9月相場はディフェンシブ株が狙い目？

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From：檜山裕司

数年前の夏の早朝のことでした。

住んでいたアパートにピンポンとチャイムが鳴り響き、その音で起こされ、不快に思ったのと同時に、時計を確認すると、誰かの訪問を受けるには異常な時間であることに、少なからず不安を感じたことをはっきりと覚えています。

やましいことはしていないつもりでも、朝の5時より前に、一体誰が堂々とチャイムを鳴らしているのか？だんだん怒りよりも不安の比重が多くなり始め、そして、恐る恐るドアの小さなのぞき窓に目を近づけました。

すると、そこには、小さなお婆さんがポツンと一人。

「（へ？）」

知らないお婆さんが、ドアの向こうに一人でいるようで、充分怪しく思いましたが、危険までには及ばないだろうと、ドアを開くことにしました。

「どなたですか？」

目が合うと、ゆっくりとお婆さんが口を開きました。

「ま、間違えました。」

お婆さんはそう言うと、見た目の年齢にあわせた、それなりのゆっくりした動きで共有廊下を戻っていきました。

そこに引っ越して、当時まだ2年ほどでしたが、郵便物などが間違って届いたことなどは一度も無く、もちろん、人が間違ってやってくることなどありませんでした。また、家は、エレベーターの無い、階段だけの4階に位置しているので、わざわざ上って来ない限りは、ついうっかり間違えて来る場所でもありません。

そのため、こんな早い時間に、家を間違えられて憤るというよりも、誰だろ？あのお婆さん。そもそも間違いではない人のところへ、ちゃんと辿り着けるのだろうか？ひょっとして新たな空き巣だろうか?と、疑問符ばかりが頭を駆け巡りました。

そして、ふとカレンダーを見ると、ちょうどお盆の期間でした。

「！？」

あのお婆さんは、お盆にお迎えが来なかったから、きっと自分で帰る家を探しているのに違いないのだ、と思い込むことにして、いつもより早い時間に起こされ、少々興奮気味になっていましたが、それ以上は考えず、ゆっくりと手を合わせました。ふと、そんなお盆を思い出します。

では、本題に入りましょう！ニュースのキーワードは9月の株式市場の傾向です。

9月は、3月決算企業の中間決算が集中しています。そして、中間決算に向けた売りが、彼岸の頃に最も集中しやすい時期でもあります。これが理由で、売りが優勢になりやすく、株式投資の世界では「彼岸底」とも呼ばれています。

そこで今回は、本当に9月相場が下がりやすい傾向にあるのかどうか、株価をデータ分析して調べてみました。詳細は、ぜひ下記のURLをご覧くださいませ！

◆9月相場はディフェンシブ株が狙い目？◆

https://allabout.co.jp/gm/gc/470454/

『AllAboutマネー』に掲載中

いかがでしょうか。ぜひ、こちらの情報もあなたの投資戦略にお役立て頂ければと思います。そして、この情報をもとに、ぜひ、一足先に9月の準備をしていきましょう！

ー檜山裕司

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。著書：暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ)　出版社 : パンローリング

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