボックス圏が続いています。

 

いくら、昨日の日本株が上昇したものの、
このまま日本株は、米国株の波に乗って上昇することはあるのでしょうか?

そこで、今月の株価動向をふまえて、
私の見解をお伝えしたいと思います。

それに伴い、米国株と比較して、
日本株が出遅れている理由を考えてみましょう。

 

まず理由として考えられることが2つ存在します。

一つは政治リスク、一つは地政学リスクです。

カンの良いあなたであれば、
この言葉で、すでに想像がついていると思いますが・・・

 

1つ目の理由は、
「安倍政権の支持率低下」です。

支持率低下を改善すべく、
まさに今日、内閣改造が発表されていますが、
これを控え、今ままで日本株を買い控える動きが投資家の中にありました。

 

そして、2つ目の理由は、再び出てきた
「北朝鮮問題」です。

先週、北朝鮮が発射したミサイルが、
日本の排他的経済水域内に落下しました。

それを受け、外国人投資家が、
日本株の地政学リスクを懸念し、売りに転じました。

これら2つの理由が、今の日本株が、頭打ちになって、
ボックス圏に入ってしまっているのでしょう。

 

では、ここから日本株はボックス圏を抜け上昇するのか?

ということですが、
私は、しばらく膠着状態が続くのではないかと考えています。

政治的な部分は、今まさに発表されている内閣改造でどうなるか
という部分がありますが、北朝鮮問題は、
全く自分たちではコントロールが効きません。

ですが、彼らに動きがあれば、
外国人投資家は反応してしまいます。

それを考慮すると、
すぐに解決ということは想像しにくいので、
株価の膠着状態が考えられるのです。

 

そして、この8月は株価が上昇しにくい傾向があります。

8月は、夏休み期間なので、
国内外の機関投資家が長期休暇をとります。

ということは、彼らは休暇前に、
いったん保有する株式を売却する傾向があります。

そうなると、市場全体の出来高が減少しやすく、
株価の動きが少なくなる上、下落しやすい月なのです。

また、そのような傾向に加え、
出来高が減少すると、何らかの悪材料が出た場合、
「大きく株価が下落する」可能性を、日々秘めた月でもあります。

つまり、株価を膠着させている理由などをふまえると、
一時的な暴落の可能性もあるのではないかと考えています。

 

ただ、そうは言っても、
私は、まだ上昇トレンドが続いており、
今は上昇トレンドの中で起きる一時的なことだと考えています。

しかしながら、8月の傾向と世の中の動きを考えると、
暴落の可能性が否めないでしょう。

ですので、もし暴落が起きても
周囲の個人投資家と同じように慌てるのではなく、
着実に利益を積み上げられるように、
逆張り戦略の準備をしておくことをオススメします。

 

もちろん、株式市場のことを考えれば暴落は起きないほうが良いです。

しかし、私たちシステムトレーダーにとっては、
着実に利益を積み上げるチャンスです。

だから、そのチャンスをしっかりと掴むためにも、
準備は怠らないようにしましょう。

こういったときの準備の度合いによって、
このときだけでなく、今年後半の利益や、その先の利益が変わります。

決して、今の今だけ考えず、
将来につながることだとも思って、準備を進めましょう。

そうすることで、あなたの望む成功に
また着実に近づくのですから・・・

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。